
毎年5月の最終週末に開催される、
マツダロードスター乗りの祭典"
軽井沢ミーティング"が
今年も先週末の5月24~25日に例年通りに
軽井沢プリンスホテル&プリンススキー場駐車場にて
多くのロードスター乗りが集まり、
マツダの開発関係者らも出席して開催されました。
毎年ここでロードスターの改良情報や今後の展望、
限定車情報なんかも明かされてきました。
昨年は35周年記念車の商品化情報があったり、
一昨年はND型では初めてとなる大規模改良の情報も明かされましたね。
今年の軽井沢ミーティングではどんな新情報があるのか。
ファン同士の交流も楽しいですがそこも気になっていた方も多かったと思います。
ND型ロードスターの新情報としては、今年の年末から商談が始まる
"MAZDA SPIRIT RACING"モデルに関してが最もホットな話題でしょう。
そして、発売から10年を超えてそろそろフルモデルチェンジの行方も気になるところ…。
私もロードスターは乗り換えの候補にしているので、
気になりながら軽井沢に足を運びました。
結論から言うと、今回は大きな新情報はありませんでした。
MSRモデルに関しては年明けの東京オートサロンで必要な情報はほぼ出ていましたし、
後は商談開始時期を迎えないと出せない情報しか無いかもしれませんね。
ロードスターのイベントなのでMAZDA3の話をする訳にもいかないでしょうし
そちらはまだ開発もそこまで進んでいない可能性が高いですし。
大きな新情報は無かったものの、フルモデルチェンジに関しては
今回きっぱりと「ハイブリッドモデルへのFMCはしない」と明言。
カーメディアでよく書かれる憶測の「マイルドハイブリッドでFMC」はせず、
次のロードスターはロードスターらしさを持ったEVの開発の目処が立つまで作らない、
という以前からの姿勢をしっかりと明確にしてくれた事となり
本当にロードスターが好きな人は一安心だったと思います。
そして、ピュアガソリンモデルのND型を買おうか迷っている人には
良い後押しになったかもしれませんね。
今から買ってもまだしばらくはND型が販売され続けるので。
ND型ロードスターは2029年末までは継続販売される事が
これでほぼ確定的になったと言えます。
というのも、マツダは2030年以降は販売する新車全てが電動化モデルと宣言していて
この姿勢は変えていません。
つまり電動デバイスを持たないロードスターは2029年までしか販売できません。
ハイブリッド化をきっぱり否定した以上、
長くても2029年で一度ロードスターは販売終了となり、
"アイコニックSP"市販モデル等で経験値を稼いで
理想のEVロードスターを開発できるようになったら商品化する、
という感じになるのだと思われます。
恐らくそれが、ファンにとってもマツダにとっても理想的でしょうからね。
中途半端なものは無理に作らない。
信念があるからこそできる決断ですね。
ND型ロードスターは完成度が高いので、10年経った今でも微塵も色褪せていませんし
15年経っても眩しく光り輝いているのは間違い無いでしょう。
ロードスターが本当に好きな人はそのまま乗り続けても最新型に乗り換えても良い訳で。
来年の軽井沢ミーティングではND型のFinalEditionとかの話が聞けたら良いですね。
ブログ一覧 |
MAZDA♪ | 日記
Posted at
2025/05/27 04:00:03