
華やかにデビューしたインスパイアとは対称に、地味な存在だった4代目CB系アコードです。
そのスタイルは、低いボンネットフードに大きなグラスエリアを持った非常にウエストラインの低いものでした。デザイン的には同時に登場したインスパイアと比べると、あまりにもコンサバでしたが、車そのもののデキはインスパイアよりも上だった気がします。
内装は、インスパイアの素晴らしい質感に比べると随分差を感じるものでした。むしろ3代目CA系の方が、私は意欲的なデザインだった気がします。
エンジンはそれまで主力だったB型エンジンをやめ、新開発F型エンジンとなりました。トップグレードのSiは、2リッター150psで燃費が4ATで10.4Km/L…。1260Kgの重量しかない事を考えると、最近の車がいかに燃費が良くなったか驚いてしまいます。
実はあまり知られていないのですが、この4代目には最初で最後の装備、4WSが設定されていました。もちろん3代目プレリュードでおなじみだった機械式です。でもプレリュードに比べると、その装着率は皆無に等しかったのではないでしょうか。
写真はMC後モデルでして、Si-Tというグレードです。初期モデルに比べて随分とハンサムになった気がしますが、私はこのモデルのUSクーペの方が好きでした。
そう言えば、なぜか随分後になってこのアコードのベッタベタのヤン車が流行りましたよね。
ブログ一覧 |
懐かしみシリーズ | クルマ
Posted at
2006/05/31 21:50:26