先々週は娘が体調を壊してしまいましたが、先週になると今度は私の体調が崩れてしまいました。火曜日の夜中に酷い腹痛で下痢をし、翌水曜日には出勤したもののあまりの体のだるさと頭痛で10時頃に早退。木曜日は休んでしまいました。熱は微熱程度だったんですが頭痛と下痢、それに肋骨や背中廻りの関節がとにかく痛く、しかもだるくてだるくて・・・。金曜日はなんとか騙し騙しで出勤したものの昨日土曜日は再び朝からダウン。着替える元気もないほど体がだるく背中全体がとにかく痛い。気が付くと全身に大量の発疹ができていて、こりゃ風邪なんかじゃなくおかしな病気にかかっているかもと思い、またしても会社を休み病院に行って調べてもらいました。
病院での血液検査の結果、アレルギー性の感染症胃腸炎とのことでした。どうりでパブロンじゃ治らなかったわけです。

ウィルスを殺す抗生物質が出て昨日から飲み続けていますが、朝一を除けば随分と回復してきました。一日中取れなかった背中の痛みとだるさが多少取れ、食欲も少し出てきてこうやってブログを書けるまでに復活しました。自力で治そうと思っていましたが、やはり薬の力は偉大です・・・。
ただ、薬がきつくて胃が悪いのなんの・・・。特に朝一は胃が悪く食欲もゼロ。背中も痛い。今朝も娘が私の背中をさすってくれて、本当に心配してくれているので早く復活しなくてはと思っているのですが、なかなかね・・・。

昨日の午後、布団で眠っていたら娘が手紙を書いてくれていました。

優しい娘のためにも早く治りたいのですが、寝起きが特に病状が悪く、明日の朝どうなるかを考えるとちょっと憂鬱です。少しでも寝起きの症状が軽減されているといいけど・・・
そんなわけで、今日はいつもの分別ゴミ出しや灯油注ぎなどはキャンセル。雨も降っているので特にネタもないってことで、ここからは以前書き溜めしていた“懐かしみシリーズ”をアップしておきます。

今回は6代目となるR30スカイライン。
私は、いわゆるスカイライン信者ではないので詳しいことは分かりません。それに私の持っているカタログも簡易的なものなので詳しい内容も書けません。故に内容も緩めに書いております。

R30スカイラインの中でも、2年後にマイナーチェンジした後期型が今回懐かしむスカイラインです。この後期型は今から約30年前の車で私が中学3年生の時の車です。
なんたってこのスカイラインはポールニューマンでしたね。

スカイラインといえば世間では“RS系”のイメージが強いんじゃないかと思いますが、私はどっちかっていうと“GT系”ですね。スカイライン=L型エンジン=直列6気筒。しかもターボ。昔からそういう印象があります。
そのGT系の顔も、このマイチェンでバンパー形状が変わったりハニカムグリルの形状が変わったりですっきり顔になりました。私は前期型のハニカム顔も好きでしたけどね。

こちらは4ドアセダンで、いわゆる男モデルともいえるターボGT-E。装備は簡素化されていますがGT系で唯一60タイヤを履いたモデルです。
個人的には、私はスカイラインは昔から4ドアが好きでした。何となくスカイランの2ドアってセリカやシルビアなどと違って大きなボディに無理矢理ドアを2枚だけ嵌め込んだ印象がありました。大きな2ドアクーペといえばソアラが当てはまりますが、それと比べてもスカイラインはCピラーの傾斜が寝ていてルーフが短いからか、どこかボディの大きさを持て余したデザインに感じる・・・。スポーティに見えるのはもちろん2ドアですがバランス的には4ドアがいいかなぁと。あくまでも私が当時感じていた印象ですので・・・。

内装はゴージャスという感じ。特に、このパサージュというグレードは装備がよく、スカイラインにローレルを足したようなイメージを持っていました。
座り心地は別にして、結構コストのかかっているシートに見えますね。

スカイラインといえば、この水平指針のメーターですね。そしてターボ過給圧を示す針が加速のたびにヒュンヒュンと跳ね上がる・・・。近所のおじちゃんのスカイラインに時々乗せてもらっていた私はこういった印象が強く残っています。
そして日産車の多くがそうだったシルバーのセンターコンソールパネル。この当時からして洗練度はイマイチだった気がしますが、この野暮ったさがスカイランの魅力だったようにも思います。

一方こちらはTIという4気筒モデル。C型エンジンでグロス115psの馬力と16.5Kgmのトルクです。
このTIは私が通っていた高校の先生が乗っていましたが、既に120クラウンや70クレスタ、そして7thスカイラインに乗る先生がいてちょっと目立たない存在になってしまいました。でも個人的には7thよりも30の方が好きでした・・・

そしてGT系とTI系の両方に用意されていたハッチバック。
以前も何かで書いたことがありますが、一つの車種で2ドア、4ドア、そして5ドアを用意するのって、デザイン的にもなかなか難しいですよね。迷いがあるというか、イメージとして「これだ!」っていうものが脳に焼き付けられない。各種がまるで別物の車であるかのようなデザインならいいのに、Cピラーから後ろは無理矢理嵌め込んだかの様な印象があって、私はこういった手法はあまり成功しないんじゃなかと思っていました。

