平日はブログを書く時間と気力がほとんどないという事もあって、そのぶん休日はなんとしてでも書くぞ!という気持ちが強いダブルウィッシュボーンです。皆さんこんばんは。毎日暑いですね。

3連休最後である今日の山口は、夕立もなく安定した天気でした。その代わり、やっぱり暑かったですね~。

ただ、天気が崩れなかったから洗車でも・・・、という気持ちにはなれず。まぁ、アコードは昨日ホンダで洗ってもらえたようだし、ダンクも途中雨に祟られたもののスプレーワックもかける事ができたので今週はこの状態でスタートがきれそうです。
さて、昨日ホンダでエアコンガスクリーニングを行ってもらい、思いの他アイドリング微振動が軽減されたわけですが、本当はここまで調子が良くなるとは思っていなかったので更なる改善メニューを用意していました。そのメニューは既に昨日書いてはおりますが、一つがPCVバルブの交換。もう一つはエアクリーナーの交換です。連日のメンテブログなのでちょっとゲップの出る方がおられるかもしれませんが、いつか誰かの参考になるかもしれませんので残しておきますね。

まずはPCVバルブの交換。
PCVバルブはクランクケース内に溜まるブローバイガスをスロットルよりも先のインマニ部分に戻すバルブで、クランクケースからインマニ方向にしか流れない(インマニからクランクケースには流れない)一方通行のバルブです。興味のある方は
こちらに分かりやすく書いておりますので覗いてみてください。
ここをブローバイガスが流れる時というのは、アイドリング時やパーシャルスロットル領域、或いはエンジンブレーキの時など、スロットルを閉じ気味の場合に限ります。しかし近年の車は低回転を使って走る事が多いので、このPCVは結構な量のブローバイガスが通過していると推測できます。

CL&CMアコード用K型エンジンのPCVバルブはオルタネーターのすぐ上のウォーターパッセージ部分にあり、単にPCVバルブを引っこ抜くだけで外せます。恐らくオイルがポタリと1~2滴落ちてくるかも・・・。

プライヤーでホースバンドをずらし、ホースを傷つけないよう捻りながらずらしてホースを抜いていきます。

これがPCVバルブ。
これを外すのは約2年前に
クリーナーで内部を洗浄して以来でしょうか。

今回は差込部のグロメットも交換。柔らかいゴムのグロメットで、特に熱による硬化はありませんでしたが、115円という安い部品なので一応交換することに。

PCVバルブ装着部にはブローバイのオイルがたっぷりと・・・。

左がこれまで使用していたもの。右が新品。どちらも部品番号等全く変更なしでした。

差し込み部のオイル分を拭き取り、新しいグロメットとPCVバルブを差し込みます。

PCVバルブ差し込み口に溜まっていたブローバイのオイルはかなりの褐色ですね。拭き取っても全てが取れず、部分的には固まっていました。

ついでにプラグが緩んでいないかも確認しておきました。以前2番と3番のプラグがやや緩かった事があったので、ちょっと心配になって・・・。
イグニッションコイルにもオイル分が吹き上げた形跡もないし、プラグも4本全て緩みはありませんでした。
さて、ここでPCVバルブ交換による変化を確認するために少し走らせてみました。正直、昨日から調子がかなり良いため、このPCV交換による変化は分かりませんでした。しかしこちらも1500円という安い部品ですしPCVバルブも消耗品なので交換しておいたほうが安心ですね。

そしてもう一つ。エアクリ交換です。
恥ずかしい話ですが、私はエアクリに関しては本当に無関心でして、エンジンのフィーリングを重視する割には交換サイクルなど気にしたことがほとんどありません・・・。多分ですが、これまで一度しか交換をしていない気がします。もちろん掃除は時々しますが、交換は一度だけかと(汗)
しかし、このところ掃除をしていてゴミや虫などは取れても黒ずんだ油分のせいで適正量の空気を吸えていないかもと今更ながら思いまして、交換することにしました。

左が新品で右が使用済み品。
見えている面はエンジン側の面ですが、型式はどちらも全く同じで色は最初の純正品とは違っていました。

こちらは吸気ダクト側。
こちらも色が違いますね。

当たり前ですが、排ガスなど沢山の汚れをブロックしてくれているんですね。今後はもうちょっと交換頻度を上げてやらなきゃ・・・。

これでエンジンも気持ちよく深呼吸できることでしょう(笑)
さて、ここでまた検証走行。
う~~ん、なかなかいいですね~!
以前よりも上が少し軽く感じます。
エアコン切ると更に軽く感じるし。
GOODです!!
さて、先ほど取り外したPCVバルブなんですが、中がどんな状態か気になりません?自分は技術系の人間だからか、とにかく部品をばらしてでも状態を知りたい・・・。多分そういう方も多いかと思い、オペしてみました。
クランケ(爆)。

エンジンブロック差し込み側。こちらから圧がかかり、ガスが抜けていきます。

先っぽを折って、オリフィスの動きを・・・。
エンジン側からガスの圧がをかかった状態、つまり爪楊枝で中の栓を押した状態です。

バルブをノコで半分に割ってみました。
非常に単純な構造にびっくり・・・。
圧で押されたガスが上から下に一方通行で流れるのがこれで分かりますよね。そしてガスの逆流をさせないバルブの気密は黄色い栓の頭の部分で保たれているのも分かります。以前私はこの部分にエンジンコンディショナーを流しこんで洗浄しましたが、そのおかげなのかは分かりませんが、この部分を含めて全体的に綺麗な状態でした。もっとスラッジ状のものが残っているのかと期待していたのですが・・・

とまぁ、昨日今日と連日メンテをしましたが、アイドリング・走行時ともに随分とフィーリングが改善されました。もともと走っている時は問題は感じていませんでしたが、アイドリング時の改善はかなりの進歩。15万Kmの車としては相当良い状態に戻ったと感じます。
でも最終的には、サブフレームマウントの交換をいつかしたい・・・。しかし、これは金額的に結構かかるのでまだまだ先のことになりそうです。タイヤも交換しないといけないし・・・。
まぁ、とりあえず現状満足といったところです♪
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Posted at
2013/07/15 23:15:38