
先々月5回目の車検を受けた私の相棒君もこの4月で11年経過した車となり走行距離も168,000Kmになろうかとするところですが、今でもこのアコゴンを買い替えたいと思ったことがないほど気に入っています。

CMアコゴンを飽きることなくこれほど気に入っている理由は、どこか欧州の香りが漂う大人っぽいスタイルであることに加え、インパネのデザインがとても自分好みであるということです。材質面でソフトパッドなどを使用してもう少しだけクオリティを上げてほしい気もしますが、デザインは質素すぎず華やかすぎず。“わざとらしさ”や“ギミック感”とは無縁な奇をてらわないデザインがとても気に入っています。

購入当初はスポーツパッケージに標準のこの赤いディスプレイが「スポーティ=赤いメーター」という、いかにも短絡的な発想であまり好きではなかったのですが、白や青よりも波長が長い色ということもあり夕方あたりになると強いコントラストのおかげでとても見やすく、ギュッと塊感のある発光文字が欧州のスポーツセダン風でもあり今では逆に好きになりました。
そんなお気に入りの内装ですが、長く乗っていると避けては通れない“使用感”や“褪せ”というものが出てきますよね。

このところ気になっているのが、ステアリングについているオーディオリモートスイッチのボリューム調整文字の薄れ。初期型である私のアコゴンはこの文字が透過照明式ではなく印字なので、使用頻度の高いこのスイッチの文字が徐々に薄くなっていました。発売から2年後の小変更ではこのステアリングスイッチが照明付きになりまして、私としては文字擦れが起こらず文字も光るこのスイッチがとても羨ましいと思っていました。
実は随分前にこの照明付きスイッチを取り付けてみようと思ったことがありまして、その時はホンダから「配線の接続カプラーが合わないし、そうなるとステアリング奥にあるケーブルリール(スパイラルケーブル)も交換しないと無理だろう」と言われ、あまりの金額の高さに諦めたことがありました。そこで、今回はまずは文字擦れを解消させたかったのでこれを第一目的とし、その上で照明機能が大金をかけずに生かせるのであれば生かしてみようと思い、この照明付きスイッチをオクで購入して多少の加工を覚悟でスイッチ交換を進めることにしました。

購入したのは“平成16年式セダン20A・4WD用(CL8)”のステアリングにオーディオリモートスイッチとナビリモートスイッチが付いたセット品。落札価格は私一人の入札で5,000円なり。本当はオーディオリモートスイッチ単品を探したけど見つからず・・・。仮に照明付きのこれを新品で買えば5,000円以上はするので、ナビリモートスイッチ付き(照明付き)もセットで5,000円ならまぁ安いかなと思いこれに決めました。
オクでの購入にあたって重要視したのが、仮に照明付きのスイッチであってもそれが絶対に前期型アコード用である事と、スイッチから出ている配線先端のカプラーの形状(ケーブルリールに差し込むカプラー)。
平成16年10月の仕様変更モデルからアンバー色の照明付きスイッチになったわけですが、この翌年にはすぐにMCしてしまい照明の色が薄いグリーンに変更になりました。私のアコゴンはスイッチ類の照明が全てアンバーなので、ステアリングスイッチだけ照明色が変わるのは絶対に避けたいところ。このオーディオリモートスイッチ部はアコード以外にオセッデイやインスパイア、エディックスなどとも共通なのでそれらを買う手もありますが、どれもイルミの色が違う・・・。イルミを打ちかえるつもりは毛頭なかったのでアンバー色であるアコード用しか考えられませんでした。
となると僅か1年間だけ生産されたアコード用のアンバー照明のものを探さなければなりませんでした。今回手に入れた物のセダンの20Aというグレードは、スイッチが照明式になった小変更モデルから新たに設定された新グレードなので多分間違いはないだろうとは思いましたが、それでも表記だけを信用して購入すると失敗する恐れがありますからね・・・。

そこで年式の次に重要視したのがカプラー形状。オクの画像を見ていたら、平成15年式・純正ナビ付き・クルーズコントロールなしである私の車のリモートスイッチはどうも配線先端のカプラーの大きさが小さめ。それに対し、私と同じ“純正ナビ付き・クルーズコントロールなし”でも平成16年式だとカプラーが大きいものがある・・・。 つまり、それがイルミ電源の有無の違いなんじゃないかと判断したわけです。
とにかくオクの画像じゃ文字が透過式なのか印字なのか区別がつかないので、再びプリント文字のものを買うことだけはしないようカプラーがやや大きめのものを探しました。

