
こんにちは、スタッフSSです。
わたくし事で恐縮ですが、ゴールデンウィークのちょっと前、4月の新年度のゴタゴタを捨て置いて、有給休暇という素晴らしいサラリーマンの権利を行使して、オーストラリアに家族旅行に行ってきました。
そう、あのコアラのいる南半球の“豪州”なオーストラリアです。
せっかくオーストラリアに行くので、仕事のことなんかキレイさっぱり忘れたかったんですが、根がマジメなんでしょうね。サラリーマンの鑑といいますかね、素晴らしい人間性といいますか、モテモテのナイスガイといいますか、もうこのくだり、いいですか?そうですか。
まぁ、せっかくなので、オーストラリアのクルマ事情がどうなっているか、写真を撮ってきたので、ご紹介しようという次第です。
ちなみに、裏づけとなるデータは最小限に、肌で感じた感覚を大事にして書いていますので、ご了承くださいませm(__)m
さて、ひと口にオーストラリアと言っても、日本の国土の約20倍だそうですから、都市によってかなり雰囲気も違うはず。今回私が訪れたのは、メルボルンというオーストラリア第2の都市でして、場所はオーストラリア大陸の向かって右側の南端といったところ。四国で言い換えると、高知県の室戸あたりでしょうか(わかりづらい)。
メルボルンは、ビクトリア州の州都で、「世界で最も暮らしやすい都市」にも選ばれたことのある都市で、F1のオーストラリアGPの開催地というと、ピンと来る方も多いかもですね。
さて、メルボルン空港に到着した我々スタッフSS家族隊ですが、まず我々が目にしたクルマはこちら!

おぉ、タクシーがトヨタ ハイエース!
ハイエースは街中でも商用車として、よく見かけました。

そして、同じくトヨタのカムリ!オーストラリアは言わずと知れた、日本と同じ右ハンドルの国で、メーカーシェアとしては、トヨタが1位だそうですね。ほんと、タクシーはカムリが多かったですね。
知人Aさんに聞くと、やはりトヨタは信頼性が高いという印象だそうです。

かつてフォード・オーストラリアが生産していたテリトリーという、SUVのタクシーがあるのがなんかオーストラリアっぽい。

空港からタクシーに乗って、高速道路から眺めると、やけにかっこいい建物のフィアット、アルファロメオの販売店に、でかでかとステルヴィオの広告ボードが。

渋滞していた高速道路の隣のレーンには、ヒュンダイのi30と、たぶんその前はix35というモデルが。ヒュンダイも良く見かけましたね。高級そうなタクシーだなと思ったら、ヒュンダイの大型セダン、ジェネシスだったり。

さて、30分も走ると、メルボルンの街中に入りますが、メルボルンの市内は、イメージしていたヨーロッパっぽいクラシカルなイメージと違って、ビルがやけに個性的なんですよね。

ドバイ?って思っちゃうような高層ビルがあったり。

そう、市内は路面電車のトラムが走っていたり、右折の仕方が独特なルールの交差点があったりして、同じ右ハンドルといえども、なかなか馴れないと運転は難しいかもと感じました。
さて、クルマの写真に戻りましょう。

ホテルにチェックインして、ぷらぷら歩いて近くのマーケットの駐車場をチェックしてみると、お、トヨタのRAV4。ハイエースも見えますね。

ヴィッツのセダン版、ベルタ、海外ではヤリスセダンですかね(ややこしい)。よく見ると、カローラハッチバックもありますし、スズキのジムニー、これはフェンダー膨れてるのでシエラですかね。

日産エクストレイルですね。グリルがVモーション。
でも、全体的に、日産車のイメージは薄めでした。あまり見かけなかったな、という印象です。
逆によく見かけるなぁ、と印象深かったのは、マツダです。知人Aさんも、最近すごく増えてきた、という印象だとか。

CX-5も、ほんとによく見ました。

これはちょっと市内から離れた郊外ですが、アクセラは新旧モデル問わず、よく見かけました。

現行アテンザも。

こういう透明なボンネット&ライトプロテクターを付けているクルマも多かったですね。
ちなみに写真がなかったんですが(汗)、スバルのレガシィやフォレスターもちょくちょく見かけて、現地の知人Aさんに印象聞いてみると、「スバルはカルトだね」って恐ろしいことを言っていました(笑) それだけ個性的で、ハマってしまう、ということなんでしょうね。
さて、街中に出ていろいろ見てみましょう。
まずは三菱のアウトランダー。

こういうヒッチメンバーを付けているクルマが多いのも印象的でしたね。
オーストラリアというと、三菱の現地生産のイメージがあったのでもっと多いと思っていたんですが、すでに生産を終了して約10年経過していて、見る機会が少なかったです。
お次はフォード。どんどんいきます。

まず目を奪われたのが、このオーストラリアで“ユート”と呼ばれるジャンルの、クーペみたいな2ドアの後部に荷台を設けたピックアップトラック。ちょっと調べたところ、これはフォードのファルコン・ユートというモデルだそうです。

ちなみに、郊外で見かけて、きれいに乗ってるなぁと思って撮影したこちら、たまたま先ほどのファルコン・ユートのご先祖様だったという。1960年代に登場したモデルだそうですが、ピカピカでしたね。
で、大トリでご紹介するのが、オーストラリアの自動車メーカーであるホールデンです。ちなみに、フォードは2016年、トヨタは2017年に工場を閉鎖、ホールデンも2017年に工場を閉鎖したことで、オーストラリア国内で自動車を製造するメーカーはなくなったそうです。

そう、ホールデンというと、このライオンのマークですね。

で、この黒くて速そうなのが、ホールデンの大型セダン、コモドアですね。リップ擦ってるように見えますが、気にしない大らかさがいいですね。
これは最後の自社生産となった型っぽいですが、こういう箱型のFRセダンには惹かれるものがありますねぇ(あ、後ろにスカクーが…)。

ちなみにパトカーはホールデンが多かったように思いました。

こちらは前述のユートタイプのピックアップの荷台にパネルを被せたパトカーですが、どういう用途なんですかね(笑)
というわけで、オーストラリアはメルボルンのクルマ事情を、さらっとご紹介したわけですが、いかがだったでしょうか。
では最後に、印象に残った写真をアップしますね。

オージービーフの熟成肉のリブステーキ。奮発して400g頼みましたが、あっさりしてて、ペロッと食べちゃいました。

ちょっと車種はわからなかったですが、なんとなくいい雰囲気だったので。

オーストラリアでは、マクドナルドのことを、「マッカス」と呼ぶそうで、マクドナルド自身も看板に、「Macca's」と入れて公認しているようです。関西のマクドナルドが、看板に「マクド」と入れるようなものでしょうか(笑)

ホンダの恐らくCX500だと思いますが、このエンジン、今見るとなかなか味があります。

フリンダースストリート駅からすぐのヤラ川にかかるプリンセス・ブリッジからの眺めです。夜景はもっときれいだとか。

というわけで、最後はメルボルン市内から日帰りで行ける、ヒールズビル自然公園(ヒールズビル サンクチュアリー)のコアラでお別れです。
では、また。