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イイね!
2012年09月23日

ちょっと懐かしのカタログ ~CB・CCインスパイア&ビガー~

このところカラッとした晴れが続いていて過ごしやすい山口です。

今日はダンクを洗おうかと思っていたのですが、午前中は何だかんだと用事が入り、午後は少々頭痛が起こってきて洗車は中止。アコードのヘッドライトの研磨も来週以降に延期です。あ、土曜日は娘の運動会なので代休をとらなきゃ・・・。







というわけで、今日は以前書き溜めしていた懐かしのカタログシリーズをアップしておきます。いつものごとく長めなので、時間に余裕のある時にでも覗いて懐かしんでいってください。










今回はまたホンダに戻りまして、1989年(平成元年)9月に発表されたCB・CC型アコードインスパイア&ビガーでいってみたいと思います。








「一昔前のホンダ車はかっこよかったよね~」

私を含めて一昔前のホンダ車を懐かしむホンダファンはとても多いと思いますが、その“一昔前にカッコよかった車”の筆頭にあたるのがこのアコードインスパイアではないでしょうか。スタイリッシュ、スポーティ、気品、話題性。ホンダファンだからというわけではありませんが、褒め言葉としてはこれ以上ないほどのものが当てはまるホンダ車だったように思えます。







開発陣の間では「8等身フォルム」と呼ばれていたこの伸びやかなスタイル。本当にスタイリッシュですよね。

4気筒アコードの兄弟車として同時にデビューしたわけですが、その本家アコードとは見た目も狙いもまるで別の車であることが分かります。
それもそのはず、エンジンが違うだけではなくボディがピラード4ドアハードトップであり、ディメンションもがらりと異なっています。全長は4気筒アコードよりも僅か10mm長いだけですが全高は35mmも低くホイールベースは85mmも長い・・・。それでいてキャビンは小ぶりで室内長はアコードよりも40mm短くまとめられています。

つまり、教科書通り真面目に作られた4気筒アコードに対し、理屈抜きのカッコよさを追及した車であることが分かりますよね。実に伸びやかで、でも端整な面も残した知性を感じるスタイルです。








まるで後輪駆動車のようなサイドシルエットのインスパイア。


「FFミッドシップ・ストレート5」

こんなかっこいいフレーズで登場したわけですが、このサイドシルエットを見ればこんな聞きなれないエンジン搭載方法がどれほどスタイリングに大きく貢献しているかが分かります。「5気筒なんて中途半端」、「フロントミッド積載だと前輪に充分なトラクションがかからない」「メンテ性最悪」・・・。色々と言われたFFミッドシップ・ストレート5ですが、どんなことを言われようがこのサイドシルエットを実現するために採用した機構と思えば、それも説得力あるものだと感じます。もしこれが、フロントオーバーハングの長い普通のFFでデビューしていたら、インスパイアの魅力は半減していたでしょうね。


FFミッドシップのからくりは後述いたします・・・








本来ホンダはメッキの使い方がヘタクソだと私は思っているのですが、このインスパイアだけは別。キラキラと輝くマルチリフレクターレンズのヘッドライトとフォグランプのおかげもあって、メッキは最小限の使い方でありながらとても高級感ある顔つきになってます。

とにかくインスパイアの顔は知的でかっこいいですね。







当時のホンダ車としては珍しかった水平基調のボンネットフード。もともとボンネットが低いので水平基調でも横長で薄いヘッドランプがバランスよく収まっていますね。

一昔前のマルチリフレクターレンズのヘッドライトは、カバー表面に横線が入っていて、これがライトに立体感を与えていてカッコよかったですよね。それにリフレクター自体も非常にウルウルした目の細かいデザインで、今のように安っぽくない目をしていました。その代わり暗かったけど・・・







インスパイアが売れた理由の一つに、この上級感あるリヤスタイルもあったと私は思っています。ホンダ車らしくないと言ったら怒られそうですが、ありがちな「あちゃ~~、やっちゃったね・・・」みたいな失敗感が全くなく、高級感たっぷりでいかにも日本人が好みそうなリヤコンビランプだったと思います。







斜め後ろから見るグリーンハウスがこれまた美しく・・・。
初代レジェンド2ドアHTのように、線の細いイギリスタッチな雰囲気が素敵です。







内装もこれまた当時としては文句なしの造りでした。水平基調のシンプルなデザインでありながら、その中に高級感を凝縮しているといった感じでしょうか。

一般的にはこのクラスだと射出成形で作られるインパネですが、インスパイアはインパネ、コンソール、ドアライニング全てをスラッシュ成形にして同じ艶、シボで管理できるようにしています。ステッチを取り入れるなど、このあたりを含めて4気筒アコードとの質感差は雲泥の差だったと思います。



そしてこのクラスではびっくりの本木目パネルを使ったことも話題になりましたね。写真のインスパイア最上級グレードAX-iには北アメリカ産のミルトルというこげ茶色の原木を使い光沢を出す鏡面処理としています。兄弟車のビガーにはこれよりも少し明るい色のマドローナという原木が使われ、同じく最上級グレードには鏡面処理がなされています。







インスパイアの最上級グレードAX-iのシートはエクセーヌが標準。対するビガーの最上級グレードType-Xには本皮シートが標準。スペシャルティーカーを扱っていたベルノ店専売車だけにシートも格上扱いだったのでしょうか。







AX-iにのみオプション設定されていた本革シート。色使いもシックで、いかにも的な高級感じゃないのがいいですよね。

この当時、高級ジャンルの車のインテリアはドアをあけるとまず色が目に飛び込んでくるものが多かったのですが、インスパイアは色というものを脇役にし木目と室内色のバランスを優先させたそうです。なので室内色はシックなブラウンとグレーの2色。グレーって安っぽくなりがちですが、木目との相性は抜群ですね。