ということで、平成16式でカプラーがやや大き目だったものを落札し、届いたものをしっかり確認し一安心。間違いなく透過光文字式のスイッチでした。

因みに、セダン20Aは最廉価モデルということもあってステアリングは本皮ではありません。本当は本皮仕様で綺麗なものだったらそのままステアリングごと交換できたけど、オクで出品されていた本皮ステアリングは全てカプラーが小さかったので恐らくどれも印字タイプ。私が買ったものが唯一のイルミ付きスイッチでした。しかも使用感がまるでないほど綺麗なのに値段は一番安かった・・・。本皮じゃないからでしょうね(笑)。

ま、本皮はある程度の使用感があるからこそ手に馴染むわけだしそれが最大の魅力です。サラサラ新品の状態は確かに清潔感があって気持ち良いけど握り心地は使い込んだものの方が遥かにいいですからね。日頃からハンドルは中性洗剤で洗った絞りタオルでよく拭き掃除をしているので今のところ劣化もなく、とりあえずこのままでいけそうです。

因みに、半年に一度程度ですが画像のフェイシャルペーパーで拭き取り、やはり仕上げに中性洗剤を含んだ濡れ雑巾を絞って拭くこともしています。マイペットなどでも良いのかもしれませんが、肌に使うものなので安心だし、何よりもこのフェイシャルペーパーは肌の油分をガッツリ拭き取ってくれ更にサラサラになります。ただ、サラサラ成分は長い目で見れば余計なものなので仕上げに中性洗剤を含んだ濡れ雑巾を絞って拭いてるんですけどね。
まぁ何よりも大切なことは、ハンドルを握る前には洗剤で手を洗うこと、これに尽きます。ベタつきを抑える最大の掃除方法だと私は思っています。

さて、いよいよ交換です。
ステアリングの向きはセンターにして作業するほうが後々助かるかと思います。
ステアリングの外し方はWEB上に沢山紹介されているので助かりました。ただ、エアバッグ関係が怖いので一応ディーラーでも確認をとりました。

安全のために一応バッテリーのマイナスを外します。
ディーラーではこれを外さない所もあるようで、それはマイナスを外したところでハンドル下にあるエアバッグの電源カプラーを外す時に静電気が起これば同じことだからとのこと。それでも私は安全の意味で外しました・・・。
マイナスを外して数分間はそのまま待つことも言われました。コンデンサーに残っている電気がゆっくり抜けていくからだそうで。

待つこと10分弱、ハンドル底部の蓋をあけてエアバッグのカプラーを外します。
静電気云々と聞くとちょっと怖いので、私は足を地面に付けて外しました。ロック式になっているので外すときちょっとだけ頭を捻りました・・・。

