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2011年01月03日

かなり懐かしのカタログ ~ワンダーシビックSi~

かなり懐かしのカタログ ~ワンダーシビックSi~ 正月休み二日目。

今朝もお雑煮とおせちから一日が始まり、天気がそこそこ良かったのでようやくですが初詣に行ってきました。その後グータラ生活もほどほどにしておき、ダンクへiPodを移植するための段取りをしておきました。そして夕方から奥様の実家で義姉家族と合流。11人の賑やかな夕食を済ませ、21時に戻ってきました。

明日からは奥様が仕事ということで、夜更かしも今日はせずに早めに寝床に就いていました。





さて、今日は特にネタになる一日でもなかったので、以前書きあげていた「懐かしみシリーズ」をアップしておきます。ぶっちゃけ、正月に全然相応しくない内容ではありますが、逆に時間に余裕のある正月なので興味のある方は懐かしんでみてください。









2011年、最初の懐かしみシリーズはワンダーシビックでいってみたいと思います。
しかも1984年10月に追加で発売されたSi限定で。




「シビックといえばスポーティ!」

そんな印象を強烈に植え付けられたモデルがこのワンダーシビックのSiですよね。



以前書きましたが、このワンダーシビックSiは私の奥さんの最初の愛車であり、うちのすぐ裏に住んでいた幼馴染みの最初の愛車でもありました。故に、この車にはとても親しみがありますし、また峠道で随分と走らせた想い出があります。昭和62〜平成元年にかけてのことですけどね…。






シビックSiといえば、私の中ではこの真っ赤なボディカラーが強烈に印象に残っています。なぜなら前述の幼馴染みがこの色に乗っていたから。夜になっては峠道に走りに行っていたため、運転席に座るたびに緊張感みたいなものを感じていました。どうってことのない薄化粧顔でありながら、やけにレーシーな車に見えてカッコよかったなぁ…。

カムシャフト駆動プーリーのカバーが収まらなかったため、ボンネットフードの「こぶ」を作って押し込んだのもSiの証拠でしたね。






白いワンダーはうちの奥さんの愛車を思い出します。しかも3ATだったんですよねぇ。

このリヤスタイル、本当に斬新でした。こんな特徴的なリヤスタイル、普通はヒットしそうに思えませんが、歴代シビックの中では最も個性的でしかもかなり売れました。

前期型はテールゲートアッパーガーニッシュが黒だったんですよね。







マイチェンした後期型。前後バンパーが大きくなり、フロントグリル部もほんの少しですが形状が変わりました。







後期型は先の テールゲートアッパーガーニッシュがボディ同色になりました。私はここが黒のほうが好きでした。







3ドアから少し遅れてセダンのSiもデビューしました。
この型のセダンは物凄くコンパクトでボクシーなセダンでしたが、めったに見れないこのセダンSiを発見したときは、目が釘付けになりました。カローラセダンGTよりもレアものだった気がします。







ワンダーのSiがデビューした1984年の夏は、ちょうどウィリアムズホンダのF1マシンがケケ・ロズベルグによって優勝を果たしました。ホンダの市販DOHCエンジン搭載車はこのSiが実に21年ぶりという事になったわけですが、この年からちょうどF1で頭角を現しはじめた頃なので、タイミング的にもホンダ=F1というイメージが固まりつつありましたね。





こちらは後期型のカタログでの一面。1.5L・V6DOHCのツインターボエンジンを駆る暴れん坊“ナイジェル・マンセル”です。もはやこの方の偉業を私が語る必要もありませんね。
マニアじゃないので多くは語れませんが…

この頃のF1は楽しみで楽しみで毎回見ていました。





コックピットは実にシンプル。当時、ホンダ車の多くが採用していたトレー形状のインパネです。
今見るとおもちゃみたいですが、夜峠道を攻めている時に見るアンバーの計器盤がやけにスポーティで、質感云々なんて気にしたこともなかったんですよねぇ。





エンジンは言わずと知れた“ZC”。

◆最高出力 135ps/6500rpm
◆最大トルク 15.5kgm/5000rpm



個人的にはB16Aよりもこちらの方が名機だと思っています。今思えば、なんの変哲もないDOHC16バルブエンジンでしたが、その内容は実に意欲的なもので、先発の4A-Gに対し闘志剥き出しなとこが大好きでした。