エンジンはG20A。エンジンの話になるとチョイ燃えますので長いです(笑)。



◆160ps/6700rpm
◆19.0Kgm/4000rpm



VTECなどの仕掛けがないシンプルな4バルブSOHCエンジンですが、さすがホンダエンジン、特徴を書こうと思えば多々あります。


何よりも特徴的だったのが「5気筒」という奇数シリンダーエンジンを採用したことです。エンジンのトルク変動振動を考えると、高級車として4気筒の2次振動は厳しいものがある。V6だと滑らかだが機構が複雑で重たいものになる。エンジン単体の重量はもちろん、ミッションを含めたパワートレインの位置からしても前輪にかかる重量負担が過大になりすぎてハンドリングが悪くなります。ならばV6よりも軽い5気筒にし、奇数シリンダーで発する1次偶力振動は内蔵バランサーで対処すればいい。そしてそのエンジンを縦に置いてできるだけ後ろの方に搭載する・・・。

しかし言うは易し行なうは難し。これをFFで具現化するのは至難の業なのは想像にたやすいものがありますが、いかにもホンダらしい発想でこれをクリアしました。これは後述しますね。





さて、同じ2000ccでありながら、4気筒のDOHCエンジンを搭載したアコードSiよりも10馬力高く達成できたのは立派ですが、1気筒あたりの行程容積が4気筒よりも小さくできるのでロッカーアームなどの動弁系の剛性を上げれば高回転化は比較的容易になります。つまり回転数を上げて馬力を得やすくなる・・。
加えてこのエンジン、ボア×ストロークが82×75.6という高級サルーンのエンジンとしては恐ろしいいほどのショートストローク型なのです。おかげでSOHCエンジンなのに最高出力発生回転数が6700rpm。レッドゾーンに至っては7200rpm(笑)。圧縮比もレギュラーガソリンなのに9.7です。DOHCの4気筒アコードSiのレッドゾーンが6700rpmで圧縮比が9.5ですからある意味驚異的なことです。ただ、最大トルク発生回転数は逆にアコードSiよりも1000rpm低い4000rpm。トルクカーブの波を見ると結構デコボコなので、かなり苦労して低速トルクを稼いでいることが伺えます。


上のエンジン透視図を見て一目で分かる特徴となると、エンジンを大きく左側へ(実際は運転席側なので右側へ)傾けて搭載していることでしょう。パッと見、まるでV型エンジンの片側バンクのようです。なぜこれほどエンジンが傾けてあり、なぜ前述のように恐ろしいほどのショートストロークエンジンとなったのか・・・。これも後ほど分かります。







エンジンの振動とバランスについては、実はこちらこちらで分かりやすく書いているのでここではある程度省きますが、このエンジンは1次偶力振動というローリング振動がクランク周りに発生します。イメージとしては自転車の左右ペダルをこぐ時のイメージのすりこぎ運動でしょうか。新体操の紐をクルクル回すイメージでもいいかも。この偶力振動は3気筒や5気筒、それにV型エンジンにも発生します。

この振動を抑えるためにG20Aは1次偶力バランスシャフトを備えています。クランクの回転と反対周りに回転させて偶力をキャンセルさせているんですね。見ての通り、クランクプーリーと同じ歯数のプーリをベルトの裏面を使って逆回転させているのが分かります。







普通のFRであれば、ミッションからそのままプロペラシャフトを伝ってリヤデフへ出力されるわけですが、FFは出力を前へ戻す必要があります。この画像でこの車の最大の特徴を理解された方はかなり機構に詳しい方だと思います・・・。



因みにエンジンを縦置きにしたことで5気筒車は横置きアコードよりもホイールハウスの懐が深くでき、サスペンションの構成部品の多くを4気筒車と別ものしていて、それによってハンドルの切れ角が大きくなっています。これほどホイールベースが伸ばされていながら最小回転半径は4気筒アコードSiと同じ5.5m。立派ですよね。







なかなか見ることの出来ないレア画像を複写したので掲載しておきます。

これは助手席側から前輪に向かって見た画像です。

4気筒アコードのコンパクトな平行3軸式ATと違い、この5気筒は平行2軸式ですが、カウンターシャフトから取り出した出力がミッション左側に見えるエキステンションシャフトによって前輪まで戻されているのが分かりますよね。そして、なんとその先に見えるのがエンジンのクランクケース側面の配されたデフ。そう、ベベルギヤによって出力をここで直交させていたんです。

普通ならドライブシャフトのラインにデフがあってその上にエンジンがありそうなもの。しかし、この画像を見れば一目瞭然ですが、この車はエンジンのクランクケースからドライブシャフトが飛び出している感じ?(笑)。







エンジンを前側から見た断面図。デフがクランクケース左側(助手席側)にあり、運転席側のドライブシャフトが見事にエンジンのクランクケースを貫通しています。


もしこのエンジンが横に35度も傾けられていなかったら・・・。
もしこのエンジンがトルク重視のロングストロークエンジンだったら・・・。
もしドライブシャフトをクランクケース内に貫通させず、真下に走らせていたら・・・。


全てがエンジンの高さと重心を下げるためのものであり、縦型エンジンを前輪で駆動させながらもホンダ車らしい低くワイドなスタイルを実現させるためのものであることが分かりますよね。その苦労は相当のものであったはずです。


