こんにちは。
きょうは、泊まり仕事の明けの日でした。
私の職場は救急病院なのですが、比較的若い男性の事務屋が順番で泊まりの仕事をします。
業務内容の一部をお話しすると、深夜に救急で来院する患者さんやそのご家族などの来院者の受付や対応を行ったりするのですが、きょうは来院者が少なかったため、そこそこ仮眠を取ることができました。
そして業務終了。
忙しいときは帰宅して寝るだけなのですが今日はそこそこ時間が作れそう。明日からは連休なので休みが1日増えた感じです。
そう思ってきょうはとあるショップへ行ってきました。
… … …
なぜショップに行ったのかといいますと…実は数日前にオーリスに取り付けたい!と思って買った他車用の補強パーツを買ったのです。
オーリス用のパーツ…特に2代目はそういったパーツが少ないのでとにもかくにも流用、流用!
逆に流用だと
馬鹿売れすごくヒットした先代の3代目プリウスを筆頭に初代プリウス PHV、プリウスα、マークX Zio、初代オーリス / ブレイド / カローラルミオン、Lexus CT200h、SAI / Lexus HS250h、国内2代目アベンシス、そして MIRAI※…と同じプラットフォームを使用した車はたくさんあって、とにかく売れた3代目プリウスの影響で流用だとそれなりにパーツがあると言う状況。
※例示した車種では RAV4 / ヴァンガード、ハリアー、Lexus NX など SUV 系は除きます。
プリウス兄さんありがとう!!…ていう感じがしています。
とはいえ、国内でこのプラットフォームを使用した車種のリアのサスペンションのメイン形式は、左右がつながっているトーションビーム式がほとんど。
売れた3代目プリウスももちろんそちらです。
しかし、2代目オーリス※、ブレイド、Lexus CT200h、SAI / Lexus HS250h、国内2代目アベンシス、MIRAI…と一部の車種 (と SUV) では
独立懸架…ダブルウィッシュボーンが設定されてますが、これらをグループ分けすると結果的に少数派側でなおかつ車両の販売数も少ない方のグループ。
※150X 2WD を除く
つまり、市場に出回っていない車用のパーツはパーツ市場も成り立ちにくいので車いじりを楽しみたくても純正・社外品を含めてとにかくパーツがないのです。
だだ視点を変えると、これらの車はどちらかというと高性能または高額な車種なので、ある意味それ自体が最初から完成されているとも言えるのではないか? つまり最初からいいパーツが使われていたり、チューニングが行き届いているので社外の入る余地がないのかもしれません。
そうなってくると、選択肢が劇細です。ないに等しい。うーん、おとなしく乗っとけ!ってトヨタを含めて社外品メーカーから言われているような…。
それでも、もっと違った乗り味にしたい!
そして、とにかくスポーティーな車に仕上げたいので、車の補強パーツは興味津々。
そんなときに発見したのが、今年の春先にみんカラでも広告を大々的に載せて、モニターキャンペーンをやっていた
Ultra Racing です。
もともとは
マレーシアの会社のようで、おそらく国内に営業拠点、または代理店ができたときの広告やキャンペーンだったのだろうと推測しますが、私側が補強!補強!って、そんな状況ですから、これは期待大!
…と、思って探ってみると…初代も含めてオーリス用はないんですよね~。
オーリスに一番近いのがブレイドなのですが、こちらも…ない。
じゃあ Lexus CT200h は…
えっと…
…
…
!
あるじゃないですか!