エンジンの話になるとつい長くなってしまう私ですが、ワンダーシビックSiを懐かしむともなると、ZCを熱く語らないわけにはいきません(笑)。

なんといっても、ホンダDOHCといえばこのヘッドカバーです。ホンダF1・F2エンジンのヘッドカバーそのもので、洗練されたデザインながらどこかキャシャな印象の4A-Gと違い、ZCは男臭い筋肉質なかっこよさがありました。そして、ホンダはトヨタのように“ツインカム”という造語を絶対に使わず、あくまでも本来のエンジン用語であるダブルオーバーヘッドカム、つまり“DOHC”という言葉に今尚拘っています。

ボア×ストロークは75×90(mm)。ライバル4A-Gは81×77。
90(mm)というロングスロークがある意味ZCの一つの特徴でもありましたね。





ZCのシリンダーブロックです。

ベースになったのはワンダーシビック25iなどで先行デビューしていたCVCC12バルブエンジン(1気筒あたり3バルブ)のEW型。故にオールアルミ合金ブロックです。
因みにZCのエンジンの整備重量は102Kg。鋳鉄ブロックであるライバル4A-Gよりも20Kg近く軽く仕上がっています。そして、それ以上に驚くのがベースになったEWの重量とほとんど変わっていないことです。排気量がアップし、更に頭デッカチな4バルブになっていながらの結果ですから驚きです。





DOHCとしては異例の小型&軽量に仕上がったZCですが、なんといっても軽量化とハイレスポンスを実現させた仕掛けの一つであるこのカムシャフトを語らないわけにはいけません。ホンダ好きな方ならご存知ですよね?





ZCのカムシャフト2本をあわせても、SOHCのカムシャフト1本分よりも軽いと言われた“異形中空カムシャフト”。
中空カムシャフト自体はパイプにカムを焼結させたものが既に世にありましたが、ZCのそれはカムの山形状に沿って鋳抜きされたものです。参考までに書きますと、ベースとなったSOHCエンジンのEW型のカムシャフトが1本2.5Kg。対してZCは2本で2.35Kg。同じ4気筒ながらカムは排気側で計4個多くなってのこの重量です。
一応7500rpmがフェールカットですが、設計上は8000rpmまで可能と言われていました。ショートストローク型のB16A・VTECエンジンと同等の許容回転数を、ロングストロークのZCがあの当時から実現していたのも、こういった努力があったからです。





ヘッド回りを見ると、ここにもライバル4A-Gとの違いが見てとれます。これもご存知な方が多いかと思います。カムのすぐ下に4A-Gにはない仕掛けが見えますよね、スイングアームってやつが。





そもそもベースとなったEW型は1気筒あたり、吸気2・排気1の3バルブエンジンです。当然ですが、高出力化を狙うならば3バルブを4バルブにしたい。4バルブとなるとスペース的にCVCC(副燃焼室)は廃止せざるを得ないですし、嫌でもプラグはセンターになります。ペントルーフ型燃焼室ってやつですね。

さて、レイアウトが決まればあとはこの75mmというボア径の中にいかに目一杯のバルブ面積をとれるかが重要になってきます。これが出来なきゃいくらDOHC4バルブだと威張っても意味がありません。ここでまた先のライバルエンジン、4A-Gとの比較です。

ショートストロークが故に、81mmという広いボアを稼げる4A-G。そこに吸気30.5mm、排気25.5mmのバルブが2本ずつ入っています。対するZCはストロークで排気量を稼いでいるため、ボアは4A-Gよりも随分と小さい75mm。この狭いボアの中になんと吸気30mm、排気27mmのバルブが2本ずつ入っています。この時点で既にハンディをほぼゼロにしていますよね。

そこへもってきて、乗用車では世界初となる前述のスイングアーム方式4バルブです。






吸気バルブの口径面積は確かに広ければ広いほど有利ですが、限られたスペースの中で吸気効率を追い求めていくと結局はバルブ径×リフト量で決まる…。その答えがこのスイングアーム方式です。その理論がいかに正しいかはこの5年後にデビューしたVTECエンジンをはじめ、多くのメーカーが採用し始めた可変バルブタイミング&リフト機構の普及率を見れば明らかです。可変バルブタイミング&リフト機構はスイングアームの発展型ですからね。

