橿原…博物館にはちょっと北に来すぎた状況なので、 U ターンして今来た道を戻ります。
駐車場から大鳥居をこえたそんな時、ハタと目に付いたのは道路脇看板の埋蔵文化センターの文字。博物館と同系だし、ちょっとだけ覗いてから行きましょう。
そんな一ノ鳥居の斜向いにあるのが、桜井市立埋蔵文化センター。
名前からして大層なイメージですが、そこは桜井市立なので、こじんまりしたもの(笑 特別展で最近出土した木製の仮面を展示中となってますが、史実的には有意義にしてもその辺り素人の身には、別段何の変哲もない木のお面…。それ以外の展示も、手作り感の強いものが多く、もう少し一般ピーポーにもアピール出来る演出が欲しいなぁ。
ということで、グルッと巡って終了、そろそろ日も陰りつつあるので(といってもまだ15:30)、急いで南下。トロトロ走行の道路事情にイライラしつつ、何とか 16:00 には現地入り。
扉をくぐると、エントランスのど真ん中にショーケース入りの金ぴか靴が置かれてます。これが今回の特別展、「金の輝き、ガラスの煌めき~藤ノ木古墳の全貌」のアイテム。なぜか靴の裏側まで装飾されていて、歩く事が出来ないつくりになっていますが、そこに祭祀や儀式の不思議を感じさせます。
いきなりの掴みは OK な内容、この先の展示にも期待が持てます(^^)
入館料を払って最初のブースが特別展。金やガラスの首飾りに混じって、先の靴や宝剣など絢爛豪華な副葬品が並びます。こういうのを見るにつけ、古代人のデザインセンスには感動させられます。布一枚とっても微にいり細にいり、手の掛け方と仕上げのこだわりの凄さ。いい値段の入館料ですが、これだけで十分満足(^^
それ以外にも、旧石器から平安まで種々の資料が豊富に展示され、なかなか見ごたえがあります。
結局閉館近くまでじっくり見学、でもかけた時間は特別展の方が長かったかも…
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ふらり | 日記
Posted at
2007/10/09 18:59:49