
みなさん、こんにちは!
みんカラスタッフのN.Yです。
突然ですが、皆さんが愛車を売却する時に大切にしていることは何ですか?
少しでも高く売りたい!
ちゃんと見てくれるところが良い!
二重査定が心配
クルマを売る時、「どこに売るか」で査定額はもちろん、サービスの質も大きく異なりますよね。
さらに、
細かいところまできちんと状態や装備品を確認しているかどうか?
も、こだわりの愛車をお持ちの、みんカラユーザーにとって大切なポイントではないでしょうか?
10分~15分程度の簡単な査定だと、「ちゃんと見てくれているの…?」と不安になりますよね。
今回、日産「180SX」オーナーであるFさんの査定現場に同行させてもらいました。
Fさんが利用したのが、旧車やクラシックカーを専門に買い取る
「旧車王」。旧車王では、他社よりもクルマを丹念に確認し商談が行われるんだとか。時には2時間以上かかることも。
こちらがFさんの愛車。デビューから30年以上経ち、旧車の部類に入りつつあります。
まずはFさんに、今回愛車を売却する経緯を聞きました。
「結婚を見据え、便利で普段使いできるクルマに乗り換えようと思ったんです。180SXはとても楽しいクルマですが、家族が増えることを考え、4枚ドアのクルマが欲しいと思いまして…」
愛車を維持したくても、費用や実用性などの理由で手放す方も多いですよね。なぜFさんは今回、旧車王を選んだのでしょう?
「180SXは人気車種ですし、このクルマは純正オプションや社外パーツも付いていて、こだわってカスタムした箇所も多いんです。古いですが、消耗品やメンテナンスにもお金をかけ、週に1度は洗車や掃除、ワックスがけもしてきました。今まで手間とお金をかけ大切にしてきたのに、安く買い取られるのが納得できなかったんです」
Fさんは最初、自動車ディーラーで査定してもらったものの、想定よりも査定額が低かったんだとか。
「年式が古いクルマは値段が落ちやすいそうです。定期的に点検し、古いパーツを交換しても故障のリスクがあり、高く買い取るのは難しいと言われました。古くなるごとに一定の割合で値段が落ちるので、180SXのようなクルマは不利ですよね。
走行距離が多かったのも査定額が低い要因でした。年式と走行距離で一律に評価され、メンテナンス内容は査定額に考慮されない。市場に出てこない希少パーツや純正オプションも反映されず、現車確認は10分で終わり悲しくなりました…」
ツライですね…。Fさんは、査定額だけではなく、愛情込めて手入れしたクルマが、短時間の現車確認で終わってしまい、「ちゃんと見てくれていない…」と納得できなかったそうです。
Fさんの愛車は、エアロパーツやホイール、エンジンまで手が入ったこだわりの1台。カスタムもちゃんと評価してくれると良いですよね。
そんな中で出会ったのが
旧車王。では実際、どのように査定が行わるのか見ていきましょう。
この日査定にいらっしゃった、旧車王のIさん。名刺をもらい驚きのポイントが!
Iさんの肩書は
「コンシェルジュ」。旧車王のコンシェルジュは全員クルマ好きで、Iさんも相当なマニアとのこと。
まずは、愛車の売却理由と希望額をFさんに確認します。
「ご希望額、承知しました! 精一杯頑張らせていただきますので、早速”鑑定”を始めさせていただきます!」
“査定”ではなく”鑑定”なのが旧車王スタイル。Iさんは、外装や内装の写真を一通り写真に収めていきます。
FさんはIさんのプロ意識に驚いたそう。
「コロナ対策で、ゴーグルとゴム手袋をはめていて、細かな配慮が行き届いていると感じました。車両の扱いも丁寧ですし、ここまでしてくれる業者は他になかったですね」
Iさんは「失礼します」と一言添えて車内に乗り込み、キーをひねります。
走行距離とエンジンのかかりの良し悪し、アイドリングの調子を確認。バケットシートのショルダー部分が擦れてしまわないよう、丁寧に乗り込んでいたのも印象的でした。
ドアを閉める時も、最後まで手を添えて丁寧に。
続いてエンジンルームの確認に移ります。
他の査定では見られなかったという箇所を入念にチェックするIさん。
Fさんが不思議がっていると、Iさんから衝撃の事実が…。
「Fさん…こちらのおクルマ、事故車ですね…」
「えっ!?」
驚きを隠せないFさん。
「買った時は、事故車と知らされなかったのでショックでした。事故歴を隠して販売するケースは珍しくないと聞いてましたが、まさか自分の愛車もそうだったとは…」
事故歴は、ボディ継ぎ目のシーリングや錆の状態で判断できるとのこと。こういった専門知識と判断力を備えているのも、コンシェルジュの強みです。
フロアの下を覗き、フレームの歪みや擦れを確認。髪の毛が地面に着いてもお構いなし。プロ意識を感じます。
ドアを開け、ウェザーストリップを少しずつ外して継ぎ目を確認。
「修理の跡が、ここにもありますね…」とIさん。
スペアタイヤを外し、ラゲッジ周りの継ぎ目と錆の状態を確認。
「年式の割には、状態が良いですね!」
鑑定結果を細かく記録していきます。すでに1時間以上経ちましたが、Fさんは待ちくたびれるどころか満足げ。
「時間がかかっているのが逆に嬉しいですね。大切な愛車をきちんと見てくれて、適正な価格で買い取ってもらえれば、納得感は高いです」
ここで
「大変お待たせしました。鑑定終了です!」とIさん。
果たして、いくら値が付いたのでしょうか?
