ブリザックDM-V2の初期簡易インプレ

ブリザックDM-V2に履き替えてから3週間ほど経過しました。最初はドライ路面しかテスト出来ない日が続きましたが、最近になって積雪・凍結路面もしっかり走れたので初期インプレをしてみたいと思います。あくまで簡易インプレではありますが。前タイヤはYOKOHAMAのジオランダーI/T-Sです。

ドライ路面でのロードノイズはブリザックDM-V2のほうが少し少ないように思います。車内が結構静かです。タイヤにしっかり横Gが掛かっているシチュエーションでも「スタッドレスタイヤらしい音」というのがそれほど入ってきません。それ程は雪が降らない長野ではこの性能は重要。

積雪路についてのインプレです。
・新雪の圧雪路は他のスタッドレス同様、ほぼノーマルタイヤ同様の運転感覚です(もちろん速度を抑え気味ではあります)。曲がる・止まるが非常に自然。
・新雪の積雪路ではそこまで食いつきません。これも他スタッドレスタイヤと同程度かと思います。T32エクストレイルの電子制御の介入がよく分かります。小回りを利かせようとすると内側2輪だけにブレーキが掛かっているのがよく分かりました。
・シャーベット状の雪の食いつきはそこまで良くありませんが、コントロール出来る範囲です。かなりコントロール出来ないのもありましたからね、過去・・・・。

凍結路についてのインプレです。
・アイスバーンについては最初のハンドルの入力は結構効いてるように思いますが、その横Gが掛かっている状態での次の入力に対しては急激に鈍くなります。効きの差が大きく、ちょっとビックリするかもです。私が思うブリザックのイメージっぽくはないような感じ(謎
・圧雪→氷化して尚且つ水が浮いている路面は意外と効いてるように感じます。もちろん横に流れる事もありますが、その挙動は分かり易いです。

上記のような感じでした。横方向にはちょっと弱めかもしれませんが、縦方向はかなりのものと感じています。横方向については一周ぐるっと回る切れ目無いブロックが無いからでしょうかねえ。
でも、高速道路でも静かでスムーズですし、1シーズン目という条件ではありますが全体的には非常に満足しています。