くろネコのブログ一覧

明日9月1日（日）は、
第11回
遊佐町クラシックカーミーティング
の開催日です。

数日前まで雨マークが並んでいた週間予報でしたが、昨日あたりから晴れマークが出始め、明日は何とか良い天気の中で開催することが出来そうです。

青空にポコポコと雲が流れ、日差しも暑過ぎず、程よいそよ風が心地よい天気だと最高です。

今日の夕方は会場準備をしてきました。

展示会場内周辺の草刈りと、一般観覧者用の駐車場の整備。
ここが来場者の車で溢れかえるほど、たくさんの人が見に来てくれるといいなぁ。

明日来られる方はどうぞよろしくお願いします。

http://yuzaccf.web.fc2.com/

この夏はマウンテンバイクのレストアをテーマに、タップリと楽しめました。

今回はポジションの微調整を含むパーツ変更。
アマゾンのレビュー記事で見かけた「なんちゃってアヘッド化」とはうまい表現です。
旧式なクイルステムを現代的なアヘッドタイプのように変換するポールを使い、巷に溢れる豊富なパーツから好みのサイズの物を自由に取り付けできるように変更してみました。

サス無しフォークからサス付きフォークに変えてしまうというのが理想なのかもしれませんが、良質なクロモリフレームだからこそのサス無しでもしなやかで乗りやすい特性を楽しむなら、元のままのサス無しフォークで。

最後のフロントフォークのベアリング不具合は余計でしたが、実際に組んで乗ってみた印象や、もっとこうしたいという欲求はまだまだ終わりが無さそうです。

とりあえず、ボロボロだった25年前のMTBを分解し、シャキッとした謎めいた一台に仕上げるという目的は十分達成できました。

古いMTBをレストアする 23

古いMTBをレストアする 24

古いMTBをレストアする 25

フレーム単体まで分解し、各パーツの新品交換で新車同然に生まれ変わったオールドMTB。

フロントハブの不具合はホイールごとハブ交換することで決着が付きましたが、どうもハンドルのフィーリングに違和感があって、ガタが無くなるまでワンを締め込むとハンドルが重くて回しにくいくらいになり、適度な軽さで回るように組むとガタがあって、フロントブレーキを掛けて車体を前後に揺するとステムの根元がグッ・グッと動いているのが分かるほど。
ひょっとして組みつけの向きにミスがあったのかなぁ？？
何か対策しなければと、もう一度分解しました。

そしたらビックリ！
ついこの間、普通の飴色のグリスで組んだはずなのに、まるでモリブデングリスを使ったかのように真っ黒な状態に。
しかも、よく見なくても分かるほどメタリックが混入し、何年もガタが出たまま金属粉の舞う中で使い続けたかのようになっています。

上下のワンは特に磨耗無く、リテーナーの接触や損傷も見られず組み付けミスも無し。
どうやら金属粉は今回組み込んだベアリングボールから出た物のよう。
一応ベアリング用として売られている物のはずですが、多少の荷重は掛かるけど連続回転しない自転車のフォークの根元でこの有り様では、到底ベアリング用途には適さない品質の物だと言い切れます。

結局分解前に入っていた古いボールを再洗浄して使うことにしました。

振れ取りを終えたMTBの新品リムに、新しいタイヤを組み付けます。

今年の5月末にも一度新品タイヤに履き替えていますが、その時はチューブやビードがうまく納まらなくて何度かエアを入れ直して組んだ記憶があります。

フレームの色が変わったからという点が大きいですが、あの時組んだMTBと同一であることが信じられないくらい、外観も乗り味も随分変化したものです。

↓作業の様子は整備手帳で

古いMTBをレストアする 21

古いMTBをレストアする 22

２回引っ張ってようやく振れ取り作業です。

振れ取り台に載せての作業は初めてですが、実は自転車に付いた状態のホイールの振れが気になって、空回ししてはブレーキの接触を頼りにモンキーレンチでスポークのテンションを張って振れ取りらしき作業はしていました。

結局ある程度までは調整できるものの、揺れる自転車の上での作業ではソコソコ以上の調整は厳しく、キチンとした振れ取り台へという流れです。


↓作業の様子は整備手帳で
古いMTBをレストアする 20