先週は色々訳あって丸々一週間PCを開かなかったため、みんカラも放置状態になってしまいました。眠気も以前よりも早くくるようになり、益々夜更かしできない健康生活に戻りつつあります・・・(汗)
さて、アコゴンの黒化リフレッシュの話。
“その1”の作業ブログで褪せてきた前後ワイパーアームやフロントカウルトップ、フロントグリルを塗装してリフレッシュさせたことを書きましたが、今回の“その2”では、前後ドアの各ピラーとドアモール、それにルーフモールの黒化リフレッシュを行いました。
因みに5/8にこの作業の一部を既に書いており、それらを含めて再度最初から作業内容を書いておりますのでご了承ください。
では
作業ブログということで、文は淡々と、画像は多めで分かりやすく残しておきます。
ちょいと長いですが、興味のある方は時間のある時にでも覗いてみてくださいね。

アコゴンのここのピラーは艶のある黒色ですが、私はここが塗装だと思って以前コンパンドで磨いてしまい、結果更に褪せた状態になってしまいました・・。
そこで、ここに貼りもの(カッティングシート貼り)をしてリフレッシュさせることにしました。

カッティングシートで対処するためシート端面は剥がれない様隠そうと思ったわけですが、そのためにはドアバイザーを外す必要があり、ドアバイザーを外すにはランチャンネルを外さねばなりません。初めてランチャンネルを外す時は結構硬く感じるかもしれませんね。

そしてバイザーの取り外し。

CMアコードの純正バイザーには固定用の金具が数箇所付いており、ここのビスを外して金具とバイザーを分解しても構わないのですが、そうするとドアサッシ側に金具だけが残ってしまうので、ビスを外さずカッターナイフで両面テープを切り外すほうが良いと思います。

泣きを見ることになった両面テープ剥がし・・・。
実はこの車の2回目の車検の時に一度剥がれかけていたバイザーをディーラーが綺麗に付け直してくれたのですが、その時使った両面テープがどうもブチル系のものっぽく・・・。
ブチル系はシール剥がしを浸透させてスクレーパーで剥がすと表面だけがボロボロ剥げてかえって剥がしにくく感じました。

まぁどうせまたバイザーを貼り付けるから完璧に剥がす必要もないので、とりあえずこのレベルで。

カッティングシート下端面を隠すため、ドアモールも外します。
CMアコードの運転席ドアモールはこのネジ1本を外せばOK。

あとは画像手前側を上に持ち上げ、ドアミラー付け根にはまり込んでいる先端を手前に引っこ抜きます。持ち上げも引っこ抜きも少しだけ硬いですが、テープ類は一切使ってありません。

後席も同様に、ランチャンネル外し ⇒ バイザー外しと進めていきます。

後席のドアモールの固定ネジはドア前後の計2箇所。

そのネジを外してモールを上に持ち上げて取り外します。

取り外したドアモールですが、塗装後の乾燥時間がかかるため、シート貼りの前に先に進めておくほうがいいと思います。

水で濡らした激落ち君で表面のカビなどを落としますが、この作業だけでもこのように充分綺麗にはなります。ま、せっかく外したので私は艶消し黒で塗装しましたけどね。

やはり塗っただけの差はありますよね。
※注意 5/末追記
ドアモールの塗装は、塗装数日後にねちゃつき感が出はじめ、その後もずっと続いたため塗装はシンアーで落としました。材質が塗料と合わない可能性が高く、ここの塗装はお勧めしません。

さて、塗装を終えたらカッティングシートの型紙を作ります。私の車のピラーはA3の紙を少し斜めにすれば1枚で型取りできますが、少し大きめのマグネットシートを用意しておくと型取りしやすかったと思いました。
当然ですが、シートを貼り付けた時に四方が隠れる様型紙は大きめにしておくわけですが、大雑把に大きくしすぎるとのちの作業性が悪くなるため、ある程度は精度のある型紙にしておく方が良いと思います。

安いもの買いをする事が多い私ですが、さすがにここは耐候性が必要なので、3年の耐候性を謳っていたこの
3Mのスコッチプリントにしました。ドライヤーを使用して多少伸ばせるタイプなので素人な私でも使いやすそうですし。

色や柄は沢山の種類が用意されていますが、純正状態を求める私は当然スタンダードな艶ありの黒しか考えられません。
サイズは500×750というサイズがあり、全ドアの長さと枚数を計算したら何とか足りそうだったのでこれに決定です。
価格は税込み2057円。ただし送料1200円。ホームセンターで注文して手に入るのならその方が良いかもしれません。

全てのピラーを上手に並べると、一番右の大きさほど余りました。

さて、貼り付け作業開始。
貼り付け道具として私が用意したものは
1)霧吹き
2)ゴムヘラ(スキージ)
3)抜群に切れるはさみ(ダイソー製は多分NG)
4)新品刃のカッターナイフ
5)ドライヤー
6)薄めのハードフィルムケースやメンバーズカード
7)これらを置ける椅子や簡易棚
といったところでしょうか。

