
妻のDA64Vエブリイ。
我が家に来て早いことに6年目となる。
購入後すぐに、ピストンリング固着よるオイルバカ食いエンジンであることが判明し、エンジン載せ替えとなりましたが、それ以降はトラブル知らずで毎日妻の通勤を中心としたシティーコミューターとして活躍しています。
しかし、ここの所オイル交換などで下回りに潜ると、オイル汚れがちらほら目立つようになってきました。
載せ替えエンジンも7万キロ使ってるエンジンでしたから、そこから5年5万キロ使って通算12万キロの勘定ですから、さすがにそろそろメンテナンスが必要な頃という事です。
しかしまぁ、この5年でトラブルらしいトラブルはスパークプラグの劣化に伴う失火症状くらいで、あとは定期的なエンジンオイルの交換やミッションやトランスファー、デフのオイル交換、補器類ベルトの交換をしているだけで何も壊れていません。
さすが日本一配送業者に選ばれる軽バンなだけのことはあるなと実感。
オイル漏れはエンジン前面部分からオイルパンにかけて伝い汚れで、クランクプーリー部分からではない模様。
もう1か所あって、タービンからの漏れも確認。
これは下からの目視ではどこから漏れているのか判らないという状況。
取り敢えず、タペットカバーパッキンと、オイルドレンパッキン、タービンやサクション周りの再使用が出来なさそうなガスケット類、あとはヘッド周りの補器類のバキュームホースなどを準備。
あとはストックの中古タービンがあるので一応引っ張り出しておきます。

エブリイはエンジンが座席の下にあるので、狭いし暗いしごちゃごちゃしていてやり辛いです。
手前の物をどんどん外していかないと、目的の物には辿り着きません。

時間をかけて邪魔なものを外していくと、ようやくタペットカバーの概要が見えてきます。
タペットカバーパッキンだけなら、ここからカバーを外して交換するだけですが、まだタービン自体も外して確認したいので、さらに分解していかないといけません。

エンジンメンバー取り外し。
プロペラシャフトの支持部がメンバー上にあるので、ぶらーんてなりますが大丈夫。

タービンはエンジンマウント直上にあるので、マウントもステーごと取り外します。

あとはタービンのオイルドレンパイプとエキマニの遮熱版を外してどかせば、タービンを固定しているボルトを取ることができます。
バンジョーで繋がっているオイルラインと水冷のホース接続二本を忘れずに。
クーラントがどんどん出てきてしまうので、適当に6.3のエクステンションとかを突っ込んでおきましょう。

外したタービン(左)と、ストックのタービン。
このストックはエンジン載せ替え時に外した、元々このエンジンに付いていた物で、10万キロ程度は使われているが、特に問題はなかった筈。

今回のタービンからのオイル漏れは、カタツムリの殻を留めている特殊なネジがほぼすべて脱落していることによるものでした。
コンプレッサーホイールに対してハウジングがぐらぐら動いちゃってましたので、オイルシールが痛んじゃってるかもしれませんね。
ネジを留めなおして漏れが止まるか怪しかったので、やはりストックタービンは使うことにします。

タービンをくっつける前にタペットカバーパッキンを交換しときます。
カバーを留めてるネジは、
ぐるっと外周5か所と2番プラグホール脇の合計6個所。

距離相応のオイル焼けはありますが、特にスラッジで汚れているという感じではありませんでした。
ただ、パッキンはカピカピで、ポキッと折れてしまう位でした。

タペットカバーパッキンはプラグホールも半月プラグも一体形成物で、ネジ部のシールワッシャーなども必要なく、これ一つで全て済みます。
ただ、パッキンのなじみの悪そうな部分には液体ガスケットを塗布しましょう。
いちいち写真を撮ってませんが、外した逆の手順でストックタービンを取り付け。
タービンガスケット再使用、固定のボルト3本、オイルライン、水のホース取り付けと確実に作業し、エキマニの遮熱版、エンジンマウントと戻してゆきます。

タービンのオイルドレーンは高温部が近いこともあって大半がスチールパイプ。
ガスケットもメタルタイプで、考えられてますね。

インテーク周りの配管や補器類を戻しながら、古くて硬くなっているバキュームホースを測り切りしながら交換します。
ここは丁寧に作業しないと樹脂の2WAYジョイントなどは簡単に壊れます。
硬くて簡単に抜けてこないホースは、躊躇わずにカッターなどで切り込みを入れて外していきます。

ついでの作業ですが、一番時間がかかった気がする。。
最後に未接続のホースやカプラーがないか確認してエンジン始動。
タペットカバー、脱着したオイルラインなどからオイル漏れがないかじっくり確認。
バキュームホース周りから二次エアの吸い込みがないか、脱着した触媒前後から廃棄漏れがないか、上から下からチェックします。
タペットカバーの脱着によりどうしてもエキマニにオイルが垂れるので、温まってくると発煙してちょっと焦ります。
それでも新たな漏れがないことが確かであると念入りに確認し、少し走って焼き切ってしまいましょう。
臭いは数日残ることがありますが、仕方ないです。

それでも初めのうちは気になるので、乗るたびに下回りを確認して漏れてこないか確認しましたが、大丈夫そう。
秋にはまた車検ですからね。
外装カスタム後初の継続ですから、このままのスタイルで問題ないか、今一度確認しとかないと。