因みに、図中①番に「マルチステージ制御インテークマニホールド」と書かれていますが、これは通常の可変吸気マニホールドよりも緻密な制御を行なう4ステージの可変吸気システムでして、アイドリングから2500rpmまでは②のシャッターバルブを閉じて上側のプライマリーポートに吸気を通す。そこから3200rpmまではシャッターを開き、そこから5100rpmまでは再び閉じて、そこからレッドまではまた開く・・・。慣性&共鳴過給効果を効率よく得るために結構複雑なことをしている上に、吸気バルブ手前部分のインマニポート径が一旦絞られているのがまた面白い。ポート内の流速やミキシング作用を高めるそうで、ショートストローク化による副作用を相当苦労して抑えているのが伺えます。


実はこの5気筒車にこそ、4気筒アコードに設定されていた4WSを採用したかったようですが、5気筒車のこの複雑な機構を見ればお分かりの通り、ステアリングギヤボックスから出力シャフトを後ろまで走らせる機械式のホンダ4WSではさすがに無理があって断念したそうです。







さてグレード紹介。



最上級グレードのAX-i。ミッションは4速ATのみ。

伸びやかで美しいスタイルにマッチしている純正アルミホイールのデザインもホンダにしてはいいセンスだったように思います。そして扁平率55%のタイヤの採用もホンダにしてはびっくりでした。

前述の通り、最上級グレードのAX-iにのみ木目は焦げ茶色のミルトルという原木で表面が鏡面処理。エクセーヌのシートが標準で本革はオプションです。クルーズコントロールも唯一標準装備ですが、その他はこれといって高級車ならではの装備を持っているわけではない感じです。






中間グレードのAG-i。価格を考えると、これが一番売れたのかもしれませんね。4速AT以外に5速MTが選べるとのは今じゃ考えられない事です(笑)。

木目はゼブラという原木に格下げとなり鏡面仕上げもなし。それでも本木目であることは間違いなく、かなりコストがかかっているはずです。このAG-iはその後アルミホイールを履いた限定車が出た記憶があります。






廉価グレードのAZ-i。

木目がなくなりシートもモケットじゃなくトリコット。キーレスエントリーやブロンズガラス、フォグランプもなくなり、このクラスとしては少々寂しい装備となります。










さて、それから約2年半後の1992年1月に2.5Lエンジンを搭載した3ナンバーボディのモデルが追加され、それによってグレード編成も見直されました。






その3ナンバーモデルはインスパイアではなくビガーで紹介したいと思います。

因みに、5気筒車の初代はアコードインスパイア&ビガー(型式CB5)で登場しましたが、この3ナンバーモデルからインスパイア&ビガー(型式CC2、及び3ナンバーボディで2000ccエンジン搭載車は型式CC3)という車名になっています。







5ナンバーのビガーよりも80mmワイドになった3ナバーボディのビガー。
私は5ナンバーの時は圧倒的にインスパイアの方が好みでしたが、3ナンバーになってからはビガーの方が好きでした。些細な変更だったはずですがインスパイアの顔がやや大味に感じ、肩幅の広い3ナンバーボディに従来通りの小さなキャビンが乗っている姿を見て、少々ワイルドな印象を持ってしまい逆にビガーの方がそのワイルド感が似合っていたように感じたからです。まぁこれは好みの話ですので・・・・売れたのはやはりインスパイアでしたね。

初期型のビガーの小さすぎるグリルから、少しだけ普通の顔になった感じ?ブラックベゼルになったヘッドライトがかっこよかったんですよね~。






過去何度も話していることですが、私はホンダがフロントミッドシップを捨てたことは大きな間違いだったと思っています。現行レジェンドやインスパにお乗りの方は気を悪くされないでほしいのですが、私はFFで本物感のある高級車のスタイルはできないと思っています。それはエンジンの積載構造上どうしてもフロントオーバーングが長くなってしまい、大衆車のスタイルの延長線上でなんとかスタイリッシュに見せなければならないからです。近年はVノーズが顕著となっているので尚更フロントオーバハングが長く見え、どうしても寸詰まったスタイルに見える・・・。FFミッドシップだったインスパ&ビガーやレジェンドは本当にサイドシルエットが伸びやかでデザインの自由度も広かったと思います。セルシオやクラウン、フーガやスカイラインなどはやはりFRデザインならではの風格があります。結局このクラスって、カタログで色々なうんちくを書いたところで最後はスタイルが高級じゃなきゃダメなんじゃないかと・・・。

次期型のレジェンドも相当大きなボディのようですが、大きく見えないし寸詰まって見える。FRになれないのであれば、FFでFR車のスタイルになればいい。それを求めてこのインスパ&ビガーで8等身フォルムを実現させたのに、それをアッサリと捨てて普通のFFになっちゃって・・・。フロント車軸の位置って、デザイン上で相当大きなカギを握っていると私は思っています。

ホンダが好きなだけに不満を書くと止まらないんですよね・・・(汗)







ビガーは初期型の赤い横長ガーニッシュをやめて独立コンビランプに。こちらのほうが私は好きでした。







最上級グレードである25XSの内装。

この25XSと25Xには、インスパイアの木目よりも明るい色のマドローナという原木が使われていて、表面も鏡面仕上げ。ミルトルもいけどマドローナもいいですよね・・・。







初期型は全面本革シートでしたが、2.5Lモデルからは本革+合皮となりました。これもコストダウンでしょうか。まぁ見た目は分かりませんし、相変わらず品の良い内装だと思いますけどね。






メインである2.5LバージョンのG25A。

◆190ps/6500rpm
◆24.2Kgm/3800rpm



排気量が500ccアップしたのとハイオク仕様になったことで、G20Aよりも30ps、5.2Kgmもアップしています。圧縮比も9.7から10.0にアップしたことも、パワーアップに繋がった要因ですね。

