今日の山口市は晴れております。台風4号の影響も多少の雨以外はないも同然でしたが、中部や関東のほうは大変だったようですね。

今日私は午前中親父を病院に連れていくことにしていたので、そのまま午後も休んでやれと思い昨日代休を出しておきました。
奥様も子供もいない休みってめったにないので、昼前から出来た自分の時間を有意義に過ごしました。
そうそう、ちょっとネタ遅れですが17日は父の日でしたね。我が家では、私が親父へ和菓子を買い、奥様は手作りアイスを作ってプレゼントしました。
そして息子と娘が私にくれたプレゼントはというと、二人とも先月母の日に
随分と奮発したプレゼントをしていたため、事前に「父の日は何も買わなくていいから」と釘を刺していたこともあって

息子がこれ(笑)。
なかなかナイスな選択・・・(~-~;)

娘は土曜日に高熱を出してしまい、日曜日は私と休日当番医に行き、その後ほとんどの時間を布団で寝ていたにもかかわらず手紙と折り紙をくれました。

病院から戻って私がホンダに行ったり買い物に出たときに、マスクをして熱いおでこに熱冷まシートを貼り付けて、しかも嫁にも内緒で書いていたという手紙・・・
途中、書いてる娘を見つけた嫁は怒ったらしい・・
涙が出そうになりましたわ・・・。
さて、本題。
随分前から書いているアコードのエンジン振動の問題で、先日ホンダでエンジンマウントの締め付けの再調整、ECU本体のリセット、排気カバーの緩み改善の3点を行なってもらってかなり改善されましたが、その後どうしても改善されなかったのが暖機運転中のみに起こる息つきのような振動です。かなり連続的に起こるのですが、特徴としては
・エンジンが冷たい時の暖機運転時のみ起こる。
・アイドリング回転数まで落ちてくると、そのままアクセルを踏んで回転を上げて(暖機運転中の回転数)も振動はない。
・一度暖まって数時間経ってからの暖機運転だとそれほど気にならない。
といった感じでした。
先日ホンダで修理直後にこの振動を確認した時は、かなり軽減されて多少安心したのですが、実は既にエンジンがある程度暖まっていたのでしょう、冷めた状態であれば全く改善されていないことが分かったのでした。
暖機運転中のみに出る息つきっぽい振動・・・
それも本当に冷間時のみの暖機運転中に起こる・・・
私にはどうしても点火系の異常にしか思えませんでした。なぜなら、振動の質がどうも失火した時の振動に似ているし、冷間時の燃料は必ず濃い状態ですから、その時に点火火花が弱かったら生ガスが残る・・・、つまりプラグがかぶった状態になると思ったからです。
しかしホンダからは先日の点検で
プラグは異常なし、ダイレクトイグニッションも問題なしと言われていました。
でも、どうしても納得がいかず、
自分を信じることにしました。
というか、ホンダの回答を疑った・・・

とりあえずプラグの交換をしてみることに。
このプラグは、昨年わずか数百キロ程度しか走っていないのに取り外したイリジウムタフです。まだ、エンジンマウント交換をする前に少しでも振動軽減させてみようと、このタフからパワーに交換したのですが、振動軽減効果はゼロ・・。そのままパワーを使い続けていたので、新古品同等のこのタフを使ってみることにしました。

私のように屋外で行うプラグ交換は1本ずつ行っていくほうが“プラグホールの異物混入防止”という意味で安全なのですが、今回は4本の状態を比較してどこかのシリンダーで異常燃焼していないかなど確認をしたかったので同時に4本外す事に。

ダイレクトイグニッションは古くなってくると、こういう湿度の高い日には電気が外に漏れることがあるらしく、その場合は電極棒が白くなってくるそうです。私のは大丈夫そうですね。

右が外したパワー。左がこれから取り付けるタフ。
ぱっと見、プラグ先端の状態は悪いようには見えませんでした。

ただ、気になったのは全体的にプラグのネジ部分がいつもより湿っていたこと。カラカラじゃない。
そしてもう一つは、2番と3番シリンダーのプラグがかなり締め込みが緩かったこと。
いくらなんでもこれは甘いと思いました。
先日のプラグ点検できちんと締めてくれたのだろうか・・・。
それともわずか数日で緩んだ??

交換はあっというまに終了。エンジン周りの作業は、絶対にダ○ソー製のレンチなど使わないほうがいいですし、可能であればスパナよりもメガネレンチを多用するべきですね。
ちなみに、今回はエンジンが少しでも温まっていると現象が軽減されるので、朝から全くエンジンをかけていない状態で行ないました。なので親父の病院行きもシビックで行きました・・
さて、結果ですが・・・
完璧解消
下がりきったアイドリング回転数においても振動は少なくなりましたし、加速中も静かになって吹け上がりが軽い軽い♪
思えば、交換前のパワーは2万Kmちょっと走っていました。メーカーの推奨交換距離は2万Kmなのですが、これまで2度ほどパワーを使ってきた印象では2万Kmは全く余裕な距離。3万Kmで少し暖機運転中にコンという息つきっぽい振動が起こって交換時期だと判断していましたが、今回は2万Kmでこれほどの酷い息つき振動です。それも車検後急にこんなことになって・・・。これも個体差なのでしょうか。それともプラグの緩みが関係してる??
そのあたりの謎は追いきれませんが、とにかく原因はプラグ。2万Kmごとにこんな振動が出るのでは困るので、当面は長持ちするタフでいこうと思います。
というか・・
ホンダさん・・
“プラグ問題なし”って、
何をもってそう判断したんだよ!!
まさか見た目だけ?・・・
そういうわけで、最後のまとめを箇条書きで・・
(マウント交換)
間違いなく振動軽減の効果はあったが、その固定方法(或いは作業者のレベル)によってはある回転域で逆に悪くなる場合あり。振動ポイントをずらす意味で再調整をしてもらって改善に至る。
(排気カバー緩み)
3000回転から上の濁った音、大きな排気音の原因はこれ。人間が行なう作業なのでネジの締め忘れはあり得る。異常に感じた場合は、まずはネジの締め忘れがないか失礼でも再確認してもらうことが重要。
(ECUリセット)
未だにその効果は懐疑的だが、原因不明の時は行ってもらって改善されればラッキーかも。今回の私の場合、ECUリセットによって改善されたのではない気がする・・・。
(プラグ交換)
暖機運転中のみに起こる息つき振動は間違いなくプラグが原因だった。恐らくこの考え方でいくと、ダイレクトイグニッションの交換もそろそろ考えておかないといけないだろう。
ホンダが回答した“ダイレクトイグニッションは大丈夫だった”は信用ならん・・・
こんな感じでしょうか。
結局、今回の振動問題は3つのことが重なって起こっていたことになります。エンジンプラントそのものの振動。排気カバーの緩みによる濁った排気音(というか干渉音)の発生。そして、プラグ着火力の弱さからくる暖機運転中の息つき振動。一つの原因で起こっていたと思いこんでいた今回の振動問題ですが、実は同時に3つの異常が重なっていたのだと分かりました。
珍しいですよね・・・
とにかく全て解決できて、気分はすっきりです♪
ただ、ホンダへの不信感は募るばかりですが・・・
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Posted at
2012/06/20 16:28:56