ドイツの個人売りの車で面白い車を見付けました。
コチラで御座います。
この画像からだと何にも判断出来ませんけど、元々の車両は(笑)230SLです。
113では初期型の14インチホイールを履いたりしていて、
全体的に殆どおかしな所はありませんが、
このボンネットの突起は一体何でしょう(笑)?
車体番号のプレートにも113042…とありそれからすると確かに230SLですが、
打刻がこれ元々の物とは全然違っているので当てにはなりません。
がっ、売り物件の物としては珍しく、車体番号の打刻の画像も出ています。
これは不自然な打刻では無いので
これが他から車体番号を切り取ってきて溶接して取り付けた物でなければ、
車体が230SLであることは確定。
売主は1963年11月の車だと主張していますが、
1963年には1465台しか生産していないようですので、
下六桁が003726だという事は1964年式ですよね。
その前が10ですので左ハンドルのMT車だった筈なのですが、
室内を見ると、、、
ATですやん(笑)。
しかも113は最後まで手前がパーキングの逆パターンだった筈である所を、
奥がパーキングの正パターン。
で、いよいよエンジンルームの画像のお披露目という事になるのですが、、、
なんとこれ、300Dのエンジンを搭載した230SLだったのですよね。
だからあれだけ容易に車体番号の打刻の撮影が出来たという事のようです(笑)。
ドイツでの古MBの売り物を見ると、
108辺りでディーゼルエンジンに換装したものを時々見掛けるのですが、
113では初めて見たような気がします。
詰まれているのはOM617エンジンでもどうやら115用のほうではなく、
123用のそれのようですね(笑)。
私的にはこれはさすがに一寸勿体ないかも?と思ってしまいました。
で、先程のボンネットの突起ですがどうやら、、、
エンジンの前側が当たるか何かで仕方なく膨らませたものらしいです(笑)。
よくよく見ると、ラジエターも113用ではないものに交換されているみたいですね。
まぁ、こうしないとホースの取り回しが上手く行かんだろうし、
こうするのが無難なところなのでしょうね。
気になるお値段は34500ユーロ、今のレートで430万円弱ということのようです。
私的にOM617のカラカラという長閑なエンジン音は好きなのですが、
それが113にマッチするかどうか(笑)。
燃費はともかく燃料費はお安くつくのは間違いない所ですが、
面白いとは思うけど、そこまでして113にお安く乗りたいって人が居るのかしら?
とも思ってしまいました(笑)。
Posted at 2020/11/25 07:50:00 | |
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