マニア限定ネタ、
「太陽にほえろ!で懐かしむ」も何だかんだで15回目。
太陽にほえろがさほど好きではなく80カーにも興味がない人には全く読む価値のないネタですが、PV見ると実は結構な方が過去ログを見てくれている事が分かり、やめるにやめられない状態。いや、全然やめる気はないんですけどね(笑)。
今回は意外と濃い話が多くて、自分でもかなり盛り上がってしまいまして気が付けば画像枚数77枚(笑)。スクロールで目が回るかもしれませんがご了承ください。
それでは、とっとと始めたいと思います。

第552話
「或る誤解」 より

そろそろ七曲署のこの3台ユニットも解散が近づいております。

2800ccのDOHCが2台いる中でクラウンはターボディーゼルってことで、七曲署のカーアクションにはちと厳しい車だったと言えますね。
ソアラの交代は間近ですが、クラウンの交代はもう少し先かな。

2ドアLBに2ドアクーペ、そして4ドアHT。
太陽にほえろの覆面車両は車そのものが魅力的なのはもちろんですが、何となく寿司と天ぷらと焼肉がまとめて食べられる、みたいな雰囲気が好きでした(笑)。

早速容疑者を追うソアラ。ボギーが運転でラガーが助手席。何となく結末が予想できるコンビですかね。

一方セリカXXには、マミーが運転でドックが助手席。マミー役の長谷直美さんは確かA級ライセンスをお持ちでしたね。でも本当に運転が上手いのはやっぱり神田さんでしたけど。

逃走車両はバイク。ソアラが何とか食いついて追いかけます。

そのすぐ後ろをXXが追いかけます。

ウイリーしてバカにしながら逃げるバイク。

その走りに怒りを露わにするボギー。
「な、なんだありゃー?!バカにしとんのか?!!」

蛇行しながら走り

完全にソアラをもて遊ぶかのように逃げるバイク。

そしていきなりUターンも。
ソアラはここで離されてしまいます。

背後にいたマミーがすぐさまバイクを追います。

やられたボギーとラガー。気を取り直し再び追いかけます。
後輪沈ませる加速シーンは大排気量のハイパワー車ならではのものですね。

バイクを射程距離内におさめたマミーのXX。ライトアップした時にボンネットの先端にそれが見え、ノーズの長さを感じることができる・・・、まさにリトラクタブルヘッドライト車の醍醐味とも言えますよね。

あまりに飛ばすマミーにドックが心配になって声をかけます。
「マ、マミー・・・、あんまり無理すんなよ・・・。」
「大丈夫です。こういう運転は慣れてますから」
ガバッ!!(笑)

ついに横に並び・・・

かっこよくスピンターンで押さえ込み!

遅れてボギーとラガーがやってきて

無事逮捕。

しかし最後に
マミー
「それにしてもあなた、運転下手ね~・・・」
とダメだしをされたボギー・・・。
マミーとボギーは、劇中“犬猿の仲”という設定です。

そしてこの回、なぜか七曲署の足としてセリカ・カムリが・・・。
しかもドライバーは山さん・・・。意外と乱暴なハンドルさばきだったのも意外でした(笑)。

第553話
「ドックとマミー」 より。

いよいよ引退間近となったZ10前期ソアラ2800GT-LIMITED。しかも5速MT。
劇中マニュアルシフトノブが映ることはありませんでしたが、ドックが乗り込み1速にスコンと入れる動作が見て取れるシーンなんかもあり、加速中の音も明らかにMTのものである事が分かります。
そんなソアラの有終の美を飾るかのような1シーン・・・

スタントマンなしで神田さんがビシッと決めてくれました。
動画で流せないのが残念ですけど・・・

この回、小さな女の子がゲストで登場するのですが、まぁ可愛いのなんの。ストーリーも47歳のおっちゃんだと涙してしまうもので、中学生の時は当然悲しいなんて思わなかっただけに歳取ると涙腺緩くなるもんだなぁと改めて思いました・・・。

