
このところ山口は朝晩だけでなく日中も寒い日が続いていましたが、今日は朝からポカポカ陽気でした。
気温が上がると、車も人間と同じように調子が上がってきますよね。エンジンの回り方は軽くなるし、ゴムや樹脂も膨張して柔軟性が出てくるからでしょうか、よく聞こえていた異音が聞こえなくなったりで。旧車だとそれが顕著な気がします。

お袋と妹が昨年玄関前に植えていたチューリップも芽が出て大きくなってきました。
残念だったのが、ネモフィラの種を昨年秋に植えるのを忘れてしまったこと。忙しくてこのところ土いじりができていないのですが、ネモフィラだけは毎年見たかったのでガッカリです・・・。

休日になると娘の運転練習に付き合っているのはこの週末も変わらず。まだまだ下手っぴで色々と確認不足も多いですが、場数をこなしつつ車の動き(タイヤの4輪の軌跡)なども理論的に理解していく事で上達が早まるかなと感じています。

そういえば先週は帰宅中にR30スカイラインRSターボ(2ドアHT)に遭遇。これは前期型ですね。サイドにゴールドのステッカーも貼られていて懐かしかった~~。確かタミヤのプラモで前期RSの4ドアがあった気がしますが、セリカXXと並んでよく作ってたなぁ・・・。

そして昨日は買い物中にダイハツのシャルマンに遭遇。紺色とグレーのツートンでしたが、なんとなく昭和50年代の高級サルーンの雰囲気がありました(笑)。結構お若いドライバーだったのにちょっとビックリ・・・

さて、前回のブログでアコードのリヤハッチダンパーのピン折れの件でホンダで修理してもらい、その時に荷室左側の内張りがよく嵌っておらず、そのせいでパッキンも嵌めこまれていなかったという愚痴を書きましたが、その後荷室に敷いている滑り止めシートを動かす事がありシートを浮かせたら画像のクリップが1個出てきました。
「えーーー?!荷室内張りのクリップのどこかが取れたままだったって事???!」
と思い、外せる範囲まで外してみようとしたところ・・・

なんと早速内張り手前側の底の方にこれとは別にクリップが落下しているではないですか・・・(汗)
このクリップは画像左の上の方に嵌めこまれているクリップなので嵌めておきましたが、問題の滑り止めシートに隠れていたクリップはどこのものなのか分からないままでした。
となると、天井か・・・・
(──┬──__──┬──)
これを発見した翌週にダンクを修理に出す事になっていたので、この件をサービスマンに伝えておく事にしました。

そしてそのダンクの修理。
一つは運転席側のドライブシャフトブーツの裂けの修理。そしてもう一つがエンジンマウント3箇所の交換です。
アコードのクリップの件はすぐに伝え、更にアコードの吸気ダクトの差し込み忘れの件もあったのでこれを伝え、「こういった状態が続く中で旧車であるダンクを修理してもらうのが凄く不安です」という事も伝えると平謝りされていましたが、その方が作業されたのではない事も分かりましたしアコードも都合の良い時に持ってきてくださいと大変真摯な対応をしていただけたので、この対応を信じつつ今後の様子を見ていくことにしました。

ダンクのエンジンマウント(ミッションマウント含む)は全4箇所で全てラバーマウント。一昨年だったか一番金額の高い4番のマウントは裂けてしまって既に交換済みですが、残り3箇所もそう遠くないうちに裂けるでしょうし4月から娘が通勤で乗る事を考えて予防的に全て交換しておく事にしました。

マウント3箇所は今年1月に既に買って自分で持っていたのでこの日は持ち込み交換。それだけなら安上がりだったのに、ドライブシャフトブーツの裂けが見つかって結局まぁまぁ高額になってしまいました・・・・(;-;)
あとは、ハンドルのセンターが少し左に向いていたので修正しておきましたとの事で、私も少し気になっていたので気が付いていただき修正をしてくれて助かりました。

因みに入院中の代車はN-BO JOY。この手の外観だとスペーシアギヤとかデリカミニがライバルってことかな?私はこの手のジャンルは趣味ではありませんが、かなり見かけるのでN-BOX JOYも結構売れるかもしれませんね。

因みにこの車、本革ステアにパドルシフトという事でターボ車でしたが、さすがターボ付きなので走りは余裕ですね。
ただ、うちのN-WGNも同じ印象ですがS07Bのターボ仕様ってどうもNA仕様に比べてエンジンフィ-リングが良くないんですよね。エンジン音の抜けが良くないというか音がゴロついてて爽快じゃない。NA仕様も登場当時(S07A当初)は酷い印象でしたが、リファインを重ねVTEC仕様になってからは特に軽やかな印象になりましたがターボ仕様は相変わらずゴロゴロ感があります。静かである事は間違いないのですが、臭いものに蓋をする的な印象は今も変わらず感じます・・・