ZCの吸気バルブのリフト量は10.3mmです。この数値は当時としては常識破りの数値でした。だいたい世の中、リフト量というのはバルブ径の1/4程度。30.5mmのバルブ径を持つ4A-Gでもリフト量7.56と、相場の域を抜けていません。ところがZCではボア75mmに対する30mmのバルブ径だけでも凄いのに、リフト量はバルブ径の1/3を超える10.3mm。いかに凄いかが分かります。




エンジンを語り始めると止まらないので、このあたりでやめときます…(~-~;)









足回りは懐かしい響きである「スポルティックサス」。

フロントには珍しいトーションバースプリングを使用したストラットを採用していました。これもワンダーシビックならではの特徴でした。要するにボンネットフードを低くしたいがためにコイルスプリングを取っ払い、代わりにシャフトの捻れを利用してスプリング代わりにさせたわけです。
ただ、足のチューニング度合という面では難しい足だったんじゃないでしょうか。






リヤは車軸式。ライバルの86レビントレノもリジットでしたね。4輪独立懸架と比べれば、やはりチューニング面で数段劣るのでしょけど、未だにコンパクトカーでは車軸式が多く、充分な性能を発揮していると感じます。



私が幼馴染のワンダーSiで峠を走っていたころは、まだ免許を取ってそれほど経っていなかったので性能云々などあまり分かりませんでしたが、とにかくひたすら踏ん張ってくれる足だとは感じました。リヤのスライドにビビリながら前を走る友人のハチロクを、いつでも突っつけるぞと言わんばかりにオンザレール感覚でコーナーを曲がりながら追いかける…。そんな若かりし日の記憶が残っています。






そしてシビック(前期型)の諸元表。

この頃、シビック3ドアを決して小さい車とは思っていませんでした。というか、コンパクトカーといえば弟分であるシティでした。


(シビックSi・5MT~前期型~)
全長:3810mm
全幅:1630mm
重量:890Kg



対する現在のコンパクトカーの代表格であるフィットRS(6MT)

(フィットRS・6MT)
全長:3915mm
全幅:1695mm
車重:1050Kg








フィットの方がデカくて重たいとは…(汗)






というわけで、今回のワンダーシビックSiはいかがだったでしょうか。ほとんどエンジンの話ではありましたが、やっぱりシビックSiはZC抜きじゃ語れません。スイングアームやPGM-FIなどF1のテクノロジーを継承したエンジンだし、なんたって最近のエンジンには無い熱いハートを感じます。


こんなホットハッチ、もう出ないですよね…。


正直、本気度が全く感じられないL型エンジンのフィットRSじゃ、いくら6MTでもスポーティもクソもないだろって思っちゃいます…。スカーンと8000rpmまで回る1500ccのDOHC-VTECエンジンを積んだフィットが出れば、最近のホンダを見直すんですけどねぇ~(~-~;)。
個人的には、MC後のフィットRSよりもMC前のフィットRSの方がよっぽど「フィットらしい」感じがして好感が持てます…。
極めて個人的な考えですが…
ブログ一覧 | 懐かしみシリーズ | 日記
Posted at 2011/01/03 00:57:18

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この記事へのコメント

2011年1月3日 3:21
回してもパワーの起伏を感じにくくうえ、パッケージング重視で作りこんだ感のあるフィットのL型に対し、かつてのスポーツエンジンはドラマチックで、クルマファンの心を鷲掴みするには十二分の存在でした。

特にZCが出たときは国産車のパワーウォーズ真っ盛りの時期なうえに、第二期ホンダF1が熱かった頃ですから、やはり、ヘッドカバーをとってみても痺れますね。あいにく、私はF22CやFD2のK20しか
ホンダのスポーツエンジンは体験がありませんが、きっとZCも素晴らしいフィールのエンジンだったのでしょう。

今の時代、EUのような小排気量NAやHVが流行っていますが、燃焼技術でF1を席巻したホンダらしく、ピリリと辛いエンジンを出して欲しいですね。 
コメントへの返答
2011年1月4日 22:47
ボアハムさん、こんばんは!

