絶対零度見ましたが・・・―◎◎ー

今晩放送された新番組「絶対零度」見ました。
めったに日本のドラマを見ない艦長が何故見たか？
別に上戸彩のファンではありません。

それはアメリカのドラマ「コールドケース」の明らかなモノマネであるこの作品の出来はいかにという興味からでした。
なにせ、「コールドケース」は実に仕上がりの良いクライムサスペンスゆえ、大好きな作品なんです。

で、日本のそれはどうか？
題名からして「コールドケース」をイメージしていましたが、
なんと、未解決BOXの倉庫のシーンや、過去映像の粒子の粗さ等、
随所にまるっとパクリのシーンが。
CSIの雰囲気までぱくってる。

全出演者が下手、セットは安っぽい、肝心の脚本がなってない。
本物の「コールドケース」を見ていなければ、
日本製のこのドラマもそれなりに楽しめるのだろうけど、
オリジナルファンにとっては、がっかりでした。
で、絶対零度を見終わって、お口直しに「コールドケース」を見直しました。

そして、改めてアメリカのテレビドラマの質の高さを感じます。
役者は端役に至るまでうまいし、セットも見事、
屋外シーンの多用も新鮮だし、撮影の仕方も凝っている。
音楽の使い方も洒落ている。何よりも情緒的な脚本が実にいい。
本来情感あふれる脚本は日本人のほうが得意のはずなのに
なんでアメリカ人があんな情感豊かな脚本書けるんだと驚いてしまう。

ま、役者が少々下手でも、セットが安っぽくても、
やはり脚本だと思います。
「相棒」などはできが良いと思いますが、
「感情」が「過剰」になるのが日本のドラマの短所でしょうか。
医療物も「ER」を見ているとどうも二番煎じで・・・
それでも面白い日本のドラマも多いですよという声も聞きます。
頑張って日本ドラマ。
でも、私はスカパでアメリカのドラマばっか見ています。
５月から始まる「メンタリスト」
７月から始まる「フラッシュフォワード」に期待！

ー◎◎ー