TIでこの赤いシートにはびっくりですね(笑)。ボディカラーによっては強制的な選択になるのかな・・・。

TIでもメーター周りはスポーティですね。

そして何といってもこのRS系。後期型からは薄型のヘッドライトとグリルレスによって一気に悪顔に(笑)。「鉄火面」という愛称だったのはもはや書くまでもないと思います。
ターボは190ps&23Kgmの性能。この頃大好きだったA60セリカが160psだったので、RSターボって凄いなぁと思いながらカタログを眺めていました。この頃に日産は、常にパワー競争の先端をいっていましたね。
実はMC前のRSも私は好きでして、超悪顔のMC後に対しMC前はやや優しい顔のワルみたいな。横スリットのグリルもシンプルでかこよくて、よくタミヤのRSのプラモを買っていたのを思い出します。確か4ドアのRSだった記憶がありますが、2~3個買って色違いを作ったなぁ・・・。
そういえば、RS系のサイドステッカーはこの白文字よりもゴールドのイメージが強いのですが、これってオプション品だったのですね。いや、このステカーはあって当然だったように思います。

このモデルの登場から半年後、RSターボのFJ20ETはインタークーラーが追加されて205ps&25Kgmに。4気筒としてはもはや圧倒的な数値で、ただただ凄いとしか言いようないパフォーマンスでした。「ターボC」っていう愛称が付けられ、フロントバンパー下のエアダムにインタークーラー用の外気取り入れ口があったのがその証拠でしたね。

こっちは4ドアでノンターボのRS。後期型はリヤコンビランプのデザインも少し洗練されて、私はR30の中では4ドアのRS系が一番好きでした。GT系のように黒いガーニッシュで左右ランプをつないでいないところも好きな理由でした。

内装は一見スポーティですが、実はゴージャス(笑)。このターボRS・Xというグレードはスカイラインとしてみてもかなり贅沢な装備で、8ウェイ電動マルチバケットシートやパワーウィンドウ&集中ドアロック、高級モケットスポーツシート(笑)、ブロンズガラス、オートドライブなどなど。RSといえども、やっぱりスカイラインということで最終的には高級GTを目指していたのでしょうか。

3本スポークのステアリング以外、さしてGT系やTI系との違いがないのがちょっと残念ですかね。いや、レッドゾーンが7500rpmなのは大きな違いといえるかも?!
このカタログはエンジンや足回りの項目など一切なし・・・。
で、いきなり装備項目です。

まずはGT&TI系。
なんとATのオーバードライブはスイッチ式だったんですね。こりゃ操作しにくかったでしょね~(笑)
そして、雨滴感知式のワイパーがパサージュのみとはいえスカイラインに装備されていたのはびっくり。てっきりセドグロやレパードあたりまでかと思っていました。

私なんてチルトステアリングを初めて味わったのはトルネオからですかね~。平成の車だったインテグラやプレリュードも付いていませんでした。ホンダ車はチルトステアリングを採用していた車ってホント少なかったと思います。

続いてRS系。
60タイヤはRS系は全車、それにGT系はターボGT・Eにのみ標準でした。
そして、トヨタでいうTEMS?足の硬さを2段階変えられるフットセレクターもRS系全車とGTパサージュに装備。世界初の装着と書いてあるので、TEMSのほうが後発だったんだ・・・。

最上級グレードには色々と高級装備が付いていたんですね。男の車ってイメージが強いだけに、オートドライブやパワーシートが標準だなんて驚きです。
そういえば、スカイランはジャパンの時もパワーウィンドウのSWが運転席と助手席の間にあったんじゃなかったかな・・・
最後にラインナップ。

男仕様のGT-Eはサイドサポートが張り出した専用シートのようです。3本スポークのステアリングはパワステなし(笑)。こういうグレードはこの当時多くの車に用意されていました。

よく見たら、パサージュのシートもフカフカ高級シートながらもサイドサポートが張り出した形状になってますね(汗)。

こちらはセダン。
書きながら思い出し事が沢山ありますが、前期型ではフロントバンパーに「TURBO」の文字が反対にプリントしてありましたよね。ルームミラーで見て初めてまともに見えるって狙いで(笑)。後期型ではそのステッカーは廃止されたようです。

過去一度か二度程度は見た気がするハッチバック。
スカイラインとしてみると、やっぱり違和感はありますかね・・・

TI系はハードトップの設定がなく、ミラーもドアミラーではなくフェンダーミラーが標準のようです。TIらしさはフロントよりもリヤに表れていましたね。

TIにもハッチバックが用意されていたんですね。

そしてRS。
やっぱりRSは男前ですね。60タイヤとアルミもかっこいいです。

ハッチバックとは別に、商用のワゴン「エステート」も用意されていました。

ハードトップ、セダン、ハッチバック、それにエステートを含めると全28グレード。今じゃ考えられない豊富な品揃えです。
と、こんな感じの緩めの懐かしみシリーズでしたがいかがだったでしょうか。スカイラインファンは年代を問わず幅広くいらっしゃると思いますが、このR30はちょうど私のような40代半ば以降の方がちょうどストライクといえるんじゃないかと思っています。
歴代スカイランの中でもスタイルや性能面で私が一番好きなのはR32ですが、R30は私のカーキチ人生の始まりの頃の車なので、色々なことを含めるとR32よりも好きといえるかもしれません。
80年代の車を懐かしんで書いていると、タミヤやアオシマのプラモデルを作りたくなってしまうのもいつものことです。接着剤やうすめ液の臭いで頭痛を起こしながら作っていた中学時代を思い出しながら書いていると、30年前に戻りたいなぁと思うことが多いですね・・・。
(前期RSターボ)
(後期)
(後期ターボC)