そして面白いのが、通常排気量アップだとストロークをそのまま伸ばす場合が多いのですが、エンジンの高さを抑えるために恐ろしいほど凝った機構を採用したG型だけに、ボアを3mm広げてストロークアップを10.8mmに抑えています。それによりボア×ストロークは85×86.4mm。それでもほぼスクエアエンジン・・・。これを見ると、恐らく最初から2.5Lエンジンを想定して開発されたエンジンだったのでしょうね。

もう一つ、2.0Lに採用されていた1次偶力バランスシャフトが省かれているのが分かります。G20Aではクランクプーリーの斜め上にバランスシャフトプーリーがあり、タイミングベルト裏面で逆回転駆動させていましたが、G25Aはクランクプーリーからダイレクトにカムシャフトプーリーにベルトがかけられています。これは恐らくクランクのカウンターウェイトでバランスをとる方法に変更されたのだと思われます。また、振動対策としてトーショナルダンパー付きクランクプーリーを採用してクランクの捻り振動を抑えているようです。








ではビガーのグレード紹介。

最上級グレードの25XS。外観は他グレードとの違いはないかも・・・。




装備的にはかなり充実していて、グレード中唯一両席エアバッグ、両席パワーシート、サンルーフを標準。その他、TCS&ABSやオーディオがDSP、本革シートも標準。木目もマドローナの光沢仕上げです。






スポーティグレードとして用意されたのがこの25S。

唯一トランクスポイラーが標準装備されアルミホイールも専用デザイン。ボルドーレッドパールが似合ってますね。この25Sは隣に住む幼馴染が乗っていたので私もよく運転させてもらいました。トルクフルで私のアコード用K24Aと似たトルク感とエンジンフィールだったように思います。ちょっと濁ったような音質も似てた気が・・・







専用のブラックの内装にボディ同色グリル。木目は艶消しのゼブラ。クルーズコントロールやDSPオーディオなどもちゃんと付いています。






事実上こちらがセカンドグレードっぽい25X。

見た目は25XSと同じです。内装はシートが本革+エクセーヌでパワーシートは運転席のみ。TCS&ABSやクルーズコントロールも標準。木目もマドローナの光沢。買うならこのグレードがいいかな~。






2.5Lの下級グレードである25W。まぁまぁそれなりの装備ではありますが、ホイールキャップな時点でちょっと安っぽいかな。







2000ccエンジンを積んだ3ナンバーボディの20G。意外とこのグレードが一番売れてたりして・・・。唯一5速MTも選択できるグレードです。

不思議なのが、なぜかこのグレードのG20Aエンジンは165ps。5ナバーボディのG20Aエンジンを搭載したType-Wは160ps。吸気と排気の取り回しがワイドボディのおかげで楽になったのでしょうか・・・。







そして最後は5ナンバーボディで2000ccエンジンを搭載したType-W。従来のCB5型ビガーをそのままスライドさせたグレードですね。
3ナンバーボディの20Gよりもこっちの方が装備がいいのは何故・・。キーレスやクルーズコントロール、ランバーサポートなど20Gにない装備が付いてます。








今はシルバーのオデアブに乗っている隣の幼馴染のビガー25S。当時プレリュードに乗ってた私からすれば、めちゃくちゃデカいボディでしたね。その割りに後席が狭い。でもね、やっぱりカッコよかったです。ロングノーズで低くワイドで、エンジンはよく回るしトルクフル。4気筒に近いパンチもあるし6気筒に近い滑らかさもある。まさに4気筒と6気筒の中間的エンジンでした。正直エンジンの完成度と言う面では同時にデビューした4気筒アコードの方が上だった気がしますが、カッコよさに拘って登場したこのインスパイア&ビガーは、私の中ではかなり高得点の車です。

こういった拘りをもって開発された車というのは、多少デキが悪いとこがあってもそれを補う満足感というものが必ずあります。昔はこういうホンダ車が多かったですよね。



「FFミッドシップ」


スタイル抜群。FFミッドのおかげでハンドリングも軽快。長いホイールベースのおかげで直進安定性抜群。縦置きのおかげで回転半径も小さい。懸念されるフロントのトラクションは新しいモーター式のSH-AWDで補えばいいじゃないですか、ホンダさん。


だから、拘りのメカでまたかっこいいやつを出してください!



そんな不満と要望を沿えながら懐かしんだインスパイア&ビガー、いかがだったでしょうか。なかなか4ドアが売れないホンダの中でも珍しく売れたのがこの車。こういうスタイリッシュな4ドアをまた出してほしいですよね。


最後まで読んでくださってありがとうございました。






5ナンバーアコードインスパイア





3ナンバーインスパイア





5ナンバービガー



3ナンバービガー
ブログ一覧 | 懐かしみシリーズ | 日記
Posted at 2012/09/23 23:57:46

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この記事へのコメント

2012年9月24日 0:34
やっぱりこの頃の横長の
ライトが凄く好きです
特にビガーは好きだったなぁ~
(^^♪

近所に不動車のインスパイアが
あります、実に勿体ない!!
コメントへの返答
2012年9月26日 22:38
V-テッ君♂さん、こんばんは!

