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FFD4649のブログ一覧

2013年12月27日 イイね!

今年1年有り難うございました。

今年1年有り難うございました。旧車オーナーの皆様!並びに旧車ファンの皆様。
当社は、本日が仕事納めです。
今年1年小生のブログを観賞頂き誠に有り難うございました。
1年の区切りと致しまして、僭越ながら小生のベレット非公開
エンジン画像を公開申し上げます。



今年3月に製作致しました現在のエンジン約5000㌔走破致しました。
スペックは、
ボア×ストローク=85×75 1701cc
圧縮比=12.24:1
燃焼室容積=60cc
ピストントップランド容積=27.7cc

ピストン=トヨタ2T改(STD)

加工カムシャフト=INT70°EXT68°ベース径=INT29.5㍉EXT30.1㍉
            リフター量=INT10.4㍉EXT10.㍉
バルブスプリング自由長=アウター45.0㍉インナー42.5㍉
           セット寸法=INTアウター39.0㍉インナー36.0㍉
                   EXTアウター38.0㍉インナー35.0㍉
           密着余裕=INT3.7㍉ EXT3.1㍉
リテーナー&ステム密着余裕=INT3.5㍉ EXT2.9㍉

こんな感じです。


































特に変わった仕様ではありませんが、基本に忠実に組み上げております。
ハャブはソレックス4型44パイ
アウターベンチュリー40パイ
エアージェット#240 メインジェット#220 ニードルバルブ#2.0 PJ60

点火プラグBP8ES
こんな仕様でございます。

皆様、良いお年を

ご静聴ありがとうございました。                  
Posted at 2013/12/27 14:57:51 | コメント(19) | トラックバック(0) | エンジン | 日記
2013年12月23日 イイね!

レストア作業(28版)一筋縄では行きません。。

レストア作業(28版)一筋縄では行きません。。旧車オーナーの皆様!並びに旧車ファンの皆様。
昨日に続き工房で武者修行中で~す。
でもって改造箇所が多々出まして・・・・
と言うのもGizinさんG161SSはヘッドがOHCで
ブロックを117クーペ用のタイプⅠ甲型で組み立てている為、
意外と改造箇所が発生しております。



いすゞ車の良いところは、まだ部品供給が結構充実しています。



テンショナー・タイミングチェンも運が良いと在庫が有りますね。



無い物はガスケット紙を使用して製作します。



こんな感じで・・・・結構器用です。



タイミングチェン周りから再度組立ます。



オイルシールはGTR用と共通です。



本来GTR用ブロックはウォポンの取り付けボルト部分が2カ所ありOHC用でも取り付け可能
ですが、この117甲型はOHC用がポン付け出来ませんので一カ所穴を開けて取り付けます。



フロントカバーを付けて、4番上死点を出します。(いすゞOHCは4番上死点で組立ます。)



尚、デスビ4番部分に合わせるにはオイルポンプ側で合わせます。
デスビは一カ所しか入らない作りになっております。(結構最悪なコンセプトです。)



続いてヘッドを載せますが、G型エンジンはヘッドガスケット以外にOリングをセットします。



こんな感じでオイルライン部分にセットします。
忘れると最悪な状態になりそうです・・・・因みにOHCも純正メタルガスケットです。



でもってヘッドを載せようとしたのですが・・・・ウォポンに当たります(*_*)(?_?)
このウォポンはGizinさんが調達したのですが???



よく見ると形状が微妙に違います。



こんな時は接触部分を研磨しましょう。
特に問題無い部分と判断します。バキュームでアルミ粉を吸い取りながら~



再度トライ!大丈夫です。



念入りに確認して~
この針金はタイミングチェーン脱落防止用です。(^^;)



ヘッドボルトを締め付けます。



このゴムはカムホルダーのガスケットです。



こんな感じにセットして~数カ所に瞬間接着剤で固定します。???
当時はどうやって固定させたのかな???昭和40年頃に瞬間接着剤は無かったはず・・・・



2㎏で締め付けて~
*みん友「1500DXさん」締め付けトルクご教授頂き感謝申し上げます。



カムシャフトをセットして~



バルブクリアランスを調整して~

ノーマルカム仕様ですが、ヘッド研磨をしましたので次回バルタイを取ります。

ご静聴有り難うございました。



2013年12月22日 イイね!