次にステアリング両脇にあるトルクスネジを外します。このネジが相当固いらしく・・・。理由はネジロックという緩み止め剤が塗布されているから。うちの会社でも機械の場所によっては使用しています。
ネジの頭の規格はT30で、こんな大きな規格用のレンチは持っていないのでホームセンターで買いました。1000円ちょっとで数種類セットになったものがありましたがどれも国外品。ネジの固さや信頼性を考慮し今回ばかりはきちんとした国産メーカー品でT30単品のL型レンチを1本買いました。結構高くて約800円なり。
いざネジを緩めようしたはいいけど、噂通り固い・・・
固い!
固すぎやろーー!!!
レンチが垂直になるよう相当慎重に押さえながら回すのですが、回転角45度程度まで回したところで
ついに舐めました・・・(泣)
反対側も少し回せたけど、やはりこちらも硬すぎで舐める寸前・・・。
実はこの作業、ゴールデンウィーク中(5/3)に行ってのこの失態・・・。
ネジの頭がパーになった時の対処は会社でも時々行うのでやってみようかとも思いましたが、なんせネジが立っている相手がエアバッグ本体でタップ部分がどんな構造になってるか全く分からない。だからと言ってホンダに持っていこうにも連休中で休み・・・。
仕方がないので同じ町内に住むホンダの工場長にヘルプです。
彼はこの日家で寝ていたようですが、普段いつも使っている工具をわざわざお店まで取りに行ってくれ、私の自宅で作業再開となりました。
しっかりしたレンチとトルクスビットをネジに差し込み、こん身の力でネジを回し始める彼。
ほんの僅かずつですが、
グイ~っとネジが緩んでいく様子を見て思わず感動。さすが工具が違うと作業も違うもんだと思った数秒後、彼の手が止まりました。
「ここまで固いって、普通あり得んのじゃけど・・」
困った顔で再びネジを緩め始めます。
しかし・・・
ゴキッ!!
彼も舐めました・・・・(┬┬_┬┬)
反対側も同じく。
私が最初に軽く舐めてしまったのが一番いけなかったのですが、そうはいってもそこから更に緩み始めたし、そもそもいくらなんでも固すぎると言っていました。アコード乗りのみん友さんでここを外そうとして舐めた方は結構いらっしゃいますが、いやぁこの固さは本物ですね・・・。CMアコードは特に固いのかなぁ。
ということで、この日の作業は断念。彼には本当に感謝していて少ないお礼を無理矢理にでも受け取ってもらいました。そしてその後隣の友人も出てきて3人で1時間くらい雑談してこの日は終了。つい先日ホンダに車を預けてこのネジを外してもらいました。
(教訓)
ここのネジは年月の経った車だと危険!
まずはディーラーで緩めてもらって
代替ネジで再固定してもらうほうがいい!
さて、ここから私のほうで作業再開。
バッテリーのマイナスを外し、10分程度待ってエアバッグの電源カプラーを外したところからです。

ネジをパーにしたので、とりあえず私が会社で使っている六角穴付きボルト(M6)を代替ネジとして渡し取り付けてもらっていました。このネジを外します。

ここでエアバッグ本体が取り外せるのですが、ホーンのカプラーがあることを忘れていて、この時点で外しました。ステアリング底部にエアバッグのカプラーと一緒に並んでいるので、エアバッグのカプラーを外すときに一緒に外したほうが楽かも。

さて、見えてきたのがケーブルリールの差し込みカプラー部。私が一番知りたかった部分です。
このカプラーを外します。

ステアリングを外します。
固定ボルトは対辺14mmのTレンチで緩めます。ここも結構固く、しかもネジが奥のほうにあるのでスパナやメガネレンチじゃ回せません。
ネジは、あと数山で外れるというところまで緩めておき全部外さないのがミソらしい・・・。理由は実際にやってみてわかりますが、ハンドルをスプライン(ハンドルの軸)から抜く際、固着が激しく思いっきり引っ張る必要があるから。ボルトを少しでも差し込んでおけばハンドルの固着が緩んで外れた時に顔面強打を防げるというものでした(笑)。
でも私のはそれほど固くありませんでした・・・

ステアリングを外すとこんな感じ。ケーブルリールの右側端子からは先ほど外したエアバッグとホーンの端子が出ていますね。
このケーブルリールはこの時点でクルクル軽く回ってしまうので触らないほうがいいと思います。

さて、ここから部屋の中で作業です。オクで買った左のステアリングからスイッチ関係を外し、本革である右のステアリングに移植開始です。
こちらは、これまでの使っていたステアリングスイッチ。

そしてこちらはオクで買った照明付きステアリングスイッチ。オーディオリモートスイッチ、ナビリモートスイッチに入っている配線数がこれまでのものよりも多く、又スイッチ自体の重さも照明付きの方が少し重たいです。

また、各スイッチともに黒色の質が違うようです。これまでのものは少し光沢があり、新しいものは全く光沢がなし。これまでのものは樹脂そのものの色で照明付きは艶消し黒の塗装?手で触っていない部分も艶が違うので、手の油分じゃないと思います。
因みに照明付きスイッチと照明無しスイッチの分かりやすい識別方法を見つけました。MODEボタンの文字の位置が違います。恐らくLEDの光を均一に照らすためにスイッチセンターに文字をもってきたのでしょうね。

さて、問題はこれまで使っていたリモートスイッチの5ピンカプラー内の電気の流れ。
オーディオリモートスイッチとナビリモートスイッチの基盤部からはかなりの配線数が出ていますが、最終的に5ピンカプラー部の線は僅か3本。テスターの通電モードで通電状況を確認したら、
・オーディオの操作用プラス線 …1本
・ナビの操作用プラス線 …1本
・上記それぞれのマイナスをたばねたマイナス線 …1本
たったこの3本でした。
なるほど、スイッチ接点としては全部で8個いるはずだけど、各スイッチ回路に違う抵抗をかまして並列回路にし、それぞれで違う操作内容を可能にしているのでしょうね。