最近のホンダエンジンは、開発者の志が低いのか、そういう開発をさせてもらえないのか、そもそも気持ちの良いエンジンを作ろうという考えが会社にないのか、とにかく「エンジンのホンダ」などという言葉はもはや死語に近いと感じます。

L型エンジンだってもちろんちゃんと活躍するステージはあるわけですが、少なくとも派手なエアロで武装しいかにも元気が良さそうなRSに回らないL型をそのまま平気で積むなんていただけません。

あの頃私はZCと4A-Gのどちらも乗ることができましたが、一気に吹ける4A-Gに対し、トルクが太く息の長い加速をするZCという印象でした。このあと圧巻の加速と吹け上がりをするB16Aが私の愛車になったわけですが、コンベンショナルな4バルブDOHCの中で限界を極めたZCの方が私は熱いものを感じていました。

昔のホンダVTECはSOHCでもよく回ってましたからねぇ。なぜL型があれほどノイジーなのか不思議です…。ピリっとしたやつ、ホント出してほしいですね。
2011年1月3日 9:10
待ってました懐かしシリーズ!今年もどんな懐かしいクルマが登場するか楽しみにしてます。

今回はワンダーシビックは大好きでしたねぇ。やっぱりGr.A印象が非常に強烈に残ってます。
でも、このカタログってっものすごく当時のF1を全面的に押し出したものだったんですね。
まさにHONDAのF1プロジェクト第二期黄金時代でしたからある意味当然ですけど。
特にZCエンジンは私も乗っていただけに特別の思い入れがあります。
おっしゃるとおり、あのヘッドカバーは当時のF1エンジンをイメージしたデザインでボンネットを開ける度ニヤニヤしてたものでした。
正直言って、このエンジンに出会わなければ今頃私はきっとホンダ車には乗ってなかったかもしれないでしょう。
そのぐらい虜にさせてくれる魅力あるエンジンでしたね。
当時は圧倒的に4A-Gに乗る友達が多かったんですが、私のいとこがグランドシビックを買ってしかもB16Aを選ばずあえてZCのEF3を選びました。その後私に譲ってくれたんですが15万キロ目前で止まってしまい泣く泣く手放しましたが、エンジンはまだまだ元気でした。
乗る事の喜びを感じさせてくれたそんな思い出深いエンジンでしたね。
コメントへの返答
2011年1月4日 22:55
4nzigenさん、こんばんは!

やはり私達の年代はこのワンダーとグランドがドストライクですよね?

確かこのワンダーには「F1スペシャル」みたいな限定車が出たはずです。広告でもデカデカと「F1の直系!」なんて書いてありますから(笑)。でもこの頃のF1での活躍を考えたら、大風呂敷でもなんでもないですよね。

4nzigenさんはグランドのSiオーナーさんだったんですね。以前その話をチラッとどこかで聞いたような…。
ZCのグランドを18歳にして新車で買った友人が二人もいまして、この野郎と思いながら随分と運転させてもらいましたよ。ワンダーのSiから更に吹け上がりが滑らかで、私もお金を貯めて買うぞ!と思っていたところ、2年後にB16Aのインテグラが出ましてイチコロでした(笑)。

ZCはB16Aが出たあともEGシビックで再び設定されました。ZCのテクノロジーはB16Aにも生かされたはずで、スイングアームはそのままロッカーアームとなって可変バルタイに進化しましたね。
2011年1月3日 9:56
このカタログ、私も持ってます(^_^
あの頃、この1台が欲しくって、この1台にあこがれて、何度も何度も開いては眺めていました(;_;

CVCC-Ⅱ から始まった私のMyカー歴。
MC後のZCもその歴の1台です (^_^
VTECが付こうが付くまいがHONDAは本田、ベースあってのVTEC。 私にとって最上級なエンジンは今でも ZC です。
CVCCはⅠもⅡでも下りを運転するのに厳しさが(笑
コメントへの返答
2011年1月4日 22:57
hisaoさん、こんばんは!

ワンダー後期型のSiにお乗りだったんですね。後期型からATが4ATにグレードアップしていたようですが、私はカタログを見るまで知りませんでした…(汗)。

私が免許を取って一番最初に運転したのが親父の初代プレリュードXRです。パワステのない185サイズのタイヤは堪えましたが、すえ切りという事がアライメントに悪いも学べました。
プレリュードのCVCC-Ⅱはなんとなく回転落ちが悪い印象がありましたが、副燃焼室が影響してるんでしょうか。下りが厳しいって、エンブレが効かないってことですか?!
2011年1月3日 10:04
僕たちの年代のシビックと言えば
このワンダーですね・・・
ただ当時僕の周りには
乗っている人はいなくて
僕自身もホンダに乗り始める
前でしたから・・・
それ程身近な存在ではありませんでしたが
やっぱり気にはなっていましたねぇ~

入門機的なこんな元気な車があれば
もっと若い人も車に興味を
持つと思うんですけどねぇ~  (^_^;)
コメントへの返答
2011年1月4日 23:03
V-テッ君♂さん、こんばんは!

