~Nジャンの思い~
久々のS耐観戦。
実に10年ぶりだ。
懐かしさを思い出したりもしたし、現役で走っているマシン、ドライバー、そしてS耐というイベントレース。
S耐はN1から始まり実に20年の歴史がある。
SuperGTよりも歴史がある。
しかし時代は変化してしまった。
今でも確かに面白い。
バラエティに富んだマシン達。
一番話題になったのは日産GT-Rのテスト参戦。
バトルを避けて、タイヤ交換を頻繁にしていたという個人的印象。
レースをやっていたにはやっていたのだけれど、主にデータ取りが目的なんだろうね。
フェアレディZも既に一部のチームが新型のZ34を導入。
日産は積極的にS耐に参加していた。
BMW Z4、ポルシェ911 GT2、BMW M3などの外国車勢の活躍も楽しい。
スバル・インプレッサ、三菱ランサーの4WD対決も見逃せない。
マツダ・RX-7、ホンダ・インテグラ/シビック/S2000が現役なのも嬉しいが…
ただ、今は生産していないクルマというのが寂しい。
これが自動車産業におけるスポーツモデル販売の現状と日本のモータースポーツの限界にも思えてしまう。
過去には、トヨタ・スープラや三菱・GTOなど多彩なクルマが走っていたというのに。
かつて、沢山あった販売店。
トラックの荷台を利用したステージにプレゼント企画も消えてしまった。
空席が目立つグランドスタンド。
主催者は一生懸命やっているのだが、この不景気と若者のクルマ離れ、エコに押される自動車業界が複雑に入り込んでいるのだろう。
プラモデルでも売っている販売店でもあれば、そんなに高くはないので購入してドライバーさん達にお願いして、箱にサインでも貰いたいとか思ったけれど、昔と違ってそういう事もできなくなっている(販売店が消滅)のは本当に寂しい限りだ。
ウチの子供達の目に、S耐はどう映ったのだろうか?
色々な意味で自動車業界、モータースポーツの今後の期待を込めてあえてイチ・ファンとして書かせてもらいたい。
二十代だったオレは愛車スカイラインを走らせ、レースを見に行った。
サーキットを走るマシンに胸躍らせ酔いしれた。
何かが欲しくなって販売店の列に並んだモノだった。
今、愛車スカイラインGT-Rのフロントグリルに貼ってあるエンブレム。
かつて、N1耐久時代に「ALTIA」ブースで買ったモノなんだよね。
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日産応援団 Nジャン | 日記
Posted at
2010/06/29 21:23:57