カプラー部までの配線を簡単な絵で書くと、こんな感じ(カプラー内の並びは違うけど…)。
ホーンの線は別カプラーで、戻りのマイナス線がないのでマイナスコントロール回路ですね。

絵で書くとこんな感じ。
つまり、照明付きリモートスイッチを使用するためには全部で4本の配線があればいいわけで、運よく私の車のケーブルリール端子は5ピンで、しかも使っていない空きが2ピンあり。
これならケーブルリールを変えずにイルミが活かせる!

となると、今回買ったステアリングスイッチの13ピンカプラーを外し、代わりにこれまで使っていた5ピンカプラーを付け替えればいいってことです。ただし、イルミプラス線以外の配線の並びはこれまでと変えない様に注意しなければいけませんけどね。

カプラーのピンの外し方は、時々試作品で行っていた会社での作業が役立ちました。
まずはカバーを外し、

カプラー差し込み口側(先端側)から安全ピンなどの硬めの針を突っ込んで、ピンの抜けをロックしている樹脂部分(端面)に刺してグイッとずらしたままピンを後ろ側に抜く・・・。
抜く前にどの色の線が何の線だったかは必ず分かるようにして記しておかないとね。

参考までに抜き方を絵で書くとこんな感じ。イメージできますかね・・・。
ピンを差し込むときは上下逆にしないよう注意ですね。

ってことで、5ピンカプラーへの移植完了。
各スイッチ操作線とマイナス線は従来と同じ並びで突っ込み、イルミプラス線は空いていた右から2番目に突っ込みました。13ピンで付いていたホーンの線は私の車には不要。ケーブルリールの隣のカプラーから出ているので・・・。
その後テスターでスイッチの通電確認をし、9V角電池と1.5V電池2個、つまり12Vにつないでイルミの点灯確認も完了。

ただ、どうもMODEスイッチに比べてVOL(ボリューム)スイッチとCH(チャンネル)スイッチの明るさが暗い・・・。もう少し均等な明るさにならないかと思い、内部を分解して改善することに・・・
赤丸印がLED。この向きでスイッチの文字を照らすのですが、実は・・・

このようなシートがLEDの上にのっかっていまして、このシートのLED部分のみが半透明になっているもののやはり照度は少し下がってしまう模様・・・。でもこのシートは操作上必要なものなのでのけるわけにはいかないし、LED部分を切ってしまうと今度はえげつない明るさになりそうです。

MODEスイッチに比べてVOLスイッチとCHスイッチの明るさが暗い理由は、MODEスイッチはLEDとの距離が近く、VOLスイッチとCHスイッチはLEDとの距離が遠いから。スイッチ表面がラウンドしているので仕方がないのですが、少しでも明るさが均等になるいうにプチ改善することに。

スイッチ内部の側面四方を白いペンキで筆塗り・・・。塗装になると超いい加減な作業になる私ですが、とにかく黒色のままよりはいいはず(笑)。

ということで、とりあえずステアリング側はこれで完成です。
さて、問題はもう一つあります。
いくらステアリング側にイルミ線を用意しても、ケーブルリールにイルミの電源がきていなければカプラーを差し込んでも光らない。
そこで、これまで空いていたケーブルリール端子の一番右と右から2番目の端子のどちらかにイルミ電源がきているかダメもとで確認。
ここでバッテリーのマイナスをつなぎ、ポジションランプを点灯させてみました。
因みに、バッテリーをつないだあと、絶対にイグニッションを捻らないように。ONにした時点でエアバッグの警告が作動すると思いますので。
結果、イルミ電源はきておらず・・・(泣)。
まぁこれは正直想定内。電源はきていなかったけどケーブルリール間は空きの回路が2本あってイルミ電源が通せるわけだし、ならばあとはケーブルリ-ルのハンドルコラム側の端子にイルミ電源を持ってくればいい。一作業増えるけど、ここまできたら同じことです。
再び、バッテリーマイナスを外しイルミ電源を持ってくる作業開始です。