横長のライトは精悍な顔つきでかっこいいですよね~。今はどの車も深海魚みたいでかっこいいのか悪いのか分からない顔の車が多いですもんね~。

実はこちらの市内でも不動車と思われるインスパがあります!
2012年9月24日 1:12
いつもながら充実した内容がよくまとめられて、満腹です。

ワイドボディのビガーは、かっこ良かったな〜。
室内寸法は、5ナンバーと変らないとか言われてたけど、上品な豪華さっていうか〜〜!
ドアノブのちょい上辺りのラインが、モワ〜ッと盛り上がっていて「お〜、ワイド!」

やっぱ作りたいっていう車に、開発費をつぎ込んで、
「カッコいい車、できました。!」
「今回の、ビックリしかけは◯◯です。」
っていうのが、ホンダじゃないか〜〜?
コメントへの返答
2012年9月26日 22:39
PRELUDE SiR-Tさん、こんばんは!

3ナンバーになってからは、仰るウェストラインの部分がふくよかでワイド感がありましたね。そのワイド感はビガーの方が似合ってた気がしますが、インスパも随分と立派になって1ランク車格が上がった感じがしました。

>「カッコいい車、できました。!」
「今回の、ビックリしかけは◯◯です。」

全くもって仰る通りです!!
2012年9月24日 8:30
ホンダへの愛が感じられます(o^^o)

ほんとに心踊るようなかっこいい拘りの車を開発して欲しいですね(^_^;)

手の届く範囲で…(^_^;)
コメントへの返答
2012年9月26日 22:40
katu+さん、こんばんは!コメントありがとうございます。

好きだからこその不満ですし、この頃の技術員に敬意を表したつもりです!

手の届く範囲でかっこいいのを出して欲しいですよね~。妙なこと考えずにシンプルに庶民の買えるかっこいい車を出す。ただそれだけの事なのに、出ませんよね~(~-~;)
2012年9月24日 9:40
カッコ良かったですね~、この車。
オジサン車ではあるんでしょうが、若々しさがあると思うんですよね。大人っぽい高級感と若々しさが上手く混ざって、とても良いと思います。

私はこの代のレジェンドクーペが大好きなんです。現行レジェンドは、内装がスポーティーでカッコイイと思いますし、ボディデザインそのものも好きなんですが、おっしゃる通りフロントオーバーハングが長過ぎて、横から見た時に、うーん、ちょっと違うぞ。と思ってしまうんですよね。

高級車って、パッと見でオッと思われなければダメというか、自分が良いモノ買って満足したいというのもあるでしょうけど、見栄を張りたくて買う面もあると思いますし、高い金出して買って、なんかパッとしないねって言われちゃあ悲しいですよね^^;。オッと思われるのはメッキで大きくて押し出し感の強いフロントグリルとかではなくて、車のスタイリングそのものから感じ取れるようなものではないと、本物感は出てこないと思います。

そういう面で、フロントミッドをあっさりやめたのは、何か問題があったのかもしれませんが(そうだとしても1度は実用化した訳ですからね)、勿体ないことですよね。
コメントへの返答
2012年9月26日 22:45
もりもりさん、こんばんは!

この頃は若者といえば2ドアに乗るのが当たり前な時代でしたから、インスパイアもかっこいいと思いながらも守備範囲の車ではなかったですね。30代あたりからカッコよく乗りこなせる車かなぁと私は思っていました。

レジェンドクーペもかっこよかったですね。太いCピラーはどことなくアメ車っぽい感じもあり、フロントミッドのおかげでかなり伸びやかなスタイルでしたね。
現行レジェンドは確かにこのクラスとしてはかなり挑戦的なスタイルで4ドアHTのようなカッコよさがありますが、仰るサイドビューがアコードなんですよね・・・。ボディサイズが大きくなればなるほどオーバーハングが目だってくるため高級車としてのスタイルから遠ざかっているという皮肉な状況です。

フロントミッドを捨てた理由は私も分かりませんが、今でも現役で動いているFFミッドのインスパやレジェンドがあるのですから、耐久面を含めて粘り強く進化させていってほしかったです。
2012年9月24日 11:39
ダブルにいさん、天晴れでございます!
もう脱帽モノですわ~。

私が新入社員当時に教育係でいらした先輩社員がこのインスパイアAX-iに乗っていて、すごいかっこいい車だったのを今でも覚えています。

当時の私から見れば、『たいそうな高級車』にしか見えませんでした。

一緒にゴルフに行くとこの車で迎えに来てくれるわけです。
後輩なのに助手席に座らせていただき、絶対寝ちゃいけないと思いつつも、帰り道はあまりの乗り心地の良さについウトウトと・・・。

でもそんな私にニコニコしながら、『乗り心地ええから寝てしまうやろ?』と聞いてくる先輩の笑顔は、今でも忘れませんよ。

メカニズム的には当時は(今も?)よくわかりませんでしたが、スタイリングのバタ臭さといいますか、アメリカチックなスタイルは、今の高級国産車にもヒケを取らない、十分通用するスタイルであることは間違いないと思いますが、いかがでしょうか?

う~ん、今回も満喫させていただきました。ありがとうございました。

コメントへの返答
2012年9月26日 22:47
honopharupさん、こんばんは!

懐かしんでいただけたでしょうか?!

インスパイアAX-iでゴルフですか~。車も高級だしスポーツもあの当時からすれば優雅なスポーツですね。私は会社のソフトボール部でしたが・・・(汗)

私の友人(ワンダーシビックSiに乗っていた)のお兄さんが警察官で、同じくこのインスパイアのAX-iに乗っていました。私のインテグラと比べたらやっぱり高級感たっぷりでしたね~。内装なんて完全に格が違うって感じ。かっこよさに拘った車だけに、どこ見てもウットリでした。

このインスアパイは、私はアメリカというよりイギリスのイメージが強いですね。ジャガーにちょっとだけ似た雰囲気があって、メッキの使い方や木目の使い方はイギリス調かなぁと。もう少し現代風にリファインすれば今でもいけそうなスタイルですよね~。

また次回を楽しみにしていてください!
2012年9月24日 11:59
これかっこよかったですね、A4も同じような出力方式をとっているのでしょうね。

可変吸気ポートのおかげか、一部のHONDA車では瞬間充填効率が100%を越えるらしいです。
もちろん、TURBOでなくNAで
コメントへの返答
2012年9月26日 22:49
katochさん、こんばんは!