私の場合、奥様が3ATのSiという非常にレアなワンダーに乗っていましたし、友人が5MTのワンダーということで非常にラッキーな環境でした。しかもまぁこのあと、グランドのSi乗りが1人、SiR乗りが2人と、仲の良い近所の友人がシビックだらけに(笑)。

今はエンジンなんて脇役も脇役ですからね。ディーラーでも社外品はオーディオ交換くらいで、マフラーや足回りの交換は皆無に等しいと言ってました。車に興味を持てないって、私達からみると悲しい事ですね。
2011年1月3日 10:29
新年も早々から気合い十分ですね。
エンジンについてメチャ詳しくて、「ほ〜、そうだったの!」と、20年の時空を超えて今更ながら納得しております。

このSiのころは未だトヨタ贔屓でしたので、あまり思い入れは無いですが、このデザインには衝撃を覚え,買えない状況から乗っていた大学の先輩に、嫉妬心すら覚えた記憶があります。

当時、樹脂バンパーが出はじめの頃で、多くのモデルが、樹脂の黒色かシルバーでした。そのこともあって、シルバーのツートンが流行ったものでした。また、ボディ同色というだけでプレミアムなグレードである証拠みたいなもので、追加グレードなどによく見られました。

確か、2ndのプレリュ−ドも、Siはボディ同色でデビュー、後にXXにも特別限定で追加モデルがあったように記憶しています。

ボンネットのバルジも、DOHC化に伴ってヘッドが大きくなったことを彷彿とさせます。これも、2ndプレリュ−ドSiと共通の手法です。3rdプレではコブは無くなってしまいましたが、ヘットカバーの黒の結晶塗装に当時のホンダF1エンジンをイメージさせるなど、まさにF1黄金期といった感じでした。

しかし、市販車のカタログにF1が登場するなんて,今思うとめちゃくちゃ贅沢なものですね。PGM-FIも何となくPGM-F1に読めなくもないし・・・。

私の乗っていた3rdプレのエンジンはDOHCとしてはトルク重視型だったのか、大人しめという印象です。
でも、セリカGT-T(後期型、当時としては違法な社外マフラー)、フェアレディZR-Ⅱ(Tバールーフ、2シーター)に乗って入る友人達と、ネクタイ姿のまま仕事帰りに夜な夜な走りに行ってました。リトラ三兄弟と言われてました!

たまたま居合わせた暴走族と間違われて、
ケーサツに職質されたことも・・・。
あはっ、ネクタイ姿なので助かりました〜。
若かったな〜〜。
コメントへの返答
2011年1月4日 23:06
PRELUDE SiR-Tさん、こんばんは!

私も気合が入ってますが、PRELUDE SiR-Tさんのコメントもガッツリ気合が入ってますね(笑)。懐かしみシリーズではいつも熱いコメントを頂いて私も熱くなってお話させてもらってます。

歴代のシビックの中でもこのワンダーは特別に個性的で衝撃的でしたね。見た瞬間かっこいい!というよりも、少し時間をおいてかっこよさを感じました。

このシビックは確かにバンパーが上級モデルの25iでシルバー塗装、あとはバンクロ(バンパーが黒いのをこう呼んでいた)でしたね。カラードバンパーはまだホンダにはほとんどなくて、仰る通りプレリュードの限定車から始まってワンダーのSiiに続きましたねその後2.0Siも同色でしたね。私はタミヤのプレリュードXXのプラモでカラードバンパーで仕上げました。

2ndプレよりも3rdプレの方がボンネットが低くなっているにも関わらずコブがなくなったのは、元オーナーさんなのでご存知とは思いますがB20A型エンジンを後ろに傾けて搭載していたからです。縦置き5気筒のインスパも横に傾けていて、この頃はボンネットフードを低くするためには手段を選ばなかったのがホンダらしいです。こういった熱いものが今のホンダ車には感じられないのが残念ですね。

うちの親父はプレリュードSiが出た当初、PGM-F1と呼んでいました。こういう人、年配に結構いるんじゃないですかね?(笑)

フェアレディZR-Ⅱって最後の方のモデルですよね?私は初期のガンメタツートンが大好きで…。パラレルリンク式のライトもかっこよかったですね。

PRELUDE SiR-Tさん、やっぱり私よりも年上だ(~-~;)。
2011年1月3日 15:07

フィットのボディに8000回転オーバーのエンジン…
たまらんっすね( *´艸`)

話は変わりますが,
祖母がS2000買いました(゚Д゚)!!
コメントへの返答
2011年1月4日 23:07
はるさん、こんばんは!

