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カーク艦長のブログ一覧

2008年12月25日 イイね!

連続D5小説「はるのアナグマはみた」第6回ネコ助の淡い恋

連続D5小説「はるのアナグマはみた」第6回ネコ助の淡い恋(出演)
はるのアナグマ ・・・ はるのくまくま
ネコ助     ・・・ デコ助
(スペシャルゲスト)
ネクタイ男   ・・・ Dosan:5

「あんたほんまに網走での出来事忘れたんか」
婆ちゃんは、ネコ助の顔を睨みつけた。
ネコ助はしばし考えたが、はっと顔を上げた。
「ほら、思い出したじゃろぅ。ユウコちゃんのことを。もう28年前のことでも、しっかりと覚えているやろ、ユウコちゃんのことを・・・」
「あああぁ・・・」と、意味不明の声を上げるとネコ助はへたり込んでしまった。
「な、なんや?ユウコちゃんって誰やねん?」
はるのアナグマもしゃがみこんで、ネコ助の顔を見つめた。
「ユウコちゃん・・・」

 ネコ助は、はるのアナグマに説明を始めた。
それはネコ助がまだ血気盛んな若者であった頃のことである。当時ネコ助はヘビメタ青年として、仲間とともに全国を回っていた。いわばドサ周りのような感じだった。
毎日一食という貧乏旅行だったが、その年の夏は北海道一周の旅に出ていた。
 そして、網走に寄ったときの事である。あるバーでヨッペケの連中とネコ助たちが喧嘩をはじめた。一見怖そうに見えるネコ助だが、実は弱く、一人ぼこぼこにやられてしまった。そのネコ助を助けたのがユウコであった。
 紙面の関係上、具体的に細部まで書くことはできないが、このことがきっかけになって、ネコ助とユウコは恋に落ちた。
 バンド仲間が次の街へ旅を続けても、ネコ助は網走に残り、ユウコとの暖かい日々を送った。ネコ助にとって初めての心暖まる人、心暖まる場所だった。
 しかし、彼は若かった。冒険心にも満ちていた。ひとところに留まり、愛をはぐくむよりも、仲間が待つ街へ向かうことに決めた。
 ユウコは何も言わず、再び旅立つネコ助を見送った。
 ネコ助にとってある年の淡い夏の思い出だった。
 その後ネコ助が、網走を訪れることはなかった。

そこまでネコ助が説明すると、ばあちゃんが一枚の写真を取り出した。
「この子はな、彩(あや)っていうてな、私の孫なんじゃ」
ネコ助とはるのアナグマは、写真を覗きこんだ。
「ありゃ、またかわいい。小倉優子そっくりじゃん。」
「彩の母親はな、ユウコなんじゃ。メコ助はんが付きおうたユウコ、つまりわしの娘じゃ。」
「そうなんですか?」
ネコ助とはるのアナグマはばあちゃんをしげしげと眺めた。
「そしてな、彩の父親はな、そこにいるメコ助さんなんじゃ。」
「そうなんですか・・・え、ええ~!!」
ネコ助もはるのアナグマも飛び上がるほどびっくりした。
「え、え、え、こんなかわいい子がネコ助さんの子供だって!???」
「そう、メコ助さんの子供じゃ。そしてな、彩がな、一度でいいから父親にあいたいいうてな、網走で待っておるんじゃ。なんせ、小さいときから彩は私が育てたよってな、結婚する前に一度でいいから父親に会いたいとな・・・」
はるのアナグマが怪訝な顔してばあちゃんに尋ねた。
「婆ちゃんが育てたって、ユウコさんはどうしたの?」
「メコ助さんが網走を去ってからまもなくな、子供ができているのに気がついたんじゃ。ユウコはな、一人で育てるいうてな、彩を生んだんじゃ。それからまもなくして、ユウコは病気で死んでしもたんじゃ・・・」
ネコ助は直立不動のまま動くことができなかった。
「そ、そ、そっか。こりゃネコ助はん、彩ちゃんに会いに行ってあげなあかんやろ。」
はるのアナグマは、ネコ助を見つめた。
「そ、そ、そんなことできるかいな・・・どんなつら下げていくねん。だいいち、今のおいらは網走なんか行く金もないんだ・・・」
「よし、それなら、デリカ仲間をDONGURIに集めるから、みんなで相談しよ!いや、いっぱい集まるから今回は烏丸五条のコア集合やな。さ、みんなでネコ助はん、応援するで~!」
はるのアナグマは小さな体で腕組みをして、うんうんと頷いた。

その頃、北海道で一人の男がくしゃみをした。
「どうも何か、大きなことが起こる予感がする。よし、いっちょ、気合を入れるか!」
男はそういうと、ネクタイをはずし、鉢巻のようにおでこに巻いたのだった。

つづく
Posted at 2008/12/25 23:12:09 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月24日 イイね!

忘年会の場所

はるのアナグマさ~ん、

早く穴から出てきてくださ~い

忘年会の場所って、

DONGURIでした?

それとも、

「叶匠寿庵 ハードコア」

でした??

担当者さんが、迷ううと困るので~

で、何時集合でしたっけ?

ー◎◎ー
Posted at 2008/12/24 11:08:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月23日 イイね!

東京での出来事・さらに続きます。-◎◎ー

東京での出来事・さらに続きます。-◎◎ー切符紛失事件が解決し、
やっとホテルでくつろいで寝支度に。

(なんで、ここのホテルには、XXチャンネルがないのだ!)

