新東名高速道路の初開通区間、静岡県内区間がこの4月で開通10周年とか。
思えば、第二東名構想からこの開通までそれなりに工期はあったけれど、早かった気がする。
工事難航もあったけれど、中部横断自動車道の構想から開通までの期間より、遥かに早かった。
その間、お上が揉めて「第二東名一部不要論」を掲げた当時の国土交通省の某政治家。
「何言ってんだ?東名高速道路の交通量は飽和状態じゃないか!」という反論の声に耳を傾けてくれたのかどうなのか。
結局この不要論は消滅。
お騒がせ人物だったというオチがついた。
新東名高速道路は、設計としては最高速度140km/h可能を想定いるらしい。
しかしそれに対し、当時の警察側が100km/hを超えてしまうと取り締まり業務内容が厳しくなると猛反対。
結局、スピードアップという意味では期待外れで最高速度100km/hで開通。
そして数年前、記憶に新しい一部機関の最高速度が120km/hに改められた。
その後、いくつかのアクシデントはありつつも、新東名高速道路は開通。
あの不評の(爆)、横に長い静岡を通過するのに新東名高速道路は有効と静岡県をスルーする皆さんに高評価。
しかし、これまで高速道路のインターチェンジの無かった地域は盛り上がったけれど、思いの外利用者が居なくてカタスカシ。
そういう意味では元祖東名高速道路の方が上だ。
設計は旧くとも、老舗高速道路のルートは絶妙で完全に街中を捉えているのである。
その東名高速道路も交通量が減って随分走りやすくなった。
慢性的に起きていた渋滞区間は消滅。
実を言うとオイラは住まいからして後者の利用頻度が高い。
さて、その新東名、西は豊田東JCTまで伸びて、東は海老名南JCTから伊勢原大山まで開通して間もない。
そして本日、新秦野までの区間が開通。
残るは新御殿場までの区間なのだが、工事難航中らしい。
新東名高速道路、初開通区間の10年。
間違いなく効果は、あるのであった。
どこぞやの交通量の全くない道路族と呼ばれる政治家道路より遥かに効果的である。
Posted at 2022/04/16 07:19:07 | |
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