まずはピラーを霧吹きで濡らします。
あ、もしピラー表面が荒れているようであれば事前に粘土を掛けておいたほうがいいと思います。私は掛けましたけどね。

ポイントはここ。
サッシ枠上部の端を少し持ち上げるとピラーとの接合部に隙間ができるので(クリップもここだけは何とか外れる)、ここにシートを5mm程度でも入れておきます。

あとはゴムヘラでエアーを抜きながら貼っていきます。
そこそこ貼れたら、横と下の余分なシートを確認し、誤魔化せないほどの余分があればここでカット。ここで切れの悪いハサミやカッターだと恐らく泣く目にあうと思います。

表面に気泡がないことを確認し、問題なければドライヤーでシート余分面を暖めながら巻き込ませて貼り付けます。

こんな感じで。

同じ要領で後席ドアの前側ピラーも貼り付け。

後席ドア前側にはゴムシールのクリップがあるので、ここはカッターで切り込みを入れて対処。

そして最後に後席ドアの後ろ側(Cピラー)も。

ゴムヘラの使用はなるべく一発目の時だけにしておき、あとは指でも充分空気を抜くことができます。

後席ドアの三角コーナー部が外せなかったので、ここはゴムヘラとこんなカードを使って入れ込み、その後ドライヤーで暖めながら再度カードで押さえつけて誤魔化します。
そういうわけで、この部分に突っ込むシート余分量は入れ込む前に少なめにカットする調整が必要です。
バッチリ♪

最後はこの三角コーナーですが、なぜかここは褪せがなく艶が残っていました。一応シートはカットして用意していたのですが、形状的にもいびつで面倒そうだったので今回は見送ることに。ま、ここはいつでも出来ますからね・・・。

あとはこいつでランチャンネルを綺麗にし

CMアコゴンではお馴染みである、三角コーナー部の白化したパッキンにもしっかり浸透させて真っ黒に。

塗装が充分乾燥したモールを嵌める前に、嵌め込み部の掃除を・・・。

あとは、前後ともモールを嵌め込みネジ固定を忘れずに。

実は一番最初に作業した運転席ドアピラーには気泡が残ってしまい、どうしても取りきれませんでした。まぁ目を凝らさなければ多分気が付かないレベルなのでこのままで・・・。
さて、バイザーを取り付けてしまうとすぐに洗車できないので、先にルーフモールのリフレッシュをしてその後洗車してバイザーの取り付けを行うことに。

現在の状況・・・。
随分前にガラスコーティングを施しているのですが、ガラスコーティングは劣化してくると見た目とあとの処理が面倒・・・。今後はもうしないと思います。

最初に800番の耐水ペーパーで霧吹きを吹きながらガラスコートを落とし、そのあと激落ち君で再度表面を慣らします。ガラスコートなどしていなかったら激落ち君だけで充分綺麗になります。

更にこいつで表面を慣らし

最後はラバープロテクタントで誤魔化しを(笑)

多少荒いリフレッシュですが、最初と比べれば天地の差です。

そして、ここで洗車を。4月29日以来なので、実はタイヤは白いわ、ホイ-ルは逆に真っ黒で悲惨な汚れ方でした。ですので、翌日が雨と分かってはいましたが、洗わないと気が済まない状況でした(汗)。

さて、取り外したバイザーです。

とりあえずくすんだ表面をホルツのプラスティッククリーナーで落としクリア感を出しておきました。
しかし、このあと両面テープ剥がしの作業をすることになり、その際汚れた手でベタベタ触るため結局バイザー表面もシール剥がし成分が付着することに・・・。
表面磨きは最後にするべきですね。

最大の難敵、バイザーの両面テープ剥がし・・・。
色々苦労しましたが、厚いパッキンにシール剥がしを浸みこませると、スポンジ表面がボロボロちぎれて作業性が悪く、結局パッキンを軽く引っ張りながらカッターナイフで根元に切れ目を入れて剥がす方法が一番ましかなぁと感じました。残ったテープは薄いため、シール剥がしが浸透しやすく、スクレーパーでも多少は剥がしやすくなりました。ただ、そうは言ってもこの作業に一番時間を食われたのは言うまでもありませんが・・・。

完全じゃないけど、両面テープ貼るから充分でしょ。

使った両面テープはこれ。超強力とか聞くと、なんか次回剥がすことがあったらどうなるんだろと心配になりました・・・。

テープ幅が広かったため、ハサミで半分の幅に切ることに(汗)。

あとはランチャンネルを外し、バイザーの両面テープの表面紙を端っこのみ剥がしておき金具を嵌めこみ位置決め。最初から表面紙を全部剥がすと位置調整が出来ないため、こうするのがベターです。

あとは紙を引っ張てしっかり貼り付け。
ランチャンネルを装着し、最後にもう一度コンパウンドでバイザー表面を綺麗にしてようやく終了です。
因みにバイザーがあるとランチャンネルが窓枠にきちんと嵌りこんでいるか確認がし辛いので要注意です。
では、リフレッシュ後の黒化状態をご披露~♪

左側はピラーがそれほど褪せていないのでとりあえず全く手つかず・・・。バイザーは透明感がありませんが、まぁ付けたままでも磨けるし。
というか、バイザーの両面テープ剥がしのことを思うと憂鬱だわ・・・(┬┬_┬┬)。
さぁ、また数年間は頑張ってくださいよ~、相棒君!