
まぁこんなもんかね、あとは暴走検出・保護に温度測定するくらいか。
バッテリーはすべて化学物質の化学反応を使用して構成されたケミカル部品。
注:ここで扱うバッテリーは蓄電池のこと。
それ故、充放電は化学反応のその物に他ならない。
んで、反応速度が速すぎると暴走により急激な発熱が起き爆発するのは現在存在している
バッテリーどれでも同じ。
燃焼も急速反応させれば爆燃、反応が高速化すれば爆轟となる=よーするに音速超えた
爆発、火薬の燃焼だわな、エンジンだとデトネーション。
で、種類によりセルの定格電圧はほぼ一定。
鉛は2.0V前後 ニッカドやニッケル水素は1.2V リチウムイオンは3.6V前後(現実には
2.8~4.2V位の幅があるが・・)
して充電時は、定格放電電圧よりも高い電圧を加え電流を化学物質に換えて蓄電する。
この印可電圧が鉛はずぼらでもある程度の寿命が維持できるので、いまでも使われてる
わけだが・・
重量対比で蓄電能力がねぇ
んで、ニッケル水素やリチウムイオンになるわけだが・・
こいつらは重量対比で鉛よりも蓄電応力が高い、言い換えればエネルギー密度が高い
そして、それだけ化学反応における入出熱密度も上がる。
急速に充放電させるとそれだけ熱密度が高いので、熱暴走の可能性も高いということ。
化学反応は温度が上がれば促進されるからねぇ
よって、電流の入出時管理をきちんとしないとダメ。
充電について1Cとか0.1C受電 eteってのがそれ。
単純に言うと、一時間当たり放電可能電流で充電1C 0.1Cは1/10で充電しろってこと。
通常0.1Cで10時間充電ということになっている。
急速充電は2C 5C 10C といった、大電流充電だ、しかしこれをやると100%
の満充電までは出来ない。
制御が難しいことと、セルの劣化を引き起こすため充電しきれないからだ、大概
急速充電では80%以上充電できていればよいことになっているようだ。
基本充電はセルの充電設定電圧を掛け、電流を測定しながら電流の減少カーブを見て
セルの解放電圧を測定しながら行う。
これはどのバッテリーでも基本的な物、まぁ鉛はタフが取り柄なのでこんなこと
してないが。
Posted at 2016/12/11 19:48:35 | |
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