第556話
「南国土佐・黒の推理」 より。
タイトルの通りこの回は高知県でのロケですが、南国土佐の話は556話・557話の2話連続となるものです。
私は高知県への出張がこれまで何度かあったので、高知市内や安芸など映る場所や景色がとても懐かしく感じました。

今回の容疑者はこの方。事件は東京で起きたのですが、容疑者が仕事で高知県へ行く事になり、その容疑者を七曲署捜査一課が追うというもの。

容疑者を尾行するのはこの二人。容疑者に顔が割れていないこの二人は新婚夫婦を装い容疑者に近づきます。相変わらず仲が悪い二人ですが名コンビです(笑)。
さて、東京の七曲署では今回待ちに待ったあの車がついに登場です。
GZ10後期型 ソアラ2.0GT!!
by 4AT…
私が中学時代トヨタで一番好きだったエンジン、1G-GEを搭載した車がついに初登場です。これまで出てた前期型2800GT-LIMITEDとの入れ替えとなります。

TWIN CAM 24のフロントエンブレムは憧れたなぁ~~。
漂白剤のにおいがしそうなほど真っ白いスーパーホワイトⅡもかっこよかった~♪

2.0GTはブロンズガラスを採用せずティンテッドガラスでしたね。それにバンパーのモール部分も黒じゃなく濃紺。2.8GTと比べると少しだけ軽く見えたかな・・・。

東京ではもう一人別の容疑者が浮かび上がり、その容疑者も高知県に行っているという情報を得たため、ドックとラガーが高知入りに。
そして高知県でこの二人の足となったのが
やっぱりセリカXX!!
ただし、見ての通り天井にはサンルーフらしき開口と、テールゲートスポイラーらしきものが見えますね。
つまり、七曲署のあのセリカXXを持ってきたわけじゃないってこと??!!

グレードはちゃんと2.8GTで色も同じシルエット・トーニング。

ナンバー見ると、高知ナンバーじゃないですか(◎-◎;)。
これ、高知のトヨタディーラーの車なのでしょうか。テールゲートスポイラーはセリカスープラではそういうものがあった記憶はありますが、前期型でこの形状のものはオプションでも無かった気が・・・。社外品??

ちょいと見にくいですが、この車は2.8GTに標準装備される8ウェイスポーツシート仕様でした。七曲署のXXは本革のローバックシート+ナビコン付きでしたね。
因みにサンルーフとナビコンは同時装着不可だったと思うので、この車はナビコンなしでしょう。

ドックとラガーが追っていたもう一人の容疑者をついに発見!
逃走車両はL20系カローラⅡのSR?!

すぐさま追跡です!

このXXも加速音から七曲署のXXと同じ4速AT車であることは確実。5M-GEUのジェントルな加速音も魅力的です。

龍河洞スカイラインを登って逃げるカローラⅡと追うXX。この道、懐かしいなぁ~。

こんな坂道ばかりだと、1500のカローラⅡはすぐに追いつかれそうなものですが、なかなか差は縮まらない(笑)。

逃走車両が既に乗り捨ててある場所でラガー達もXXを降ります。
乗り捨てたその場所は・・・

日本三大鍾乳洞の一つ、龍河洞。
山口県には日本最大の鍾乳洞「秋芳洞」がありますが、それに比べたら龍河洞は本当に小さい。私も高知へ出張の際、支店の方にここに連れてきてもらったことがありますが、人ひとりがギリギリ通れる幅の通路なんかもあり驚いたことがありますが、小さいなりのインパクトもあり良い思い出として残っています。
ストーリーに戻りますと、結局ドックとラガーはここで容疑者に撒かれてしまいました。

一方、ボギーとマミーの高知での足はV10カムリ。

バンパーがベージュっぽくガラスもブロンズだったので、上級グレードのZXでしょうか。JAFのエンブレム付きですね(笑)

