クランクベアリングキャップ交換

リアクランクシールを交換しても
オイル漏れが止まらなかったので
クランクキャップに付いている
棒状のシールを交換します。



オイルパンを外すので先にオイルを抜きます。
なるべく全摘出したいので事前にドレンを外して
傾斜させた状態で抜きました。
（この後ちゃんとウマに乗せてあります）



運転席側のドライブシャフトのインナーを外して
ロアアームに巻き付けておいて
ダイアゴナルバーも外しておきます。



オイルパンを留めているボルトを外します。
オイルプレッシャースイッチのクリップを
2カ所外しておくと作業がラクになります。



昔はずっとマイナスドライバーで外していましたが
最近はこのような工具にお世話になっています。



オイルパンとブロックに付いている
古い液状ガスケットを全て剥がします。
オイルパンのほうだけオイルストーンで磨きました。



オイルパンを外したついでに
ストレーナーとスティフナーも
キレイにしておきました。



Oリングもカチカチになっていました。
もちろん新品に交換します。



手頃なボルトを真ん中のネジ山に刺して
クランクキャップを引き抜きます。



やはり交換した感じではなく
シールもガスケットもボロボロでした。



親メタルはお世辞にもいい状態とは言えず。
3ATで300000km近く走っていると考えると
このくらいが妥当なのでしょうか。



もちろんリアシールからの漏れはありませんが
キャップの周囲にも液状ガスケットを塗りました。



とりあえず元に戻して作業は完了。
数時間経ったらオイルを注入して試運転です。