
今日の山口は曇り時々雨。たまに日差しがあったりと、不安定な天気でした。このところ天気予報がコロコロ変わって週間天気予報が全く当てにならないので困っています。
ということで今日も洗車はなし。アコードはホイールがどす黒くて綺麗にしてやりたいのですが、まぁ来週日曜日から夏季休暇になるから、今週もう一週間汚れたアコードで我慢するか・・・。

そして今日は午前中、とある機械工学系大学のオープンキャンパスがあって息子と奥様と3人で説明会や催しを見てきました。まだ息子は高1ですが、私と似て成績が完全に理数系寄りなので、その他色々と訳あって行ってみました。まぁその前にここに入れるほど成績がいいわけじゃないのですが・・・
そして、夕方前にダンクとアコードのバッテリーとオルタネーターの健康診断を行いました。
実は、ここ一週間前から奥様からダンクで走行中にバッテリーの警告灯が時々点灯する事があると聞いていて、それも数秒とか数十秒レベルという短い時間ということで気になっていました。しかも、つい先日はABS警告灯も点灯したらしく、一時的に大きな電圧降下が起きている可能性もあります。とにかくオルタが故障するとあっという間に走行不能に陥るので昨日ホンダに行くように伝えていたのですが、ピットがかなりごった返していたようで“出来れば平日に予約を入れてから来てほしい”と言われ何も診てもらえず帰ったそうです。明日も仕事が休みらしいので行くとは言っていましたが、夏場はバッテリーの負担が大きいですし、今日は天気もイマイチで洗車もできないってことで、今日私自身で簡易的な診断を行ってみました。

その前に、きっと健康体と思われるアコードから診てみることに。
とはいえ、実はアコードもここ最近ポジションランプを点灯している時にエアコンのコンプレッサーが入ると一瞬暗くなるようになりまして、以前はこんなことは無かった気がするし、なんせ15万Kmオーバーでオルタ無交換の車ですからやっぱり心配です。
このバッテリーは新品装着して2年2ヶ月、距離にして丁度4万Km走行していますが、インジケーターはバッテリーが健康体であことを示すグリーンに発光しています。

バッテリーの状態を確認する場合は、最低でも走行後一時間程度はエンジン(バッテリー)を休めて安定させた状態で確認するのがいいと思います。
アコードは午前中は走っているので多少なりとも充電されて数値的には良い方向に出ていると思われますが、なんと12.99V。バッテリーの単体電圧は正常値で12.5~13Vが正常と言われているので、MAXに近い状態まで充電されています。

そしてエンジン始動状態。もちろんアイドリングが落ち着いている状態で、空調、オーディオ、ナビなど負荷機器は全てOFF。
オルタネーターが回っているエンジン始動時は無負荷で14.5~14Vが正常値と言われているので、全く問題なしですね。14Vを切リ始めるとバッテリーかオルタのどちらかが悪い可能性大です。

そしてエアコンONだと14.21V。0.12Vのダウンは予想以上に小さいと思いました。

更にその状態からHIDライトON。フォグはOFFです。0.07Vダウンとなる14.14V。

更にそこからオーディオを並みの音量でかけてみました。私の車は純正ながらも結構大きなアンプを搭載しているプレミアウムサウンドシステム仕様車ですが、ほとんど気にしなくていいみたいですね。大きなアンプを搭載していてもレスポンスの良い軽いコーンのスピーカーによって意外とアンプの出力が抑えられて音を発しているのかもしれません。
そして負荷電圧も見てみました。
因みに普段走行中に車で使う電気のほとんどがオルタネーターで発電された電気でして、バッテリーの電気は主にオルタが回っていないエンジン始動時やエアコンコンプレッサーの入る瞬間など、電圧ドロップが大きい時などに使われます。なので、セルモーターを回す瞬間の電圧(負荷電圧)はとても重要なんですね。