その前におしXこを済ませ、ふと便器を見ると、
ダイヤル式のウォッシュレットのスイッチが。
こんなの今まで見たことなかったのですが、

そうです、D5のあのダイヤル式のスイッチと同じようなものが
付いていたのであります。
メモリがゼロになっていたため、スイッチが切られていると思い
明日の朝使うときにすぐに出るようにと、
メモリをまわしておいて、ベッドに潜ったのでした。

すると、トイレからずっと水の音がして停まりません。
なんかおかしいなと思い、トイレを覗くと、
なんと、ふたと便座の隙間から水が溢れ出し、
床が水浸しになっているではありませんか!
「これはトイレの水が詰まったに違いない!」
と思った私は、確認のためにふたを開けました。

次の瞬間、私の顔にシャワーの一撃が!
ウォッシュレットの水が私の顔を直撃したのでありました。

つまり、ダイヤルを回すと水が出て、ダイヤルを戻すと水が止まるという
極めて単純なウォッシュレットだったのです。

というわけで、切符騒動に振り回された最後の締めくくりは、
ウォッシュレットの水をかぶって終わったのでありました。

あ~あ~・・・・

ー◎◎ー

写真は、がらがらのグリーン車であります。
電車に乗れば、こんな写真ばっかりです^^
Posted at 2008/12/23 03:13:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月22日 イイね!

身分相応ということですねー◎○ー

身分相応ということですねー◎○ー12月20日、それは多忙な日でした。
朝から東大阪市の某所に研修講師で行き、その足で近江八幡市での研修受講に走り、
終わったら京都まで戻り、(しゃもにさんや、Gぱわさんはこの辺りから乗ってるんやと草津付近で思いながら)東京行きの新幹線に飛び乗りました。
某出版社の研修講師に呼ばれたため、切符もこの出版社が用意してくれたのですが、
何と用意してくれたのが、グリーン車ではありませんか!
思わず、切符売って夜行バスで行こうかなと思いましたが、この歳になるまで一度しか乗ったことがないグリーン車。
わくわくしながら、お弁当買ってグリーン車を満喫したのでありました。
さて、いよいよ東京駅に近づき、シャツのポケットに入れた切符を取ろうとしたら、
ない!切符がない!
シートの隙間や、シートの下や、車内で見ていたP&Dマガジンを振れども振れども落ちてこず・・・ありとあらゆるところをみてもない!
そうこうしているうちに、東京駅へ。

グリーン車担当の女性に探してもらうも見つからず、冷たく駅員に言って下さいと。
「あなた、私がここに座ってたの、検札したし、証明してよ」
って、ことも聞き入れられず、
改札へ行くと、京都からの料金を再度払ってもらわないと出れません!と・・・

とほほほ・・・
なんてことか・・・

仕方なく、自由席分で構わないということで、1万3千近く払ってしまいました。
もし切符が出てきたら、返してくれるとのことでしたが・・・

やっぱ、この不況の折に、グリーン車で浮かれてた罰があたったか・・・
身分相応をつくづくと感じたのでありました。

それでもホテルへ帰って、服を脱いでどこかに挟まっていないかと、
シャツを振れども出てこず・・・

あ~ショック!

最後に靴を脱いだら・・・
「あ~、こんなところに!」

たぶんポケットから携帯を出し入れしているうちに、
切符がこぼれ落ち、それが偶然にも脱いでいた靴の中に入り、
そのことに気がつかずに履いてしまったのですね。

要するに、ずっと持ち歩いていたということです。

ー◎◎ー

身分相応
私にはやっぱり、グリーン車なんて似合いません。


ちなみに、翌日出てきた切符を持っていったところ、
何故か戻ってきたお金は手数料引いて1万4千円以上

もちろん、黙って受け取り、お弁当代にしました。

ま、最後はちと得したわけですが、
ちかれた1日でした。



Posted at 2008/12/22 18:43:27 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月16日 イイね!

番外編「スタートラック帝国の大誤算」(予告編その2)

番外編「スタートラック帝国の大誤算」(予告編その2)「大不況軍団」の攻撃はすさまじいものがあった。
出撃したU型潜水艦12隻のうち
無事に帰港したのは、
U911とU707の2隻だけだった。

「こいつのステレス型セイルですら、奴らには見つかっちまう。」
デコ助艦長は、葉巻をくわえながら、
悔しさをぶちまけていた・・・
(写真は無事寄港したU911とU707)

一方、蟹工船に偽装した共和国フリーゲート艦MC205も
暗雲のなかから次々に現れてくる
大不況軍団の戦闘機に激戦を強いられていた。
「フリーゲート艦GM沈没!」
「あ、グライスラーも爆発した!」
「フォートも炎上中だ!」
「なんと、巡洋艦トヨータも攻撃を受けている!」

そこへ一隻のフリーゲート艦が応援に駆け付けた。
MC229「はるくま」だった。


こうして、帝国軍も共和国軍も「大不況軍団」の
烈火のごとくの攻撃に悪戦苦闘していたのであった。

ー◎◎ー

おいおい、
本筋の「はるのアナグマは見た」の小説は
どこへ行ってしまったんや?
Posted at 2008/12/16 18:32:25 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「車が、ですか?」
何シテル?   05/24 12:39
人との関わりが深い仕事に就いています。暗いニュースが多い昨今ですが、「あったかな」何かに出会いたいと、車を走らせています。みんカラは初めてで、不慣れなことも多々...
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