当時はアウディ90が縦置き5気筒でライバルでしたが、オーバーハング搭載でデフもクランクケース貫通など凝ったことはしてありませんでした。A4はどうなんでしょ・・・。勉強不足です・・・。

NAで充填効率100%越えって、凄いことですね。チャンバー等で慣性過給させないとまず無理ですね・・・
2012年9月24日 12:43
今回も読み応えあって、更にためになる内容なので勉強にもなります!
こういった切り口の文章って凄く好きです。本にして欲しいくらいです(^^;)

このインスパイアのフロントマスク、特に目に力があって結構好きです。
もちろん今でも色あせない高級さを感じます。
クーペと同じく第1印象や雰囲気が大事なジャンルでもありますよね(車全てにおいてそうであって欲しいのですが)。

コメントへの返答
2012年9月26日 22:50
VALさん、こんばんは!

ありがとうございます。面白いメカが採用された車ほど、書き手も読み手も熱くなれますよね!昔のホンダ車はそういう車ばかりでした。

このCB系アコードのヘッドライトは国産初のマルチリフレクターレンズで、本当に目が美しかったですよね~。スタイルだって古臭く感じませんし。
2012年9月24日 12:47
いや~懐かしい~ !(^^)!

私もカタログ取ってあるので、どこかにあるとは思いますが、どこだろう・・・・。

平成2年式 CB5 AG-iに乗ってました~。

ダブルウィッシュボーンさんも言われているように、ヘッドライトとテール、そして、ハードトップが良かった~。
Fリップ入れたり、Fストラットタワーバー入れたり、レジェンド用マフラーカッターを加工して入れたりしたな~。 あっ、BM風にするために、トランクリッド部分ガーニッシュ一番上部分をボディー同色の自作ガーニッシュ作成したり・・。
リミッターカット(サブコン補正)や吸気系等を弄ってました~。
おっ、Fグリルも加工したし・・。
リアウィングも付けたナ~。。

この車からスモークフィルム貼りを初めて業者依頼したナ~。
リアガラスはとても自分で貼れるレベルではなく、あのプロポーショナルを作っている湾曲したガラスはすごかった。
CB5以前のCA1ビガー(リトラのヘッドライト)までは、いっつも自分でフィルム貼っており、友達とかのも貼っていたので自信があったけど、CB5リアガラスは無理だった・・。

うちの奥様と付き合ってた当時に買った車だし・。
上の子(0歳だから記憶は無い)も僅かに乗ったし・・

ああっ・・・色々と出てくる~~。。

だけど、東名でベンツ300Cとバトル中にエンジンブローさせてしまい、残念も残念・・・・。
3発目のピストンとピストンリング類を割ってしまい、そこからオイルが燃え、メチャ「白煙」まき散らしながら帰った記憶が・・・・勿論途中途中でオイル継ぎ足しながら・・・・。

私にとって、非常に思い出のある車の1台で~す ヽ(^。^)ノ
コメントへの返答
2012年9月26日 22:51
N2Oさん、こんばんは!

なんと、CB5のAG-iにお乗りだったんですね。しかも、色々と弄りをされていたんですね。なんたってBMW風のリヤにはびっくり!これは世の中なかなかいないんじゃないですか?!Fグリルの加工もされたなんて、かなり弄り倒してますね!

インスパイアのリヤガラスは大きくサイドに回りこんでいるのでフィルム貼りは難しいでしょうね。ホンダのリヤガラスって、基本的にこういう形状のものが多かった気がします。

CA1ビガーにもお乗りだったとのことですが、私よりも先輩ですよね?(~-~;)。私がインテグラ買った年(二十歳)にCAからCBに変わりましたから、かなり前のことですし。

それにSても、色々な思い出の詰まった車がCBインスパイアだったんですね。しかも最後はエンジンブローって・・(~-~;)。最終的には苦い思い出のほうが強いんじゃ・・・
2012年9月24日 12:51
3ナンバーサイズのインスパイアとビガー欲しかったです。

特にビガー(*´Д`)ハァハァハァハァ

この時のホンダのセダンが一番カッコよかった(*´-ω-`)ウンウン

それに引き換え今は・・・・(哀
コメントへの返答
2012年9月26日 22:52
EURO@AGE‐36 アブノーマルさん、こんばんは!

5ナンバーのインスパイアは少し細長いスタイルでしたが、3ナンバーの方は幅と長さのバランスが良くなって安定感あるフォルムになりましたね。

このインスパイアといいカッコインテグラといい、4ドアがカッコよかった時代ですね!
2012年9月24日 17:40
フロントミッドシップのインスパ…カッコイイ。
整備するのは大変だったかもしれませんが、このマニアックなデフ&ミッションが完全に消えてしまったのはホントに勿体ないですね。
こーゆーお話を読むと、自分の車のフロントオーバーハングが気になり始めます(爆)

昔から個人的には、「みそすり運動」で気持ち悪~い(汗)と思っていた5気筒エンジンでしたが、コレにもちゃんとした合理的な根拠が有ったとは。
しかもショートストロークのエンジンを傾けてマウントしてドライブシャフト貫通配置とか…当時のホンダの技術者は凄すぎです。
…てか変態(激爆)

今回も勉強になりました。
有難うございます。
コメントへの返答
2012年9月26日 22:54
こてきたいちょさん、こんばんは!