負荷機器を全てOFFでセルモーターを回した時の最低電圧が10.85V。かなりの電圧ドロップですが、10V弱までなら大丈夫といわれているので問題なしと思われます(9Vを切るとエンジンの始動が困難になると言われている)。
そう思うとエンジンをかける時はエアコンやライトなどの負荷機器はOFFにしておき、バッテリーの電力はエンジンの始動のためだけに使うようにして、エンジンが始動してから負荷機器をONにするほうが明らかにバッテリー電力の消耗を減らせることがわかりますよね。

こちらはエアコンをONにした瞬間の最低電圧。すぐに14V台に回復しますが、エアコンをかけっぱなしで長くアイドリングを続けるとやはりバッテリー電力の消費が続くので、ある程度走行してオルタからバッテリーへの充電を行ってやらないとバッテリーあがりの原因になってしまいます。

さて、テスターの液晶画像が続くので退屈かとは思いますが、お次は心配なダンク。

ダンクのバッテリーは昨年1月に交換しているのでまだバッテリーが悪いってことはないと思いますが、オルタが一時的にでも悪くなるとバッテリーへの依存度が高くなるのでやはり心配です。

ダンクは朝から全く動かしていないのでバッテリーの状態は安定しているはず。
色的には良好のようですね。

まずはエンジンも何もかけていないバッテリー単体の電圧(バックアップ電源分は使ってますが・・)。
前述の通り、バッテリーの単体電圧は正常値で12.5~13Vだと言われており、ダンクは12.64V。アコードよりは小さいですが、まぁ問題はないレベルですね。

そして、エンジン始動直後。1300rpmあたりの暖機運転中で、もちろん空調やオーディオはOFFです。
回転数が高めということもあり、アコードよりも高い14.64Vまでアップ。

暖機を終えてアイドリング回転数も落ち着いた状態で14.49V。アコードよりも少し高めです。
アイドリングの無負荷状態で14.5~14Vが正常範囲と言われているので問題なしですね。

次にエアコンON。
アコードとほぼ同じ14.22Vは問題なしですね。

更にヘッドライト(フィラメント球)&フォグランプON。
さすがフィラメント球…、なんと一気に12.34Vまで電圧降下です。奥様はいつもフォグを併用しているので実状に沿った測定をしてみたのですが、夜HID単体のみ(フォグは使用していない)で走っている私のアコードと比べると相当電気を食っているようですね。

更にその状態でオーディオON。大したオーディオでもないのに0.18Vの電圧ドロップはアコードよりも大きい・・・。社外オーディオは純正品よりも電気を沢山食ってるのは明らかですね。

そして、無負荷状態でのエンジン始動の瞬間。
アコードよりも電圧降下は大きく10Vを切りましたが、負荷電圧10V弱は全くの許容範囲です。

最後はエアコンのコンプレッサーが入る瞬間。アコードと変わらない数値です。
という感じでテスター画像ばかりのブログでしたが、アコードもダンクもバッテリー単体はとても健康。特にダンクのバッテリー&ABS警告灯点灯によるオルタとバッテリーの状態が心配でしたが、バッテリーもオルタも問題ないのが分かったので安心しました。まぁこの測定中に警告灯が点灯していなので当たり前の結果ともいえますけど。
ただ、ダンクはエンジン始動時にアコードよりも電圧数値のばらつき(数値の幅の上下)が大きめであまり安定していませんでした。これが何を意味しているのかは分かりませんが、何も問題が無いのに警告灯が点灯するとは思えませんので、やはりホンダで診てもらう方が安心です。以前、この症状をホンダに相談したとき、ABSの警告灯が点灯した場合はECUの履歴に残るとの事なので、原因はすぐに掴めるかもしれないですね。
だた、オルタが原因だとしたら、
リビルド品で約4万円程度とのこと。
工賃含めると泣きそうな出費になりそうです・・・。
アコードのタイヤも昨日注文したし・・・