そうでしょ?!フィットこそホットハッチになれる唯一のホンダ車なのに。

>祖母がS2000買いました

嘘でしょ…?(~-~;)。
2011年1月3日 19:43
83年のバイク、GB-250にもスイングアームは付いていました。

ただ、レブ以上の10,000rpmまで苛めて調子が悪くなり、
そのあとの2,000kmツーリングのあとにエンジンを開けたら
アームはポッキリ逝っていました。

カムシャフトはずれて、ヘッド内壁を削り、穴を開け
カムシャフトベアリングは球が行方不明などという症状もありましたが
それらを交換したらエンジンはまだ元気でしたよ。

最後に180度角度を間違えてカムを組んだのは内緒です。
コメントへの返答
2011年1月4日 23:08
katochさん、こんばんは!

ちょっと書き方が悪かったですが、スイングアーム自体はバイク以外でも自動車でも既にありました。トヨタの5M-GEU(ソアラやXXのエンジン)などもハイドロリック・ラッシュアジャスターを備えるのが目的のスイングアームを持っていました。ただ、4バルブ式DOHCでバルブリフトを稼ぐものは乗用車量産エンジンでは初めてだったはずです。もちろんバルブクリアランスが自動で調整できるのも直打式にはできないメリットです。

バイクだと限界回転数も相当高いでしょうから、壊れたときの破損などは想像するだけで怖いです。ヘッドをご自分で分解されたんですよね?さすがです…。最後のオチは別にして(~-~;)
2011年1月3日 20:44
このリアの斬新で思い切りのいいデザイン、とても印象深く残ってます。
近所の1歳年下の女の子が乗ってました。「やるじゃん!」って感じでしたね。
イメージ的には結構ロングボディーなんですが、まさかフィットより短いとは信じられませんね。おまけにこの車重の違いは凄すぎます。
コンパクトカーって、軽自動車限定用語にするのが正しいような気がしてきました。新たなKカーの定義でいいんじゃないかなぁ~
コメントへの返答
2011年1月4日 23:08
Shinさん、こんばんは!

このシビックはやっぱりリヤスタイルですよね。とにかく斬新でしたね。

>「やるじゃん!」って感じ

私の奥様がこれに乗って登場したときはドン引きでした(~-~;)

フィットよりも短いなんてビックリですよね。最小回転半径だってシビックは4.5mです。

現在のコンパクトカーって、既に当時よりも1~2クラス上のことを指していますが、仰る通り逆に軽自動車を指してもいい気がします…。
2011年1月3日 22:15
お久しぶりです。
懐かしのワンダーシビックですね。学生時代、あこがれの車でした。お金がなくて買えませんでしたが。アコードのエアロデッキというのもありましたね。斬新でかっこよかったです。
コメントへの返答
2011年1月4日 23:09
Vision42さん、こんばんは!お久しぶりで~す。

シビックで成功したホンダですが、アコードエアロデッキは販売的には大失敗でしたね。やはりルーフの長さとのバランスもシビックほどウケなかったのと、あの大きさで3ドアはさすがに説得力がなかったのだろうと思います。

あのスタイルの流れをアヴァンシアで、そして私のCMアコゴンでリファインさせたのではと思っています。
2011年1月3日 22:44
こんばんは&明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願いします<(_ _)>
さて随分とマニアックなカタログですね、Si専用カタログは巷にはなかなか出回ってないシロモノだと思います。
さてこのシビックを知ったのは大学生の頃かな?当時はもうグランドシビックにモデルチェンジした頃で周りにいた同級生や先輩が乗ってました、然しSiに乗れる程のお金持ちはいなかったので皆25iや25Rや23Lに乗ってましたね(笑)。
その当時は、そんなに好きではなかったのですが今こうして見るとなかなかかっこいいですね。
どちらかというとCR-Xが好きだったので、そっちのカタログばかり見てました。
現在はどうかわかりませんが少し前まではSi専用カタログは結構いい値段で売買されていたようです。
大切にしてくださいね♪
コメントへの返答
2011年1月4日 23:10
colt315さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしま~す。