フロントミッドシップを捨てた理由は色々あったのでしょうけど、捨てずに改善なり進化を続けてほしかったですよね~。もったいないです・・・。

偶力振動の話だけであれば日本で高級扱いのV6も起こってますから、5気筒が特別振動を発するわけじゃないんですよね~。むしろピストンの縦振動は6気筒の3次に対し5気筒は5次なので優秀なんです。
それよりも、V6より軽く4気筒よりもスムーズな5気筒をバランスさせて縦にミッドに積む・・・。このチャレンジングな発想が素敵ですよね。いや、確かに変態です(爆)

またこのシリーズを書きますので読んでくださいね~!
2012年9月24日 19:37
懐古主義者がメーカーの足を引っ張る(笑)
ホンダの悪口言わせたら日本一(笑)

どうアガイテも、”あの頃の”、HONNDAは戻って来ませんよ~。


当時、ワインカラーのビガー25Sって艶やかですごくエエな~と感じてました。


今のホンダは同じ”クルマ”を作っていた会社とは思えません。
コメントへの返答
2012年9月26日 22:55
SOICHIROさん、こんばんは!

あっさりホンダファンをやめることができたら楽なんですが、もう体にホンダ車のクセや味が染み付いてて、他メーカーの車に乗ると何もかもが違和感ありまくりで全然落ちかない(~-~;)

まぁホンダが昔のように元気になるかどうか分かりませんが、この先若者だけじゃなく私達の年代のファンが「この時代、これもアリだね」と思える車を出してくれば私達の目もそれに慣れてくるんじゃないでしょうか。
2012年9月24日 20:16
たまたま見つけることができ,感動しました。
素晴らしい内容ですね。これからも読ませて頂きます。

私も負けないよう,頑張ります。
コメントへの返答
2012年9月26日 22:57
vigor2000さん、初めまして!コメントありがとうございます。

なんとインスパイア&ビガーを何台も乗られている筋金入り(?)のファン&オーナーさんなんですね!「ビガスパイア」なんて感動しました(笑)。↓の俊夫さんが同様の「アコネオ」に乗られています。

希少なFFミッドシップがこの先もずっと元気に走り続けてくれることを願ってますよ♪
2012年9月24日 20:54
こんばんは。
又々やってくれましたね
懐かしく当時を思い出しました。
若い私にはとても手が届く
訳がなくただ憧れてました。
コメントへの返答
2012年9月26日 22:58
EFさん、こんばんは!

懐かしむのが大好きなもので・・・(~-~;)

お値段は今考えたらかなり高いなぁと思いました。サンルーフ本皮仕様で300万円です・・・。
2012年9月24日 23:59
アコードインスパイア!!

これまた僕の大好物です。
当時住んでいた社宅の向かい側のマンションに止まっていたので
良くコッソリと、4気筒アコードとの違いを観察しに行ったものです。

CCインスパイアは小学生の頃、白河の祖母の知人に1回のせてもらいましたが
インフルエンザで倒れて病院へ連れて行ってもらった時だったので
あまりよく覚えてません(;ω;)


スタイリングに関しては僕もダブルさんと同じで
5ナンバーならインスパ、3ナンバーならビガーが好みですね~

とくに5ナンバーのインスパは、変に曲線や張り出しを付けて媚びた感じがなく、スタイリッシュで且つなんだかちょっとインテリっぽい面構えが堪りません。
5ナンバービガーは、なんかちょっと、いろいろとアブない顔つき・・・

でもやっぱり一番好きな顔は
4気筒の前期アコードセダンかなぁ(爆)
コメントへの返答
2012年9月26日 23:00
すけさん、こんばんは!

まじめなアコードと色気づいたインスパイアという感じでしょうか。同じ2000ccでもそれぞれ狙いが違うので見た目も随分と異なってましたが、こういったスタイル重視の車こそホンダ車らしいですよね。単純に居住性を無視したスタイルじゃなく、ちゃんとこのスタイルになったのにも意味があったところが好感もてます。

5ナンバービガーはちょっとクセのある顔で、やはりそこは素直に売れ行きとして表れましたね。でも、あのクセがスペシャルティな車には必要なわけで・・。3ナンバーのビガーはクセのないハンサムな顔になりましたね。

4気筒のアコードはもう少し内装を頑張ってほしかったけど、非常に真面目に作られた良い車でしたね。
2012年9月26日 9:36
おはようございます<(_ _)>

おっ、これは渋い車をアップしましたね♪

このアコード、友人が以前乗っていたので助手席に乗ったことがあります。
当時はZ31に乗っていたので、この車が凄く豪華に見えたもんでした(^。^)
革張りで乗り心地も良く、エンジンも軽快で40代くらいになったらこういう車も良いなと
思ったもんです(^-^)
でもサイズが結構大きいかな…。

この頃のホンダ車はカッコいいですね<(`^´)>
コメントへの返答
2012年9月26日 23:01
colt315さん、こんばんは!

