カムリフトのグラフをザックリと作成、ここからバルタイの見当をつけてみました。カムの作りが対称カムなので最大リフト位置を中心角としてサービスマニアルのバルタイと測定値を合わせてタイミングを見てみました。
話がちょっとそれますが、マニュアルの0.3mmクリアランス測定となっているバルタイ値はグラフから見るとカムがググッと持ち上がる位置を測定ポイントとして決めたのだと思われます。ある意味正直ではありますが、空気の流れと関係が深い1mmリフト値の様に性能評価とヒモ付いていないということが言えると思います。
話戻って、
排気カムの0.3mmと1mmのタイミングを中心角から測ってみました。(対象になってないじゃんー多分測定誤差 笑)
それぞれのリフトは中心角より60°、48°前になるようです。
で、これをマニュアルのバルタイから求めた中心角(ABDC77.5°)に合わせ、数値をクランク回転角に合わせるため倍にすると0.3mmリフト値がオープンでBBDC42.5°、1mmでBBDC18.5°ぐらいになる様です。クローズはATDC17.5°BTDC6.5°です。
ラフな評価ですが、ウ〜ンとなりますね。(マニュアルの値は何だ?)
で、待てよと閃きましたよ。(今日は冴えてるゾッ 笑)
御本家、ベルグマイスターはどうなっちょたか?
調べてみますと・・・・
排気開BBDC43~46°閉ATDC22~24°ですよ。どうもこれをマスターにしてタイミングを決めたみたいですね。
でも、マニュアルのタイミング、かなり盛っていますねえ。グラフの微妙な変曲部の測定なので誤差も出ちゃったってことかもしれませんね。
(ワタスもモ一度測り直してみます。 笑)
Posted at 2020/06/08 10:52:56 | |
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