ダイハツのオンライン査定がおもしろい

先日ネットを徘徊していると、「ダイハツ販売会社のオンライン査定(AI査定)で買取金額が分かる」との情報を得ました。

ネット上でクルマを査定するサイトはたくさんありますが、どれも個人情報を入力しなければならないので、「ちょと相場が知りたい」だけでは利用するわけにはいきません。
電話やメールがバンバン来ても困りますからね。

ところがこのWebサイトは個人情報を入れなくても金額を算定してくれるとのこと。
なのでうちにある9台のクルマにどの程度の価値があるのか、査定してみることにしました。

使用したのは以下のサイトです。なお東京販売以外の販売会社でも同様の査定が可能なところがいくつかあるようです。
https://daihatsu-tokyo.co.jp/

入力項目は全て選択式で、メーカー/車種/年式/グレード/カラー/次回車検時期、あとは車種によって排気量や駆動方式の選択がある場合があります。
修復歴の有無やキズの状態、オプションなど個別状態についての入力はないので、あくまでグレードや走行距離による概算のようです。

ですがグレードは結構細かく選択できるのがおもしろいところ。

例えば私が所有するサバンナRX-7の1990年式を選択すると、グレードはGT-R/GT-X/アンフィニ/GT/GTリミテッドスペシャルエディション/カブリオレ、が候補に挙がります。

これを1989年式にすると前期にしかないGTグレードが加えられたり、1992年式にするとカブリオレ/ファイナルバージョン、の2つだけしか選べなかったりと、思わずニヤリとしてしまいます。

うちのクルマの査定予想としてはR35 GT-Rが最も高く、次いでBMW218d、あとは旧いクルマばかりなのでたいして差がつかないのではないかな、というところです。

結果はどうだったでしょう。
具体的な金額は記載しませんが、イメージ的には以下のような感じになりました。

GT-R>>>>>>>>>>FC3C>>>FC3S>BMW218d>>>ビート>>アルファ156>アイ

GT-Rがダントツだったのは予想通りですが、FC2台がBMW218dを上回ったのが驚きです。
なにせ5年落ち2.6万kmの218dに対して、FC3Sなんか31年落ち17.5万kmですからね。
これも旧車価格高騰が反映されているためでしょうか。

FC3C(カブリオレ)の方がさらに高いのは、6.6万kmと走行距離が少ないことと、ファイナルバージョンであるためと思われます。

なお、初代カローラ(KE11)とスプリンタートレノ(AE86)は査定できませんでした。どんな車種を選んでも1989年(平成元年)式以降しか選択できないので、昭和のクルマは査定対象とならないようです。

また1989年以降の販売車種でも、超マイナー車種(ユーノス300、NXクーペ、スタリオンなど)を選ぶと、「選択されたお車は大変希少な種類のため、ぜひお近くの店舗にお問い合わせください。」となってしまいます。

というような若干の制限もありますが、輸入車も含めてほとんどのクルマが査定できるようなので、実際の買取金額はまた別として、いろいろなクルマがどんな評価をされているのかを見るだけでも楽しめます。

またグレード、走行距離、カラーの違いでどの程度金額が変わるのか、いろいろパラメータを変えてみるのもおもしろいかもしれませんね。(^^;)