

二次大戦時の末期での主力となった戦車だが・・
日本は和製パンターと言われる五式を開発しては居た。
走行性能に問題有りまくりのパンターに対して、その辺を重要と考えて居た
日本戦車は軽快に走ったという。
パンターが44tで五式が35~37tというのはその辺考えてるかどうかと言うところが有る。
んで、
現行主力戦車
レオパルト2A5は59.5t 元々ベースが55tは有る A7になると67tに達する。
M1エイブラムズはM1が54.5t M1A2SEPになると63.2tもある。
90式 全装備重量が50t モジュール装甲などを外して46~8t位だったりする
10式 全装備重量44t
で、主砲は同じ44口径120mm
なにかというと120mm砲をぶっ放すのに、姿勢制御技術が無いと車体の重量が
重くないと制御できんのよ。
それ故にドイツもアメリカも初めから50t以上ある車体になってる。
国産戦車は74式から車体の姿勢制御技術があるので、重量で抑える必要が無い。
そして装甲は複合装甲を早くから実装してるので、軽量化できる。
単に装甲厚くして重くても良いという時代じゃねーんだよ。
国産戦車
・・まー二次大戦時から作ろうと思えば作れたわけよ。
だから時代遅れでも61式くらいのモンは作れた。
総重量と主砲口径入れたのは、主砲のサイズと重量が比例していないから。
61と74は単に車体のサイズ増加した分の重量の違いで、主砲サイズはあまり影響はない。
アクティブサスペンションを世界で初めて搭載した74式では90mmが105mmになったくらい
問題では無かった訳よ。
が、90式が全装備50tになっていたのは足回りの簡素化と120mmの反動押さえるのに
どうしても重量が必要になったからだ。
主砲自体の制御技術は上がっても、74式よりも姿勢制御機能を落としていたのもあるだろう。
10式になると120mm搭載車で軽量な40tクラスになる。
74式レベルの車体傾斜コントロール機能を待ち90式の主砲コントロールを更に高精度化して
居る結果。
大体主砲の充填も90式で自動化、M1なんか未だに手作業。
旧東だとT-14なんか砲塔内無人化だからな。
*とはいうものの自動装填を実用化してるの日本とフランスとロシア
90式 10式 ルクレール T-90 T-14 くらいだわな
おまけ
装輪戦闘車
おおきさこの2両はほぼいっしょ
運用も同じ。
主砲も同じ52口径105mm(チェンタウロ2は120mmになってる)
で、どっちも26t だが・・16式は国産戦車の砲塔/砲身制御技術を用い走行間
連続精密射撃が出来たりする。
そんなことできるの自衛隊装備だけよ。
ただこの26tというのが105mmで精密射撃に必要な重量なんだろうな。
フランスのAMX-10RCが17t アメリカのM1128で18.8t位
フランスは48口径 アメリカは51口径だが
つーことで重量は技術の格差を表すのよ。
Posted at 2018/09/30 05:46:20 | |
技術放談 | 日記