前期型は買ったものではありませんが、後期型はお金をだして買いました。でも、前期型のほうが内容的には充実していたように感じます。それに何と言っても真っ赤なシビックは前期型のカタログしか載っていないんですよね。

私の友人でガンメタの25iに乗っていたものがいますが、その後裏の幼馴染が乗るこのSiに乗って、あまりにも加速が違うのにビックリ。図太い排気音とトルク感はやっぱ135馬力だ~と感動しました。
ワンダーシビックは好き嫌いが分かれるスタイルでしたね。特にリヤは。嫌いな人も結構いました。今見ても斬新でかっこいいと思うんですけどねぇ。

カタログは大切にしますよ~♪
2011年1月4日 8:54
おはようございます

シビック好きですね~

ちょうど私がAE86に乗っている頃、ライバルだった一台ですね!
あと、ジェミニZZとか・・・

完全に爺のお話になりそう(悲・・)

けど、F-1 やっぱりマンセルイイですね! 野性的な感性で走る姿・・今でも記憶に残ってます。

ウイリアムズで足回りを電子制御されてからのマンセルの走りは最悪で・・・普通の足回りに戻した後のマンセルの走りをいまだに覚えています。
コメントへの返答
2011年1月4日 23:11
石鯛おじさん、こんばんは!

ハチロクに乗られていたんですか?!ワンダーのSiはハチロクとガチのライバルでしたね。4A-GEUはよくホンダのB16Aとライバル視されていましたが、あの当時はZCの方がライバルでしたね。B16Aはどちらかというと4A-GZとライバルでしたから。

ジェミニZZ…、懐かしすぎます!イルムシャーとかありましたね。ジェミニは180psのターボがあったような…。

ウィリアムズの電子制御サスはアクティブサスですよね?でも最後はウィリアムズも上手にまとめていたんじゃないです?
2011年1月4日 21:06
80年代はバイクに夢中でクルマにはあまり興味が湧かなかったのですが、このワンダーシビックだけはカッコいいと思いました。特にリアハッチのデザインはすごいインパクトでしたね。
エンジンも限りない熱いハートを感じます。

元気なホンダは今何処に…。
コメントへの返答
2011年1月4日 23:12
wata-plusさん、こんばんは!

私は逆にバイクがさっぱりでして、きっと車のエンジン技術の多くが先にバイクに使われているんだろうなぁと思っていました。

ZCはF1の技術が結構入っていますし、何の変哲もない4バルブDOHCでありながら、やれることはやった感のあるエンジンだと思います。だから凄く熱いもの感じます。

それに比べて今のホンダエンジンは…(~-~;)。
2011年2月26日 11:07
はじめまして。

ブログ読まして頂きました。同時に感動&鳥肌立ちました。

と言うのも20年前の話でが、初めてのクルマが E-AT Siで、峠&サーキットを満喫してました。
ECUや吸排気系ノーマルでも燃料カット域までストレス無く回ってくれました♪

15年間程ブランクがあって、4年前に”B16B”搭載車、昨年”K20A”搭載車を相次いで購入しましたが、印象は、”ZC”の方がドラマチックな吹け上がりで官能的。
まだ、直前まで乗ってた”H22A”の方が官能的で良いなと感じました。

”ZC”は、以降続くDOHC V-TECエンジンの礎を築いた 正に名機ですね。
コメントへの返答
2011年2月27日 0:01
SOICHIROさん、初めまして!コメントありがとうございます。

こちらのブログが気に入っていただけたようで嬉しいです。

20年前にワンダーのSiに乗られていたんですね。仰るようにZCの吹け上がりは凄くドラマチックですね。VTECと気持ちよさとはまた違って、人工的じゃないエンジン本来のバイブレーションと音が気持ちよかったです。
H22Aにも乗られていたんですね。4気筒の中では私は最高のエンジンだと思っていますが、ZCもこれに負けないほどエネルギッシュなエンジンだと思っていました。

