昨日は220君を会社に移動して、確認作業及び清掃作業を行いました。
先ずは確認作業から。
コールドスタートインジェクター用の配管の新品の正解部品が届かなかったので、
仮にドイツに物があったとしても荷姿が大きくなるので運賃が高くなるだろうし、
(一度注文を入れたのは全てをまとめた送料が思ったほど高くなかったからです)
状態はともかくとして、物は220君にそのままついている事から、
これに関しては新たな注文を入れるのは止めにしてそれを使おうと考えました。
ただ、ひとつ気になるのは
配管のコールドスタートインジェクタ側に付いたままにしておいたホースの接続部で
それがすんなり外れてくるかなぁという事でした。
という訳でそれが外れてくるかの確認作業をしようというのでした。
残骸が付いた状態。
で、何とか外れました(笑)。
しかし、内部はそこそこサビてそうですな(苦笑)。
一寸この辺りはどう処理するか考えましょう。
最後の砦店のお休みが昨日までだった筈なので、この日、メールをする積りでしたから、
220君を持ってきた事には関係ありませんが、
部品の最終チェック&メールに添付する写真撮影をしておくことにしました。
二次エア配管
上側が正解の中古、下側が不正解の新品です。
正解の方はインジェクションポンプのエアバルブ専用の二次エア配管になっているのですが、
不正解の方はアイドルアジャストスクリューが付くようになっています。
因みに今、220君に付いているアイドルアジャストスクリュー
因みに前期型の場合はスロットルにアイドルアジャストスクリューが付いているのですよね。
前期後期共にインジェクションポンプ上のエアバルブには専用のエアクリーナーがあるのですが、
2つの二次エアラインをパイプで合流させている後期型の形式の場合、
アイドルアジャストスクリューを通過するエアをろ過する手段が別に必要ですから、
エアクリーナーの蓋からパイプが生えていて、
それとアイドルアジャストスクリュー側の入口をホースで繋ぐをいう手段をとっています。
前期型の方がスッキリしていて良いように思うのですが、
恐らく、後期型の方に何らかのメリットがあるのでしょうね。
お次は正解のブレーキブースターのバキュームライン(上)と不正解のウォーターライン(下)
二次エアライン同様にエンジン前側の同じ場所でクランプされる部品なので、
一瞬、あれ?このウォーターラインも注文したんだっけ?と思ったのですが、
数は間違いなく15種16点来ているので、
見当たらないブレーキブースターのバキュームラインの代わりに来ている物を探すと、
これが間違って届いているのだという事が判りました。
まぁ、これに関しては冷却水を新しくしたばかりなので直ぐに交換は出来ませんが、
美観を考えるとあっても良かった部品なので
間違って来たモノではあるけれども、痛手には感じていません。
コールドスタートインジェクタ配管と間違ってきた部品
本当の大きさはこれだけあります(赤でくくった部分)。
で、間違いが新たに発覚したのがこの画像の一番下の部品。
取り寄せたこれら3点のリンクロッドの内、
パーツリスト上に一番下の部品だけ長さの記載があるのですが、
それに249mmとあるにも関わらず、ボールソケット込みで240mmにも達していません。
ボールソケット込みの長さを言っているのかなぁと思いましたが、
前期後期共通だから注文しなかったリンクロッドにも寸法が入っていて、
それが207mmというのですが、それがこんな具合に、、、
写し方がうまくなかったのでそう見えませんが、
ロッドのみで殆どキッチリ207mmありますので、
やはりこれではダメだと思われます。
しかもこれはスロットルレバーに繋がるロッドで、
固定ナットを緩めてそのまま調整出来なくてはいけない物なので
一端が右ネジ、もう一端が左ネジでなければいけない所を
両端共右ネジになっているのでお話にならないのですよねぇ。
他のリンクロッドの内、一番上のは純正袋に入ってそれに品番もあるので
大丈夫だと思うのですけど、
真ん中の物が大丈夫なのかは検証のしようがないのですよね。
とりあえず今、220君に付いているものとは明らかに違いますし、
前期型インマニが付いている車両の部品と見比べて、不自然ではないので、
これは恐らく大丈夫だと思うのですがね。
やっぱり中古エンジンに付いている物を丸ごと移動でもしない限り、
こういう事業は一筋縄ではいきませんな(苦笑)。
それが終ると、220君の窓ふきから始め、続いて内装革のお手入れ。
やっぱり三百数十キロを窓全開で走ると、室内後部の汚れは半端ないですね(苦笑)。
最後にワックス塗布まで行って午前中終了。
午後は暑いからおうちでドイツに送るメールの作成を行い、
暑さが緩んできた頃に塗ったワックスの拭き上げに行きました。
そして夕食後に涼しくなったのを狙う積りで220君を車庫に戻しに行きましたが、
まだ一寸暑かったです(苦笑)。
その後、再びメールを編集しなおしてドイツに送りましたが、
果たしてどういう返事が来るでしょうか。
3つとも新品があると良いのだけれど。
パイプ2本は中古があるから、最悪はそれをリクロメートだけど、
リンクロッドは替えがないので、
最悪でも中古の在庫があってくれないと困っちゃうのですよね。
まぁ、これも長さは判っているので、最悪は作っちゃうしかないですかね。
逆ネジのダイスなんて普通に売ってるのかしら?