今日は予定通り、220君のショック交換作業を行いました。
車庫に向かう途中の富士山。
朝一は結構好い天気だったのですが、夕方には結構危ない雲が迫ってきていました。
んで、220君を車庫から会社に移動させて作業開始。
先ずは前からって事で前側だけリジットラックに掛けました。
というわけでリジットラックに掛けた状態でのビフォーの図。
カバーで擦れてしまうらしく、側面の塗装が一部居なくなっています。
縮めて抜くのに結構苦労するかと思いましたが、思ったよりはずっと楽に出来ました。
ってなわけで取り外した状態。
これが取れてきちゃいました(苦笑)。
下側のブッシュ受けです。
取れちゃっただけなら良いのですけど、腐っちゃってますね(苦笑)。
これは左側なのですが、実は右側は疾うの昔に取れてしまっています(苦笑)。
この部品、インナーフェンダー?(品名はストラットとなっています)に溶接されているのですけど、
実は単品でも出る部品(284番)なのですよね。
右側は単品で買った物を溶接はせずに挟んである状態なので、
こちらもあとで単品で買って同様にしようと思います。
メーカー供給があると好いけど、、、
と思ったから、今、調べてみたのですが、どうやらあるみたいですな(笑)。
んで、前期インマニに戻した恩恵ひとつ(笑)。
後期インマニだとサージタンク?が邪魔になってショックの頭のナットが脱着しにくいのですが、
前期インマニに戻してそれが上方に移動したお陰で
こんな具合にらっく楽にアクセス出来るようになったのですよねぇ(笑)。
問題のフロントショックの付属部品。
これが入っていなかったが為に5週間も作業が遅れたわけですが、
ここでひとつ引っかかってしまいました。
このように、、、
純正のショックでは下側のブッシュの径が小さいんですよね。
というわけでEPCで調査しました。
2つ表示された上にUP TOとFROMの文字が見えたので、
やべっ、これ、種類があったんだ!と思ってしまいました。
しかし、後で冷静になって見てみると、どちらも品番が一緒。
そして先程の画像ではカバーの上にブッシュを載せていましたが、
カバーを先に入れると下に落ちてしまうのに気付き、
W111/113用のBILSTEINではこうして使うのが正解だったのを思い出しました。
カバーの中にリテーナーもブッシュも収まる設計だから、
両方共SACHSのそれらより小さかったんですね。
因みにSACHSのカバーの方はこんな具合に、、、
カバーの上が金属のワッシャー状の物になっていて、突き抜けないようになっているんですね。
下側のナットの新旧。
ロックナットの方がSACHSで使っていたもので、
社外のBILSTEINも記憶違いでなければロックナットが付いてきたと思いますが、
純正には付いて来なかったので、EPCで調べたら、
MB方式は普通のナット+スプリングワッシャーだったので、
純正に従う事にしたのですよね。
ってなわけで、ビフォーと反対側になってしまいましたが、アフターの図。
SACHSのカバーがプラ製であるのに対し、純正のBILSTEINはゴム製なんですが、
ひょっとしてこれだとさっきの傷がつかなかったりするのかしらん?
因みにリアショックのカバーはメーカー供給が無くなっているのに、
フロントのこのカバーは現在でも供給があるのですよね(謎)。
で、SACHSのリアショックのカバーがBILSTEINに使えるようだったら
使おうと言っていましたが、、、
構造的に問題になる所はありませんでした♪
ってなわけでリアも交換。
純正を誇示する為にお星さまの打刻を後ろ側にしてみましたが、
BILSTEINの青帯の切れ目がこっちになったのは失敗でしたかねぇ(苦笑)。
因みにリアは一応、デフの下にジャッキをあてがうところまではしていて、
こちらもタイヤを外して作業しようと思っていたのですが、
ふと下を覗き込むと、リジットラックもタイヤ外しも要らなそうな気がしてきたので、
そのまま作業を開始してみたのですが、
やはりそのままで作業出来てしまいました(笑)。
んで、とりあえず、交換作業の方はキッチリ12時に終わったのですが、
お昼を食べて戻ってくると、土曜の午後仕事のお片付けが必要だった事もあり、
両方の片づけを済ませて会社を出ようという時には15時半過ぎでした。
という訳で会社を出ると、いつものお散歩ルートでそのまま車庫に向かいました。
新幹線相手の撮り鉄タイム。
海の見えるカーブ。
で、変化の方がどうか、、、と言いますと、
う~ん、確かに無駄にゆすぶられる事は無くなったような気がしないでもないですが、
SEb4兄弟用のフロントショックをあえて選んだ事に対する、
何か特別な変化があったかと言われると、微妙ですねぇ。
先だってのブログに書いたように
他のW111/108用と比較して引張が1.52倍、圧縮が1.45倍硬いショックらしいので、
そこからするとロールなんかも結構抑えられそうな気がするのですけど、
ひょっとしたら違うのかもなぁ、、、って言うレベルでしたからねぇ。
まぁ、今日は車庫に戻るのに走っただけで大した距離を走っていないから
印象も薄いのかもとも思うので、
また長距離走ると違いを感じたりって事はあるかもですね。
実の所、全然ガチガチだったらどうしようとは思っていましたので、
ハッキリした違いが感じられなくて却って安心したという部分もないではないです(笑)。
後は長距離走って、今までより疲れが少なければ万々歳ですが、
果たして?という所ですね。
正直、外したショックの方は、勿論へたりはあるにはあるのでしょうが、
オイル漏れは皆無だし、手で押し込んでみてもスムーズで
途中でブスっと圧力が抜ける感覚もなかったので、
そんなにどうしようもない状態でもなさそうに思うんですけどね。
こうなると、試しに遠出したくなっちゃうよなぁ~(苦笑)。
だから群馬行きの前に交換しておきたかったんですよねぇ…。