レストア作業(27版)組立開始です。

レストア作業(27版)組立開始です。旧車オーナーの皆様!並びに旧車ファンの皆様。
連日忘年会で~す。
本業は来週も24日横浜・26日は千葉・神奈川県大和市に
出張で~す。
でもって、本日から組立開始です。



先ずは、準備作業でクランクシャフトのジャーナル部分も前回のコンロット同様、磨きます。
びふぉ~



あふた~



続いて、ねじ山にタップを当てて~



ヘッドボルト部分も~



次に、クランクシャフトの振れを測定。
結果0.08㍉とちょっと広いので(0.03㍉位)



別の、スラストメタルと交換します。



次は、プラスチゲージでオイルクリアランスを測定します。



メインベアリングからプラスチゲージを乗せて、キャップを規定トルクで締め付けて



キャップを外して測定、0.051㎜でOKですね。



この様に全て測定し0.051㎜でした。



次に、前回もご説明したオイルシールを製作?します。
G161タイプⅠ甲型と中期までのOHV・OHCはオイルシールが布製です。
この頃はニッサンフェアレデイーSR311のU20型も同じ仕様です。
このエンジンの識別はフライホイールのボルトが4穴のクランクシャフトは布製です。



右が中期G161Wのオイルシールに対し、左が布製のオイルシールです。



先ずは、ブロック側にこの様にセットして約1㎜位長めの所でカットします。



キャップ側もこの様にカットして~



接地面に耐熱・耐圧のグリスを塗布します。



この部分がクランクシャフトの接地面になります。



続いて、クランクキャップを規定トルク10㌔で締め付けますが、必ずこの様にモリブデン系の
潤滑剤を塗布し規定トクルが掛かる様にします。



布製オイルシールの場合、クランクシャフトの回りを確認出来ませんのでオイルシールを
付ける前に回り具合を確認します。



このエンジンの様に締め付けトルク10㌔部分にはトルクレンチを使い分けます。



添加剤も色々な部分に使い分けて使用とます。



ピストン挿入はこんな感じで行いま~す。




コンロットキャップも締め付け時には、この様にモリブデンを塗布してトルクを掛けます。
注!コンロットボルトの締め付けトルクはOHCが5kgDOHCが6kgと異なります。


コンロット部分のオイルクリアランスも0.051㎜でした。理想値!



今日は、ピストン挿入まで終了致しました。
明日以降も更新しま~す。

ご静聴有り難うございました。




2013年12月17日 イイね!

レストア作業(26版)ピストン組み付け

レストア作業(26版)ピストン組み付け旧車オーナーの皆様!並びに旧車ファンの皆様。
連日出張で~す。(勿論本業顧客と忘年会)
年内あと4回忘年会(信州上田・東京福生・千葉稲毛海岸・横浜中華街)
でもって一昨日のピストン組み付け作業をUPしま~す。



先ずは、コンロットジャーナル部分磨きを#180で行います。



ボール盤に取り付けて。



びふぉ~



あふた~



コンロットナット部分も適正トルクが掛かる様にビフォ~



あふた~



続いてピストンの面取りですが、見て頂いた方が良いかと・・・・賛否両論はあると存じます。
ペーパーは#400を使用しております。
最近はバルブリセスの鋭角にRを付けて異常燃焼を回避する様です。



次に、ピストン&コンロットの組み付けですが、小生はバーダルスプレーを使用しております。



こんな感じに塗布してから組み付けます。



尚、コンロットの向きはオイル穴部分がオイルライン側、つまりオイルフィルターの付いている方に
向けます。



ピストンピンを挿入しましたらクリップを取り付けます。(フルフローティングのみ)



こんな感じでラジペンを使用して~



きちんと溝に入ったのを確認します。



最後に、ピストン(貞子)リングを組み付けます。



ピストンリングは上下があり、街海苔ピストンは・トップリング・セカンドリング・オイルリングの
構成となります。



最近は、文明の利器があって良いですね。



ピストンリングは無理をすると折れますのでご注意を~

次回は、オイルクリアランスを測定します。

ご静聴ありがとうございました。
2013年12月15日 イイね!

レストア作業(25版)重量合わせ。

レストア作業(25版)重量合わせ。旧車オーナーの皆様!並びに旧車ファンの皆様。
寒波到来です、日本海側の皆様大雪にご注意ください。
でもって、本日はピストン&コンロットの重量を合わせます。



先ずはピストンの現状把握、288.5㌘~289.2㌘誤差0.7㌘流石!亀さん鍛造ピストン
基本的に一番軽いピストンに重量を合わせます。



小生、ピストンを軽量する場合、ピストンの裏側をボール盤で溝を作って軽量化します。
しかし、最近の鍛造ピストンはかなり薄い作りですのでキャリパーゲージでピストンの厚さを
測定します。



このピストンの場合、厚さ約5㍉ですので溝の深さを1㍉以内で研磨します。



ボール盤のゲージを確認しながら~



こんな感じで0.3㌘軽量化~ドンピシャ288.5㌘



ピストンは重量合わせ完了です。



続いてコンロットの現状把握、737.3㌘~740.4㌘誤差4.1㌘です。



コンロットの軽量化はベルトサンダーを使用します。



こんな感じで1.8㌘軽量化です。



また、電子秤に乗せるときは同じ場所に置いて計量します。



約半日でピストン&コンロットの重量合わせ完了です。

次回は、ピストン組立を行います。

ご静聴有り難うございました。

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