内装柄は結構カジュアル。この手のジャンルだとこういうセンスが好まれるのですね。

ドアトリムはステッチが入っていて割りといい感じ。

そしてダンクを受け取りいざ帰宅。
アクセルを踏み込んで加速すると
気持ちいいわ~~~~!!!
エンジンマウント全交換の効果は間違いなく感じ、回転フィールは滑らかに感じ、エンジン音も格段に静かになりました。
間違いなくS07Bよりも音が聞こえるけど、音質がか細く音色が綺麗なので煩いとか不快に感じない。そして音の抜けが良い。更には今どきのロングストロークではなくスクエアなのでとにかくシュンシュン軽く回ってくれます。
劣化した車をリフレッシュさせるのに最も果的なのはショックアブソーバー交換とエンジンマウント交換、そして異音解消だと私は思っているのですが、今回改めてそれを感じました。
同時に、ハンドルセンターが以前がよりも更に左に向いている事に気がつきました。
「げげ!!これじゃ以前の方がマシだったじゃん!!
またわざわざホンダに行って修正してもらうのも面倒だし何となく嫌だなぁ・・・」
と思いながら帰宅していると、ホンダのサービスマンから電話がかってきました。
サービスマン:
「ダブルさん、代車にカバン置き忘れたままでしたよ(笑)」

すぐにUターンしてカバンを取りにいくことに。
ハンドルは結構左に向いてますよね?
勿論このタイミンなのでハンドルの事を伝え修正してもらえました。スパナを積み込んで試走されていたので多分タイロッド部で調整したのだと思いますが、そもそも調整して締め込んだあと試走されなかったのかな・・・・。

さて、前回のブログで書いた
「ホンダ純正のディスプレイオーディオを付けたついでに社外カメラを繋いだら、シフトをRに入れてもカメラ画面に切り換わらない」っていう件。
リヤバンパーにカメラを取り付け、そのカメラ電源はリヤコンビランプユニットのバックランプの配線からワンタッチカプラーで割り込ませて取り、そしてカメラの映像の線は内張りの中で隠しながらデッキまで走らせデッキの映像入力端子に入れる、という方法を取っていました。
画像の様に、バックランプに割り込ませたカメラ電源はRに入れた時だけカメラに向かって流れ(赤矢印)、カメラを通って映像がデッキに流れる(黄矢印)・・・・。これによってデッキの中で勝手にバックカメラ映像に切り換わると思っていたのですが、そんな都合の良い話にはなるはずもなく、前回のブログコメントでダンク乗りのベスビアスさんから「オーディオ背面にある3ピンカプラーがリバース信号に当るので、そこに信号を入れたら映るはずです」という有難いアドバイスをいただき、頭の中がすっきり。
なするほど、今のままだと映像は流れているけど画面の切り替え信号が必要なデッキなどはその切り替え信号がないと映せないって事なのですね。
ベスビアスさん、ありがとうございました~~~!!
そして、その他色々なアドバイスをくださった皆様もありがとうございました~~!

これがデッキ裏面に取り込むリバース信号のカプラー。実は「ホンダ純正 3ピンカプラー リバース信号」などで検索するとアマゾンや楽天なのでもメスカプラーの物ばかりが出てきてオスカプラーの物は全く出てこなかったのですが、よく考えたらそもそもホンダ車の多くはデッキ背面には既にこのオスカプラーが走っていて、それを使って社外ナビを装着するってパターンは多いのでメス変換プラーが多く売られているのでしょう。
よやく探し当てた時は嬉しさ倍増でした。

どうやらこの3ピンは「パーキング、車速、リバース」の三つが取り込まれる模様。配線色は社外品なので規則性がないので、並び順が重要になります。

その信号の並びは、右から「車速(桃色)・リバース(紫)・パーキング(薄緑)」という順。
今回必要なリバースは勿論ですが、車速信号もデッキのある機能に必要そうなので、この二つの線にギボシ(オス)を装着しておきました。パーキングはワンセグとかナビ付きの時に必用なのかな?今回は不要なので中継端子を潰して被せておきました。