ハンドルコラム内上部にイルミ線を追加するため、コラムカバー上部を外します。
上部は引っ掛け部を外すだけで取り外せますが、結構外しにくいので私は下部のカバーも外して上部を外しました。下部のカバーは底面のネジ3本を外せば取り外せます。

どうやらここがケーブルリ-ルのハンドルコラム側端子っぽい。

端子を外してみると、なんと予想していた3本ではなく4本あるじゃないですか・・・。恐らくこれはホーンでしょうね。でも1本ほど空きがあります。ここにイルミのプラス線を突っ込めばよさそうです。
ちょうどステアリング側の端子も端から2番目にイルミを入れていたのですが、一番端にしていなくて正解でした(汗)。

その前にケーブルリールのステアリング側とハンドルコラム側のブランク端子間で通電があるか確認。まさか全然関係ないカプラーだったら怖いですからね・・・。
でも大丈夫。ちゃんと通電してました。

さて、ハンドルコラム側のカプラーに突っ込む新たなイルミ線のピンですが、当然ピンだけなんてホンダで売ってないしどこかで買おうにもピンの型式だって分からない。
そこで、13ピンカプラーに入っていたホーンの線を私のステアリングには使わないため、そのピンを抜いて使うことに。
※これまで使っていたイルミなしのステアリングスイッチのピンも使えます。

これに長めの電線をハンダでつなげ、熱収縮チューブで保護。先端はギボシ加工しておきました。

ついでにイルミ電源に割り込ませる線も用意。こちらもギボシ加工で、割り込み部はワンタッチカプラーを使うことに。

ではカプラーのブランク部に加工したイルミプラス線のピンを突っ込みます。
もちろんカプラーのカバーは取り外し、更にピンを上下反対に突っ込まないように注意しないとですね・・・

イルミ追加線もきとんと純正ハーネスと一緒にテーピング固定。ステアリングポスト内からカサカサ異音でもし始めたら最悪ですからね・・・。

インパネ下での作業になるともはや撮影どころではなくなり、画像のクオリティが一気に低くなるのでご了承ください(笑)。
インパネ下部のパネルはコインポケット下のネジ1本を外すだけで、あとはパキパキとクリップを外せばOK。

そして今度はイルミ線の割り込み。先ほど作っておいた割り込み線をワンタッチカプラーで割り込ませます。灰皿付近はもう線がごちゃごちゃなので、コインポケット裏にある予備の6極カプラーから取ることに。
6極カプラーの内訳は以前調べたところこんな感じでした。年式によって違うかもしれないので、参考にされる方は一応自分でテスターで調べてみてくださいね。

今回はこの中の赤いイルミ線にワンタッチカプラーで割り込ませました。
※赤/黄(ACC電源)に割り込ませているものは、以前地デジチューナーを取り付けたものです。

あとはそれぞれ追加したイルミ線をつないで配線作業は完了です。
一応点灯するか確認するため再びバッテリーマイナスをつなぎ、点灯を確認できたので忘れずバッテリーナマイナスを外し、ステアリング取り付け → エアバッグ取り付け という順で戻していきます。

因みにエアバッグを固定する際のネジですが、ネジロックを塗布したネジは再利用しないのが原則なので、私は事前にホンダで新品を2本買っておきました。2本で248円なり。
このネジは予めネジロックが塗布されていますね。

しかし冒頭で書いた通り私はここのネジを舐めてしまい、そもそも複雑な形状の頭であるために締め付けトルクが稼げずこれほど固い必要性があるのかちょっと疑問だったので、ネジロック塗布済みの純正トルクスネジは使わず、ネジ山が舐めにくくしっかり締めこめる六角穴付きボルトに変更し、緩み止めとしてスプリング座金を併用して固定する方法に変更しました。
ということで、締めくくりはいつものビフォーアフターで(~-~;)。
ビフォー。
アフター!
日中だとほとんど全然変わんね~~~(笑)
でも個人的には大満足。
そして夜間。
ビフォー。
アフター!
もう一丁アフター!!
相変わらず
え?これって標準じゃなかったの?!」
的な完全に自己満足弄りで、しかもこれほど年数がたったこのタイミングでこの弄り??と思われそうですが、
あくまでも文字擦れを解消させるついでに行なった
“維持りメンテ”ですので!!
もし何かの参考にされる方は、あくまでも自己責任ということで・・・