しかもかなりラインナップが多い。
これは流用がいけるかも (^^)
とはいえ、私もこれまでに G's (GR) の
プリウス、
プリウスαの純正パーツを流用して補強をすでに行っている関係から、この状態から補強を施しても効果が薄いか、たとえばジャッキポイントが隠れる…など、車両の扱いに不自由さが発生しところがあるためフロント側はほとんど興味がなくて…。
それでも、フロントメンバーブレース (LA4-1626)、ミドルメンバーブレース (ML4-1627) には興味があります。(^^ゞ
そこで、とにかくリア側で使えるモノがないかさがしてみたところ、
・
リアフレームブレース (RT4-1632)
・
リアタワーバー (RE2-1623)
・
ルームバー (RO2-1624)
・
リアメンバーブレース (RL2-1628)
・
リアスタビライザー (AR25-375) ※1
※1 このパーツを取り付けるときは、同社のリアメンバーブレース (RL2-1629) を同時に取り付けるのがおすすめです。 (後述)
・
リアメンバーブレース (RL4-1631P)
・
リアメンバーサイドブレース (RLS4-1630P)
・
リアメンバーブレース (RL2-1629) ※2
※2 このパーツ (RL2-1629) は同等の補強がオーリスには標準でついているため単体装着はあまり意味がありません。逆にその部品を外す必要がある同社のリアスタビライザー (AR25-375) を装着する場合に取り付けるのがおすすめです。 (後述)
うぉーーー。こ、こんなにあるのか!
… いや、まて。踊らされてはいけない。そもそもこれはCT200h用。それにマイ オーリスには不要な部品もあるはず。
まず、
リアフレームブレース (RT4-1632)
これはうちの場合、
株式会社末次製作所 リヤ補強ブレースバーと実質おなじもの。
…というか CT200h には、標準で末次製作所 リヤ補強ブレースバーと同じような、リヤバンパ リインホースメントがついてるので、どちらかというと3代目プリウス用…かな。
これはマイ オーリスには不要…と。
リアタワーバー (RE2-1623) は、貴重なラゲッジスペースが使いにくくなるし、そもそもマイ オーリスではフロントタワーバーが取り付けられないという問題を先にどうにかしたいのでリアを先に着けることは…ないかな。
ルームバー (RO2-1624) もしかり。
2列目に乗る人に迷惑をかけるし…ただ、靴を脱げば
青竹踏みの変わりにはなるかも (笑)
リアメンバーブレース (RL2-1628) は、装着場所がはっきりとはわからないのですが、おそらくリアスタビライザーの固定部分を左右つなぐモノ…だと思います。
実は、このプラットフォームの初期は、リアスタビライザーを固定するブラケットが、左右2つに分かれていました。(図はブレイドのリアスタビライザー部分)
しかし、後になるにつれて改善され左右がつながれたものに変更になっています。2代目オーリス、CT200h などはこちらが標準です。
なので、すでに純正状態である程度の補強がされている状態にこのブレースを取り付ける必要があるのか? いや、効果はあるのだろうけれども、やるならばここは慎重に検討したいところ。
そして、そもそもの
リアスタビライザー (AR25-375) もラインナップされています。
ちなみに、CT200h にはグレードや仕様で複数のスタビライザーがあります。
《CT200h》
①48812-21070 ベースグレード以外
②48812-12450 1回目のマイナーチェンジ移行のベースグレード以外※
③48812-75020 ベースグレード
※②はほかにブレイド、SAI (後期)が同じ。
《2代目オーリス》※直径が 22mm 中空 (パイプ) か中実 (棒) かは不明。
④48812-12380 2WD 車でリアがダブルウィッシュボーン。※
※④は他に、HS250h、SAI 前期の一部で使用されています。この2車種も実は時期によって異なるため種類が多いです。(HS250h 2種類、SAI 4種類)
こうやって見ると、どちらにも SAI があるので、この社外品を2代目オーリスやブレイド、HS250h、SAI でも流用可能だろうということはほぼ間違いないとして…純正は結構細かなチューニングがされていることがわかります。(実際は、マークX Zio など別の車種のことも考えるとかなりの種類があるはずです。)
ある意味、純正同士換装しても十分楽しめる可能性が。
こういう状況をみると、社外品をかって、ちゃちゃっと換装…というわけにも行かないと思うんです。
スタビライザー関係は素人には難しい…と考えています。
ということで…最後に残ったものは…
・
リアメンバーブレース (RL2-1629)
・
リアメンバーブレース (RL4-1631P)
・
リアメンバーサイドブレース (RLS4-1630P)
の3つ。
どれも個人的には注目のパーツが残りました。
まず、
リアメンバーブレース (RL2-1629)と、
リアメンバーブレース (RL4-1631P) についてですが、実はこのパーツ、特に
リアメンバーブレース (RL4-1631P)は『これ!ずーっと探していたんだ!!』というパーツに巡り会えました。
というのも、以前のブログ(
1・
2)で、TRD のこんな補強パーツを紹介しています。
2代目オーリス前期用 (MS300-12003)
(写真の出展:
TRD Lexus CT site.)