さて、リバースと車速の12Vをどこから取るかですが、カメラ電源の時に割り込ませたバックランプ線だと内装をまた外さなきゃで面倒だったので、デッキに近い前側で探す事に。バックランプの線は「緑/黒」ですが、右側フロアを走って前側に走っていたのでアクセルペダル横をはぐってみたらありました。しかし、ワンタッチカプラーで割り込ませる隙間はとてもじゃないけど無い・・・・

そこからハンドルポスト裏まで走っていたので、リバース信号はそこで割り込ませる事に。

一方の車速信号は、全く分からなかったのでネットを頼るもダンク乗りの方の情報が皆無だったため、ダンクの派生元であるJB1ライフ乗りの方を頼ってみたらようやくお一人発見。
どうやら助手席足元にある「青/白」線がそれだそうで、確認したら各カプラーから出ている他の線の色も同じ感じだったので多分大丈夫だろうと半分バクチでここから取ることに。

さて、あとはオーディオを外して配線作業。

今回差し込むのは空いている右側の3ピンカプラー。

そのへんに転がっている配線を使ってリバースと車速の割り込み線を用意。電気の流れとしては川上にあたる線なので、3ピンカプラー線との接続部にはメスのギボシを付けておきます。

ギボシ加工側をデッキ裏に出し、反対側を運転席側と助手席側にそれぞれ垂らしておきます。

車速信号線はグローブボックスを外してその奥でタイロックで固定。

そして車速信号の「青/白」線にワンタッチカプラーで割り込み。

リバース線は運転席フロアに寝転がってアクロバチックな姿勢になりながら「緑/黒」線に何とか割り込み。

中継線と3ピンカプラーのギボシをそれぞれ繋いで結線は完了。

役者勢ぞろい(笑)
左から「24ピンメインカプラー、映像信号、リバース&車速信号、ラジオアンテナ」の順。

このデッキを買った当初は24ピンカプラー&ラジオアンテナカプラーだけでしたが、気が付いたらほぼ埋まってきました。残り1個はワンセグ用って事かな?

さてさて、エンジンを始動していざRへ!
映った~~~~!!

社外カメラなので期待はしていませんでしたが、結構綺麗な画像だったのでビックリ。

車速信号は、速度に連動して音量を上げてくれる機能があったので繋いでみましたが、バッチリ機能してくれていました。

画角等の確認。
ご覧の様にガムテープを置いて確認してみましたが、車両側で映せる範囲は画像左側に置いた位置が限界。輪止めの位置を正確に判断するならもう少しカメラを下向きにしたいところですが、遠くの方もそれほど映せていないのでバランスを考えるとこのあたりがベターかな・・・
要は、もっと広角のレンズであれば良かったのですが、こればかりは購入前には分からない事だったので仕方がないですね。でもカメラの無い状態と比べれば、色々な意味で助かるでしょう。

画面の赤いラインがどのあたりかも、地面に線を引いて娘に教えておきました。色々な場面での判断材料になると思います。
因みにこのラインの調整はデッキの方ではできないようです。

夜間の画像。この画像だと粗い感じですが、純正カメラと比較しても明るさや粗さなど遜色ないレベルだと思いました。
唯一問題があるとするなら、「周囲を直接確認して下さい」という画面内の文字が邪魔・・・・。輪止めとか最後の詰めを確認したい時にとっても邪魔に感じます。

という事で、目だたないこのカメラの見た目は大満足。

とにかく純正風な弄りを重視する私としては、ひと手間かかりましたが埋め込んで正解でした。
今回のカメラ装着で、私が娘のためにしてやれる修理やリフレッシュ作業はほぼ終わりました。
大きなところでは、中古ながらもショックアブソーバーやリヤアクスル交換。スタビブッシュ交換も異音改善には大きな効果がありました。
安全面で言えば、ヘッドライトとフォグが暗くて心配していましたが、タイミングよくどちらもポン付け商品が出ていて交換が可能となり、その明るさも段違い。対向車に迷惑をかける事無く明るさをアップできたので大満足です。
CDとMDしか聴けなかったオーディオは色々探しながらホンダ純正ディスプレイオーディオに辿り着き交換。USBやiPhoneで聴けるので満足していましたが、それならカメラも付けれるじゃんと思い今回の作業。無知なため機能せず諦めかけていましたが、解決アドバイスをいただけ無事機能させることができました。
あとは娘が事故せず4月から通勤できるかです。
その前に18日が大学の卒業式。奥様は一緒に行けないのでとても残念がっていますが、トーチャンが着付けに連れていき卒業式前に家に連れて戻れるので奥様と一緒に写真を撮ろうと思っています。成人の日の時は奥様は寂しく病院暮らしでしたから尚更楽しみなようで・・・。