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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2020年10月08日 イイね!

ブレーキブースター続報

今日、ヤナセの部品の担当者の方が会社に来られて、色々お話をさせて頂きました。

納得がいかない点は多々ありますけれども、
ヤナセさんサイドで出来る限りの事はして頂けるようなので、
いい形に話がまとまるとイイナァと思っております。

んで、判った事を幾つか。

『ドイツでの』故障の報告がないか調べて欲しいという話をしていたのですけれども、
何故か国内の話になっていて、この1年間でこのブースターを発注したのは
私しかいなかったとの事で、他の故障事例はありませんという、報告を貰いました。

まぁ、国内にこのブースターを使っている車両は
それほどいないだろうという事は良く判っているし、
そんな事聞いてないんだけどなァという感じです。

ドイツ本国の在庫は現在100個以上はある模様です。
私としては500個と言う生産数がどうも少な過ぎるのでは?という気がしていて
ひょっとしたら1ロット500個と言う意味では?と思ったのですが、
1年チョイ経過で100個程度しか残っていないとなると、やっぱり500個だったのですかねぇ。

尤もまだ生産過程と言う可能性もあるとは思うので、何とも言えない所です。
33とか105とかいうシリアル番号が出てくる所からすると、
想像以上に売れていないという可能性も無きにしも非ずかと(苦笑)。

1度目に来た新品と2度目に来た新品ではロットが違うようだと書きましたが、
これは故障の報告を受けて、MB側が故意にそうしたのではないという事がハッキリしました。

というのは、クレームの場合にどうやら最初からクレームとして部品が発注されるのではなく、
通常と同じ形態で同じ部品が発注されて、
その後で最初の方の部品のクレームの報告がなされるとの事だったんですよね。

つまり1度目よりも2度目の物の方が古かったのは偶然で、
MBではそう言う所の管理はあまりちゃんとされていないという事のようですね(苦笑)。

それから保証の問題。

とりあえず基本の保証期間は1年間という事なので
1年間は何度でも故障の度に交換はしてもらえるようなのですが、
ブースターを最初に購入した日から丸1年経っても解決出来ない場合は
それでお終いになる模様です(苦笑)。

私は根本的な問題があると思っているので、
何度交換しても一緒だろうと思っていますが、
30万円も10年持てば年間3万円計算ですけど、
故障する度に交換しながら1年しか持たなければそれが30万円という事ですから、
こんなの話になりませんよね(苦笑)。

しかも気持ちよく走り回れる環境ならば良いですけど、
何時故障するだろうと不安を抱えながらという状態なわけですから
本当に冗談ではありません。

例えば今回3つ目を要求して、
メーカーがこれは変だぞと調査をしてくれるというのならば良いのですが、
何処のポイントでそうなるのかは全く判らないとのこと。

恐ろしい事に、ヤナセorMBJサイドから
そうした連続したトラブルの報告を上げる体制も整っていないらしく、
根本的に問題があるとして、ここで解決に向かう道筋の緒がないとなると、
解決する頃には保証期間が終わっているのではないかと言う心配があります…(汗)。

なので、この辺りに関しては、可能かどうかは判りませんけれども、
ヤナセさんにそれが出来る体制がないというのであれば、
購入者の立場から個人的に動いてみる事も視野に入れておこうと思っております。

最初に『基本の』保証期間が1年だと書いたのには一寸理由がありまして、
この件で調べものをしていて偶然見つけた今年の6月の(ドイツの)MBの公式ブログに
丁度このT50/24/1とT50/26の事が書いてあり、
それによるとそれらの保証期間は2年だと書いてありました。

それをその担当者の方に伝えると、日本では基本が1年なので、
それが適用されるかどうかは判りませんとの回答でした。
(無論、調べて頂けるようにお願いしておきました)

しかし、そのブログを読むと、一寸悲しくなりますねぇ(苦笑)。

ブースターは最も複雑な安全部品の一つで、徐々に磨耗が進んでいくけれども
多くのドライバーが制動距離が長くなる事に慣れて不調に気付かない物で、
クラシックセンターでは1950~60年代のクラシックカーの8割で
交換が必要な磨耗が生じていると想定している、、、とした上で、
簡易なオーバーホールでは恒久的な機能性や安全性を保障する事は出来ないので
ブースターユニット一式を新設計で復刻し、最高の品質と安全性を保障している、、、
というような事を書いているのですよねぇ。

最高の品質を謳っておきながら30キロで故障して、
色々と悩まされたのではたまったものではないですよね(涙)。

私は恒久的と言う程でなくてもいいから、
以前のいわゆる簡易な?オーバーホールと同様の10年も持ってくれれば
文句は言わないのですがねぇ。

で、話が一寸飛びますが、私的には大気弁が怪しいと睨んでいたものの、
ここにきて俄かに外気導入口のフィルターと大気弁室を繋ぐホースも
かなり怪しいのでは?と思うようになってきました。

というのはパーツリストを見る限りでは
そのホースにホースバンドの類いを使用していないらしいんですよね。

正圧が掛からないからピッタリ合っているホースであるならばその必要もないかとは思うのですが、
メーカーブログの文章の『一式を新設計』というのがどうも引っ掛かるのですよねぇ。

別に当時の設計のままで機能的には何ら問題は無いのですから、
そのまま作るのが実績があるだけ一番確実なのは当然な話で、
このホースなどは動かない物であるのなら全く問題は無いのでしょうが、
動くピストン上にある大気弁室と蓋上のフィルターを繋ぐものですから動かない筈はなく、
仮にこの辺りを新設計していたとして、24と26で合わせて1000位しか造らない物に、
果たしてどの程度のテストをしている余裕があるだろうかと思うと、
こういう部分で支障が起こってもおかしくはないと思うのですよね。

一式を新設計、、、と言えば聞こえはイイのですけど、
実際には自分達に都合の良い(例えばコストなど)目的の新設計なのでは?
という気がしないでもないです(苦笑)。

で、実はこのブログにT50/24/1の部品の写真が出ていて、
そのホースも写っていました。



これは写真の一部を切り取ったものですが、
部品は全部展示されていたものと思われる中、やはりバンドの姿はありませんでした。

で、カットモデルの画像もあるのですが、



このサイズだと画像が小さ過ぎてハッキリとは見えませんけど、
赤丸の部分に大気弁室に繋がるホースが見えていて、
やはりバンドが掛かっていないのが確認出来るのですよねぇ。

コチラ側はホースがL字に折れていて、側壁もあるので、
そうそう簡単に抜ける事は無さそうですけど、
ホースはここから下へ向けて反時計回りにぐるっと回って
白い円形のモノがプツプツみえる円筒形の部分(これがフィルターです)の側面に入っている筈で、
そちら側には抜けるのに邪魔になるものもないし、
バンドが付いていないとするならば、
バキュームピストンの前後動でホースは差し込みに対して回ると思うので、
それによって徐々に抜けて行く事は起こり得るような気がするのですよねぇ。

何の前触れもなくいきなり逝くという症状から考えても
十分にありそうな事かなァと思ったりしています。

本当に、こうして色々と考えているとバラしたい衝動に駆られてしまいます(苦笑)。

今日、一寸車庫に用事があったので、そのついでに
以前、Pさんに貰った同型のブレーキブースターを持って帰って来ましたので、
その衝動を抑える為にも(笑)、その内、それをバラしてみようと思っております。
Posted at 2020/10/09 00:57:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「一寸情報が古かった(大苦笑)。」
何シテル?   04/08 22:55
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