『乗りものニュース』っていうやつで、
『ルパンが乗りこなした名車3選』という記事が出ていたので見てみたのですが、
SSKについて、、、
『排気量7000ccという巨大な直列6気筒エンジンを搭載していました。ただ、劇中ではフェラーリの12気筒エンジンにカスタマイズしているという設定で、最高速度は異例の190km/hオーバーだったそうです。』
と書かれていて、マニアとしては『ん?』と思ってしまいました。
SSKLが確か235km/hだったから、SSKも200km/h近くは出たはずだけど、、、
とチェックしてみた所、
高圧縮のモデルならファイナルの低いモデルで188km/h、高いモデルで192km/hとの事でしたので、
フェラーリの12気筒搭載の設定であろうがなかろうが、元々190km/hオーバーは可能だったわけで、
異例でもなんでもない話なのですよねぇ(笑)。
文章を書いた人はまさか昭和3年頃の車が
元々の状態で190km/hも出す事が可能だったとは思わなかったのでしょうねぇ(笑)。
世界で初めて200km/hの壁を破った、MB舐めんな、、、って話で御座います(大笑)。
※正確には合併前のベンツの方だけど…。
でも、この記事でお勉強になった事も一つありました。
私、ルパンのアルファが6C1750GSだとばかり思っていたのですが、
実際にはアルファロメオ自身が作ったそのレプリカである、
グランスポルト・クアトロルオーテという設定だったのですね。
実はその車の名称を出されて、あぁ、あの車だったのか、、、と、
車自体は思い浮かべる事が出来たのですが、
その名称自体がそういう名前だったのを知りませんでした(笑)。
で、車の画像を探してみてみると、ドアにプレートが付いていて、
これはひょっとして、、、と思って、さらに画像を漁ると、
やはりそれには『ZAGATO』と書かれている事が判り、
この車は本物の6C1750GSと同じザガート製のボディを纏っているという事も
初めて知りました。
以前、Tさんの本物の6C1750GSをこちらで紹介したことがあったのですが、
その車のドアにも
ザガートのプレートがあったので、
そこから上記の連想に繋がったという訳で御座いました。
グランスポルト・クアトロルオーテは
台数が少ないみたい(100台以下)だし、ボディはザガート製だし、
今は結構価値が出ているのでは?と調べてみましたが、
海外で見つけた物件は11万ユーロとの事で私が思うほど高くなってはいなかったです。
しかし、こちらが6C1750GSのレプリカという設定ならば、
SSKの方もエクスキャリバーにフェラーリエンジンという設定でも良かった気もするのですけどね。
グランスポルト・クアトロルオーテは1965~67年の車らしいですが、
エクスキャリバーも最初のプロトタイプは1963年に作られたらしいので、
本物どうしと同様に、ある程度年代も被っているのですからね。
本物か偽物かに統一していないのも不思議な所だし、
車の大きさ自体も全然違うし、このような設定というのは
どういう経緯から決まったの物なのかという事に一寸興味がある所だったりします。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2021/07/27 21:42:11