「率直に申し上げると、事故車ということもあり、ご希望の価格を実現するのは難しいです…。ですが、プラスになる部分もあったので、精一杯頑張らせていただくと、弊社の基準では○○万円で買い取らせて頂ければと思いますが、いかがでしょうか?」
Fさんに提示されたのは、希望には届かないものの、他社よりも高い金額でした。
「ありがとうございます。やっぱりこのクルマは、これぐらいの金額になってしまうのですね…」
するとIさんは、
「でも、Fさんがとても大事に手入れされているのは、クルマからとても伝わってきましたよ! もし〇〇万円だと、いかがでしょう?」
Iさんは、Fさんの気持ちに応えさらに希望に近い金額を提示しました。
「えっ! さらに頑張っていただけるのですか…!? 是非、よろしくお願いいたします! 何より丁寧に細かい箇所まで見ていただいたのが、とても嬉しかったです。ありがとうございます!」
とFさん。その場で旧車王との契約を決めました。
「結果的には、他社よりも15万円ほど高い金額で買い取ってもらえました。事故車であることが判明したものの、その他の状態や装備品も勘案してくれたみたいです」
今回契約を決めた1番の理由を聞くと、
「愛車のことを一番深く理解してくれた安心感です」
とFさん。
「長く乗ってきた愛車だし、大切に手を入れてきたから、それを理解してくれるところに買い取ってほしかったんです。古いクルマを扱うお店はたくさんあっても、クルマの特徴や個体差、価値をしっかり判断してくれるのが旧車王だと思います。専門店だからこそ分かる部分がしっかりと金額に反映され、大満足です!」
Iさんのプロ意識の高さも重要なポイントだったとか。
「クルマの知識が豊富で、車両の扱いや説明も丁寧で信頼できました。こだわりのカスタムポイントも理解してくれて、それを査定額に反映くれたのも驚きです」
長く愛したクルマには、思い出がたくさん詰まっているもの。だからこそ、愛車を手放すという決断は簡単ではないですよね。
「思い出をたくさん話したら、『ホントに売るんですか?売るのやめませんか?』と言われました(笑) でも、Iさんなら売っても大丈夫だと思えました」
クルマとオーナーのストーリーが詰まった愛車。数値に現れない価値が詰まっているからこそ、それを理解してくれる人に売りたいと思うのは、自然なことかもしれません。
最後にFさんは、恐る恐るIさんに聞きました。
「ちなみに、二重査定は無いですよね…?」
二重査定とは、仮の査定額を提示し、クルマを引き取った後再度査定を行い、最初に提示した金額よりも少ない額で買い取る手法。残念ながら、買取現場では二重査定が横行されていることも事実で、大切な愛車との別れ、後から値が下がってしまったら悲しいですよね…。
「もちろん、二重査定は一切無いのでご安心ください!」
旧車王では、現車確認にじっくりと時間をかけ、細かい部分までコンシェルジュが鑑定を行っているので減額する必要がないんだそうです。
古いクルマを売りたいけど、きちんと評価してくれるところが見つからない…。そんな時は、
旧車王に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
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