ホンダエンジンの名機といわれれば、やっぱりZCを何よりも最初にあげたいですよね!
また覗いてくださ~い!
2011年7月18日 19:28
思わず前文拝見させていただきました。
ZC16エンジンを懐かしく思い調べてたらこのプログに出会いました。ありがとうございます。
私も25年位前の新車(5MT)で購入し、峠、海等に出かけました。
その後はS13やZ33等のスポーツタイプに乗りましたが、ZCエンジンの感動はありませんね。
文中にエンジンがストールするとありましたが、マイカーも高速運転中にエンジンが止まりました。
インジェクション(PGM-FI)のランプが点滅してたのを思い出しました。路肩にとめてすこしたつとまたエンジンはかかりました。(一般路の走行ではこの症状はでませんでした)
それに重量が890kg。ほんとに軽かったですね、燃費もよかったです。
コメントへの返答
2011年7月18日 23:27
健吉号さん、初めまして!コメントありがとうございます。

25年前にワンダーシビックを新車で購入となると、私よりも少し年上な方かもしれませんね。

ZCは最近のエンジンにはない熱いハートを感じるエンジンでしたね。新車で乗られたということは、慣らしから始まって一番美味しい時期も経験されてますでしょうから、ZCを相当楽しまれたでしょうね。羨ましい~~♪

シビックは重量的にも相当軽かったので筑波などでもライバルよりもかなり速かったのですが、ボディがかなり弱かったのもまた有名でしたね。うちの奥様が乗っていましたが、ジャッキアップしてドアを開けようものなら、ドアが締まらなくなってました…。ボンネットも端が浮いてたし(~-~;)

また今度、クイントインテグラをアップするつもりなので、また覗いてみてくださ~い!
2012年12月30日 20:11
初々しい会話だこと(笑)
コメントへの返答
2012年12月31日 22:23
何事も始まりはそういうものですね(~-~;)
2013年5月1日 20:26
初めまして。
バイトの先輩がこの車の兄弟車のCR-XのSiに乗っていて、貸してもらった時はえらく感動しました。
その影響で私はクイント・インテグラのGSiを購入しました。
ZCエンジン、良かったですよね〜。
コメントへの返答
2013年5月1日 23:00
アムリョさん、初めまして。コメントありがとうございます。

ZCは本当にいいエンジンでしたね。そしてクイントインテグラも少し大人っぽいスポーティさが素敵でした。クイントインテグラも書いていますので、よろしかったら覗いてみてくださいね~。

http://minkara.carview.co.jp/userid/166682/blog/23209973/
2015年5月10日 21:02
シビックのスクープニュースが流れて見ましたが、なんだかぱっとしないなあ、こんあのいらないと思ってます。
自分もむかし、ワンダーシビック(シビックシャトル)のオーナーでした。色はホワイト。
http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80+%E3%82%B7%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%AB&aq=-1&oq=&ei=UTF-8#mode%3Ddetail%26index%3D3%26st%3D0
このシビックのバックの感じ、とっとも好きでした。

フロントの形状も気に入ってました。
http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80+%E3%82%B7%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF&aq=-1&oq=&ei=UTF-8#mode%3Ddetail%26index%3D39%26st%3D1434
だんだん「丸っこく」なって、今のフィットなんか、ずんぐりむっくり、これが空気抵抗考えた形状かもしれませんが、どうも好きになれません。
メカは詳しくないので、なんともいえませんが、目新しい機能が付くのかな?
コメントへの返答
2015年5月12日 0:15
無菜さん、初めまして。コメントありがとうございます。

新型のシビックRはド派手で、正直ガキっぽいデザインですね。もはや庶民から愛されるシビックじゃない。庶民的だけどちゃんとスポーティで斬新な一面もあるのがシビックだったように思います。特にワンダーはそれを強く感じますね。

シャトルはワンダーとグランドで発売されたと思いますが、どちらも良いデザインで人気がありましたね。特にグランドの方は3ドアと4ドアがFMCしたあともそのまま販売を続けていたと思います。デザイン的にも完成されていたと思います。

丸っこいデザインは今風ですが、伸びやかでシャープに見える一昔前のデザインの方がなぜかしっくりくるのが不思議です・・・

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「アコード、その後 http://cvw.jp/b/166682/47799311/
何シテル?   06/23 17:23
2005年12月にアコードワゴン(CM2)オーナーになったダブルウィッシュボーンと申します。 スポーティな中にもエレガントなたたずまいのアコードワゴンがと...
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