車両火災が多発の"FD型RX-7"、対策はできる。

※この記事は作成から公開まで2ヶ月ほど間が空いています。

山陽道富岡トンネルと東北道蓮田SAで
このお盆休みに連続で発生した車両火災。
そのどちらもクルマはマツダの"FD型RX-7"で、
燃えた場所も後部左側と一致しています。
他にも近年車両火災の話が多く聞かれる"FD型RX-7"の
多くが同じ部位が燃えています。

この"FD型RX-7"は構造上、
後部左側で部品の経年劣化等によって
車両火災が起きやすくなっていますが、
発売から既に30年以上経っている車種の為、
補修部品の製造もとっくに終わっている、
所謂旧車と呼ばれる車種ですね。

そんな名車"FD型RX-7"ですが、純正部品が手に入らなくても
ちゃんと代替え部品があって対策もできると
マツダ車と"RX-7"に詳しい"ひでぽんチャンネル"さんが
詳しく解説されています。

・暑すぎる夏に次々とRX-7が自然発火で燃える


・車両火災の原因を追究しました


要するに旧車のメンテナンスをしっかりと行って
適切に運用していれば確実に防げるという事ですね。
それは"RX-7"に限った話ではありませんけどね。

旧車趣味というものは決して気軽にできるものではありません。
覚悟と根気と知識、お金と時間がべらぼうに必要になります。
特に覚悟とお金は際限なく必要なうえに時間とともに増え続けていきます。
それだけ古い車の維持管理には神経を尖らせる必要があります。
でないと、今回のように走行中に燃えてあわや大惨事…。
走行中に燃えたらそれだけで無関係の周りのクルマや人々に
事故やその他の被害を生みます。
それが高速道路上だったらなお危険ですし、
今回のトンネル火災でも犠牲者が出ていてもおかしくない惨事です。

少し考えれば旧車を維持する事の難しさはわかると思うのですが
昨今そういった覚悟の足りない旧車趣味の人が増えているという
事なのかもしれませんね。