ヘルメットはなかなか捨てられないですね。。
19歳の時に買ったヘルメットがあります。
内装に負担がかからないように、
ヘルメットのテッペンを下にして、カバーに入れてから
箱に詰めて、押し入れの中段の奥にひっそりと
しまっています。
先日、みん友さんのブログにヘルメットの話題が上がったので久しぶりに風通しをしてみました。
(株)新井廣武製で1978年11月1日に製造された代物です。
このヘルメットが製造された翌年、高等学校を卒業して予備校通いの合間のバイト代で買いました。
1万数千円だったかな?
当時の経済事情ではかなり高価な買い物の一つでしたですヨ。
今のものと比べても仕方がありませんが、今のものは良くできてますね。
当時はシールドを外してかぶるのが一般的?だったので、シールドなんてすぐに捨てちゃって残ってないことが多いのですが、、僕のこのフルヘルについては何故かシールドが残ってます。
その当時から収集癖の片鱗が頭を持ち上げていたのでしょうか?、予備シールドを買っていたのでしょうか?詳細は覚えていません。
内装も今と比較すると貧弱ですが、これでも当時は立派な部類だったと思います。
検査シールによると、
「製造年月日:11178」 「検査は鈴木さん」 「製造者:(株)新井廣武」です。
製造年月日はおそらく米国か英国風の表記でないかと思います。
1978年11月1日と読めば僕の年輪と重なりますね。
「(株)新井廣武」 って 今の「(株)アライヘルメット」の前身ですね。
アライの社員ではないので詳しくは知りませんが、今の社長のお父さんで、帽子屋だった新井で保護帽部門を立ち上げた人が「廣武さん」、2代目さんだと思います。
当時の僕の仲間内では 「ヒロタケ・アライ」で「ヒロアライ」=「HA」が当時のロゴと理解してました。
こちらの検査シールによると、
「製造年月日:070214」 「検査は西村さん」 「製造者:(株)アライヘルメット」です。
製造年月日は素直に2007年2月14日と読めば良いと思います。
しかし早いもので、もう10年もたってますね(汗)
3個くらいのヘルメットをローテーションやその時の気分で使い分けているので年数ほどはくたびれていない感じなのですね。使用後は陰干しして拭いてから押し入れで保管してます。
後ろ姿はどうでしょうか。
素直?というか、プレーンスタイルと言えばよいのか?、飾りがないと言えばよいのか?、
いたってシンプルですね。底面の縁は合皮が使われています。
方や今のもの(10年前ですが)は、通風の排気口があり底面の縁はゴムでしっかり成形されています。
約40年の「タイムカプセル」みたいなものですネ。こうして改めて比べてみると時代の流れを感じます。当時のフルヘルは、デザイン的には「新井廣武商店」も「昭栄加工」も似たようなものでした。
成形?樹脂加工技術に限界があったのでしょうか?
技術の進化がまだまだ黎明期で、メーカーさん毎の差別化が未だだったのでしょうか?
(HAのRS-Z) おそらく死ぬまで持っていると思いますが、どうかな。。。。。
問題は家族です。奴らに見つからないように「隠しておかないといけませんね」(笑)
「ボクノタカラモノハカゾクカラミルトタダノゴミ」・・・
では皆さん、また昭和の話をしましょうね!
バイバイ
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Posted at
2018/03/14 18:36:51