CT200h 用 (MS300-76001)
このパーツは、フロント、センター、リアの3点セットなのですが、何しろ高い。
そこで、私は
フロントと
中央※の部分だけは冒頭で紹介したとおり G's (GR) 車両の純正部品を流用して比較的低価格で強度アップ。
※
中央部分だけは、3代目プリウス後期 / 初代 PHV / CT200h の部品を流用。
しかしこの方法だとリア部分の強化ができない。ということでその部分だけのパーツを探すことになります。
そんな中、実はリアの部分を強化方法もあるにはあったのですが…
既製品で TOM's サスペンションメンバー強化ブレース・リヤ (52295-TZA10) CT200h 用があったのですが、これは販売終了品になってました。
そこから、ずっとあきらめていた日々が続いていたところにこのパーツを発見したので、これは買うしかない!
そしてこの TOM's のパーツは左右をつないであるのですが、ほぼ同じ考え方にするには、この
リアメンバーブレース (RL2-1629)で左右をつなげば…という話になってきます。
ただし左右をつないでいる位置が異なるので効果も異なるでしょうね。
それに実は左右つないでもあんまり意味がないのでは?という考えもあってとりあえず、この欲しかったところから取り付けることにしました。
ちなみに取り替える場所はココです。
これでなんちゃって TRD と同じ効果を得ることができる…はずです。
---
そして最後の
リアメンバーサイドブレース (RLS4-1630P)!
実はかなり期待のパーツ。
実はこれを着けると以前ご紹介したリジカラがいらなくなるかも!と考えたからです。
リジカラについては
以前のブログで、説明していますのでここではざっくりと説明すると、
車が動くことで矢印で示した足廻りのフレームが微細な揺れやズレなどが起こり乗り心地を悪化させます。(ちなみに赤丸部分がリジカラを取り付ける場合の場所です。)
イメージとしてはこんな感じ。
ズレの理由は車を製作するときにボルトを通しやすいように、また誤差をなくすように穴に少しだけ隙間がある状態で締結されているのですが、この隙間が振動などの原因になる…と。
そこで、
この隙間に詰め物をしたらいいのではないか?というのがリジカラのざっくりとした仕組みです。
詰めもの以外にも…
TOM'S サスペンションメンバー強化ブレース FR (51403-TZW31) のようにこのフレームに補強パーツを着けてまるでつっかい棒のように後ろから支えてあげたら同じようにズレがなくなるのではないか。つまり
こんな感じで。
しかしこのパーツはフロント用。リアにもこんなパーツがあったら…。
ということで見つけたのが先ほどのパーツでした。
これでフレームを支えたら、もっと乗り味のいいマイ オーリスに仕上がるはず!
ということで、
この2つの補強パーツを Yahoo! ショッピングのショップから注文。どのショップも受注発注のようで到着までに18日程度かかりましたが、無事に到着。
取り付けることにしました。
(長くなるので… 後編につづく)
【関連ブログ】
・調査報告と考察 (オーリスのサスペンション / 補強編) - 2016年11月14日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/38855361/
・素人 SQUARE が語る、補強の話。ほか - 2018年03月06日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/41186121/