
6月下旬のこの時期は、北海道旅行に行くのが毎年恒例となっております。
毎回同じような旅ですので、旅行記を書いたところで面白くないでしょう。
なので旅行中の事件と言うほどのことでもないのですが、ちょっとした出来事を3つ紹介したいと思います。
まず最初に稚内発旭川行き特急サロベツでの出来事。
しばらく走行した後、駅でもなんでもないところで緊急停止。
そして「ただいま鹿と衝突致しました。状況を確認致します。」のアナウンス。
北海道あるあるですね。過去北海道では何回か乗った列車が鹿と衝突したことがあります。その際は早い時で30分、遅い時には1時間以上その場で停止していました。運転士さんと車掌さんで鹿を撤去したりしてましたから。列車を動かすだけが仕事ではないので、JR北海道の乗務員の方は大変です。
ところが今回はわずか12分で復旧。どうも衝突した鹿が見つからなかったみたいです。衝突後にぴょんぴょん跳ねていったのでしょうかね。鹿も案外丈夫みたいです。
次に札幌発釧路行き特急おおぞらでの出来事。
帯広を過ぎて次の池田駅で予約していた駅弁「十勝牛ワイン漬ステーキ弁当」を受取ります。これ、好きなんです。

駅弁と言っても駅で販売しているわけではなく、電話で予約すると指定した列車の到着時刻に合わせて池田駅のホームまで持って来てくれるという独特のシステム。たいした儲けにならないと思われるのに、今でも存続していることに感謝です。
幸い隣の席が空いたので、包み紙や弁当の蓋はそちらに置いて、おいしく頂きました。
食べ終わったのでゴミを捨てに行こうと隣の席に置いた包み紙や蓋を取ろうとしたところ、何やら白い物体があることに気付きます。

女性用の財布のようです。そういえば札幌から帯広までは隣に若い女性が座っておりました。おそらく彼女のものでしょう。ポケットから落ちてしまったのでしょうか。列車から降りる際は、今一度座席を確認した方が良いですね。
中身を確認してみると、現金は数千円なので痛手にはならないでしょうが、クレジットカード等が入っています。さすがに連絡先が分かるようなものはなかったので、車掌室まで行って車掌さんに渡しました。無事に本人の元へ戻ったでしょうか。
3つ目はレンタカーの話。
今回車種指定はしていないので、やって来たのはシルバーのトヨタヤリス。一番レンタカーでありそうなクルマですね。でも私は現行ヤリスは一度も運転したことがないので、これはこれでOKです。
手続を済ませた後、本当はナビの設定変更やらスマホの固定やらを済ませてから出発したいのですが、担当のお姉さんが見送り体制で待ち構えているので、これらは後回しにしてとりあえず店を出ようとクルマを動かします。
こういう時に最低限確認するのはトリップメーターと燃料系。トリップメーターはゼロで良し、燃料系は・・・・これは満タンではないんでないの。

見送りしようとしているお姉さんの前で停車し、燃料系を見てもらうと「バッテリーが弱っているのかもしれません。すぐに他のクルマを用意します。」とのこと。
単に満タンにし忘れただけではないの。これがアルファロメオなら「アルファですからね、ハハハハハ」で終わりでしょうが、令和3年式の国産車の燃料系が正しく表示されないなんてことは、ちょっと信じられません。
そして代わりに用意してくれたのが白のヤリス。ヤリスはたくさんあるみたいですね。実際、この日各地の駐車場で遭遇したレンタカーのヤリスの多いこと多いこと。隣もヤリス、後ろもヤリスなんてこともありました。
こちらの燃料系も確認。これが本来の満タン表示でしょう。やはり出発前の確認が大事です。

これでようやく出発。ヤリスはトヨタのベーシックカーらしくクセや扱いにくさがないので、いろんな人が運転するレンタカーには向いています。台数の多さも納得です。
今回の訪問箇所も初めてのところは少ないですが、それでも摩周湖にカムイテラスという展望デッキが新設されていたり、
幣舞橋のたもとにモニュメントができていたりと、少しずつ変化しているので飽きることはありません。
そしてレンタカー返却時に同じお姉さんが対応してくれたので、あのシルバーのヤリスはどうなったのか尋ねてみました。
すると、やはりあれ以上給油することはできず、その後エンジンを掛け直すと燃料系が満タン表示されたため、別のお客さんが乗っていったとのこと。
うーん、そんなことが2年落ちのトヨタ車で起こりえるのか。信じられません。
というわけで、短い期間でもいろいろあるのが旅行のおもしろいところですね。(^^;)
Posted at 2023/06/27 21:55:36 | |
トラックバック(0) |
その他 | 日記