2016年01月10日
通信の話
根本的に通信に関する事柄は規格に準じなければならない。
基準周波数・信号波形・その他諸々
どこか逸脱しても成り立たない。
また、何のための通信かにもよって器機間の通信頻度も限度がある。
BEATのECUのマイコンに状態出力用のシリアルポートがある。
使われてるマイコンが元々持ってるUARTポートで、デバック用に10bit送り込むと
該当アドレスのDATA送ってくるようにプログラムが書かれている。
あくまでデバック用だから、こいつの通信負荷迄は考えられてはいないだろう。
余計な割り込み増えるんで。
ま、それはそれとして、このポートの通信プロトコルは速度が専用の物で、パケット構造も
非対称の代物。
はっきり言って通信スピードと波形構造が決まってるだけのような代物。
よってシリアル通信ではあるが、既存のRS232C等で通信出来はしない。
何も理解できん連中が、当時出始めたUSB-232C論理層変換機で通信できないとかバカなこと
やってんのに対して規格外のものとはできん、と言ってもやろうとするんであきれたが。
RS232Cにかぎらんが規格通信プロトコルは厳密な物だ。
通信時の基準クロックが厳密に決まっていて、揺らぎの限度値も決まっている。
そこから逸脱したら通信成立しないし、してはいけない。
パケット構造についても同様。
故にPICやAVRなどのマイコンを用いてプロトコル変換する必要がある。
プログラマブルディバイス使わない限り不可能な通信なんだ。
そして、通信規格が決まっているからと言って、その運用法以外の使い方をすれば
トラブルが起きて当たり前。
OBDなんてのは車載コントローラーの異常履歴などを外部で参照するための物。
よほどの事がなければ、接続しっぱなしで走行すたりすることは考慮されていない。
通信による負荷でコントローラーの処理能力食いつぶすので本来の制御動作ができなくなるからだ。
まして、正規の通信用ICでない物を使ったバッタ安物なんかろくなコトねーわな。
所詮バッタ安物をまともに使えるわけがねーんだよ。
HIDにせよLEDにせよOBDにさすモンも同じよ。
所詮ゴミ。
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Posted at
2016/01/10 00:29:28
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