あれ?インスパって渋い部類なんですか?!(~-~;)。ホンダファンの中じゃ、全然渋くない若者にも大人気だった車なんですけどね~。

このインスパイアは5ナンバーでありながらかなり大きく見える車でしたね。ホイールベースが長いことによるデザインマジックとも言えると思いますが、実は大きさは4気筒アコードと変わらないんですよね。

80年代後半から90年代前半のホンダ車は、スタイルもメカニズムも元気いっぱいでしたね!
2012年9月26日 21:08
ものすごくツボなクルマです。
MTのビガー(ワイドじゃないほう)に友人が乗ってました。
個性的で面白かったですよ。

質感がありましたね~
コンソールまでソフトパッドだし、Aピラーの内装も布が張ってありました。
本木目とか分かりやすい部分だけでなくコストがかかってましたね。

あとボディーカラーですが、フロントから見る分は初期型ワインレッドのビガーが好きでした。
リヤはちょっと残念でしたが。
ワインレッドも何種類かあり、初期のペルシャンレッド(初代レジェンド2HTと同じ赤)が個人的には好みでした。

ワイドボディのG20Aエンジンの+5psは、バランサー廃止による影響じゃなかったですかね?




コメントへの返答
2012年9月26日 23:03
俊夫さん、こんばんは!

内装の質感はホント最近の車にも負けてないですよね。仰るAピラーの布もそうですし、スラッシュ成形による継ぎ目のないインパネ類、ステッチの使い方など、本当にお金がかかってるなぁと感じます。

初期型のCB5ビガーといえばワインレッドが思い浮かびますね。ちょっと渋めのワインだったと思いますが、初代レジェンドHTと同じ色でしたか。なるほど、言われてみれば納得です。

ワイドボディのG20Aって、バランサーレスだったんですか?5気筒アスコット&ラファーガの2000はバランサーなしだったと思いますが、まさかCB5とCC3でわざわざ2種類のG20Aを載せていたとは・・・(~-~;)
2012年10月6日 0:58
こんばんわ。

当時はこの奇妙なレイアウトにいろんな意見がありましたが、メカニカルな良し悪しはともかく、この車のデザインとエンジンは印象的でした。

特に実家がCBアコードだった頃に、親戚がCC2に乗ってましたが、エンジンの滑らかな吹け方といい、車のキャラに相応しくないほどパワーが高回転でくるところといい、アコードとは対照的なキャラクターが印象的でした。

ネタもとのジャガーはイアン・カラムのもと、新しいデザインに刷新されましたが、それでも、このデザインは出色の出来でしたね。 初代レジェンドと並んで、当時のホンダのハイライトだったと思います。
コメントへの返答
2012年10月7日 23:54
ボアハムさん、こんばんは!お久しぶりですね。

仰るとおりで、このスタイルを確立されるためであれば多少犠牲になる部分があっても許せますし、何よりもこれほど複雑な機構を実現させる熱い思いが凄いと思います。

ご親戚がお乗りだったのはCC2ということでワイドナンバーの2.5Lモデルですね。確かに4気筒の2.4Lよりも1シリンダーの慣性力が小さいということで、2.5Lとはいえ高回転は強いエンジンだったといえますね。私は当時プレリュードに乗っていたのでどちらかというとトルクフルという印象でしたが、高回転もなかなかのキレがありました。

最新のジャガーは頭に思い浮かばないのですが、きっとジャガーならではの美しさがあるんでしょうね。イギリスタッチな雰囲気はこの当時初代レジェンド2ドアHTとインスパイア、それにコンツェルトが思い浮かびます。
2013年8月5日 0:48
はじめまして。
1年前の記事に今更ながらコメント失礼します。

たまたま通りかかったのですが、CB5ビガーの5MTに乗ってたもので、
懐かしくて素通りできませんでした。

学生時代に10万キロで購入し、20万キロ以上まで乗りました。

G20Aが2500ccになることを前提に設計されたとのご指摘、確かにその通りの話をどこかで読んだことがあります。

ビガーのリアガーニッシュが廃止されたのはCC2,3からではなく、CB5のマイナーチェンジからだったと記憶しています。

とても懐かしい思い出が蘇りました。
ありがとうございました。
コメントへの返答
2013年8月6日 21:49
げんき@オコジョさん、初めまして!

昔のブログを覗かれた方がこうしてコメントくださることこそ嬉しく思いますし、書いた甲斐があります。こちらこそありがとうございました。

お乗りになっていたビガーは5MTでしたか。とてもレアな仕様だったんですね。5気筒をマニュアルミッションで楽しむって、どんなフィーリングなんでしょう。想像するに、とても気持ちよさそうですね~。シフトフィーリングもきっといいんでしょうね(^o^)。

インスパとビガーは5ナンバー時代に一度MCをしているんですね。そういわれると確かにそうだったことを思い出しました。インスパイアはあまり憶えていませんが、ビガーは何となく憶えています。

またFFミッドシップで素敵なスタイルを復活させてほしいですね。

また懐かしみたくなったら覗いていってくださいね♪ありがとうございました。
2015年3月7日 2:16
とても詳しく書かれた記事ですね(^^)
みんカラに登録する前から読ませて頂いていました。
デビューから26年目を迎えましたが、魅力は衰えておりません。
寧ろこれ以上のクルマはない!という気持ちでCB5/CC2を所有しております。
熱く語られる価値があるクルマです。
コメントへの返答
2015年3月9日 10:26
LXRYさん、おはようございます。返信遅くなりまして申し訳ありません(~-~;)

以前読んで下さっていたんなてビックリ!とても嬉しかったです。

ホンダは高級車路線で苦戦しており、新型レジェンドも恐らく苦戦が予想されますが、今一度このCB5インスパイアがなぜ売れたのかを考えるべきですね。高級車にとって重要なファクターをCB5は兼ね備えていた、それが何なのかを今のホンダが理解できるかどうかは微妙ですが・・・

ちょくちょくLXRYさんのページを覗かせてもらいますね~!

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