そして、最初の容疑者が慌てて乗り込もうとしているこの逃走車・・・。
ぬぉーーーーー!!!
A60前期のセリカクーペじゃありませんか!!!
A60前期は以前ジプシーカーで赤のSA60 1800STリフトバックが出ていましたが、今回はホイールキャップ&サイドプロテクションモール付きってことで、TA63 1800SX!!
この1800SX、装備的にも最上級グレードGT-Tとタメを張るグレードなのが特徴です。
当時XXを含めてA60キチガイだった私なので、当然この前期A60セリカも大好きでカタログを舐めるように眺めておりました。でもあの当時太陽にほえろに1800SXが出ていたなんて知りませんでした。完全に見逃していたようですね。

そして続編となる第557話
「南国土佐・黒の照明」 より。

のっけから七曲署に向かうソアラ2.0GTがいい加速音を出してくれてご機嫌です♪
やっぱ1G-Gの音はいいわ・・・

高知の方はというと、セリカXXがサンルーフ全開で走り回っております。
七曲署の覆面車でサンルーフ付きは過去いくつかありましたが、開いて走ってるところを見たことがありません。南国高知だと全開にしたくなるのでしょうか(笑)

容疑者を見張るマミー。

と、ここで容疑者がマミーの監視の目をかいくぐり逃走開始!

ダムでのカーチェス。その眺めは壮観ですね。

セリカ1800SX vs カムリ2000ZX!
因みにこのセリカ1800SXのエンジンは3T-EUというOHVのEFI仕様で、後期型ではこのエンジンは廃止され下級グレードと同じ1S-Uエンジンに統一されました。

スピンターンして

あわやマミーのカムリと衝突しそうに。

A60セリカ VS A60セリカXX も見たかった・・

容疑者もマミーも、握ってるハンドルがテカテカに光ってるところに時代を感じました・・・。

今回のカーチェイスはスピンターンのオンパレードですが、当然それはスタンマンによるもの。
しかし

最後の最後に長谷直美さんの生スピンターンが拝めるとは・・・(O.O;)
ただ、サイドブレーキを引っ張りすぎたのか、なかなかレバーを戻せず加速がもたついていました(笑)

第558話
「疾走24時間」 より。

こちらが七曲署のセリカXX。
本革ローバックシートでサンルーフなし、テールゲートスポイラーなし。見ててこっちの方が落ち着きますわ(笑)
さて、ほんの1シーン・・・、というか一瞬のシーンですが、A60マニアである私としては見逃すわけにはいかない重要なシーンを発見しました。

路駐してる七曲署のセリカXX2.8GTの向こうを通過する白い車・・・。
スマッシュホワイトのA60セリカXX!
それも
G turbo!!
リヤのデカールがシルバーっぽいから・・・
3回くらい巻き戻して見てしまいました。

不思議と砂利が似合うセリカXX(謎)

ピッカピカのソアラも段々こうやって・・・(汗)

みん友さんで現在セリカXX2000GTとセリカクーペ1800GT-TR乗りである
Sonny Crockettさんの前情報通り、登場して間もないソアラは、本来貼ってあるはずの「SOARER」のステッカーがまだドアに貼ってありませんでした。メーカーから宣伝が足りないってことになったんですかね?!

最後は第559話
「マザー・グース」 から短く。

そろそろ引退かと思っていたけど、もう少しだけ頑張っていくらしいS110クラウン4ドアHT スーパーサルーンディーゼルターボ。

そして七曲署の看板車両ともいえるA60セリカXX。

そして新しく仲間入りしたZ10ソアラ。待望のTWIN CAM24エンジン搭載です。
更に・・・

この回、何気に山さんが運転してたのが
X60チェイサー4ドアHT・アバンテTWIN CAM 24!!
てっきり110クラウン引退後から120クラウン登場までのつなぎで出てたと思い込んでいたけど、4台体制の時があったのね(汗)。
リアルに見ていた30年以上前の記憶ではありますが、このチェイサーも甲高い24ビートを奏でて加速するシーンがあったはずです。登場期間は短かったですが、この先のそんなジーンも楽しみです。
とまぁ、今回は特に長くなりましたが、今回ネタにした数話はストーリーも車も見ごたえがあって私としてはかなり楽しめました。特にセリカクーペ1800SXの登場は完全に意表を突かれた感じで、大人になってもしセリカを買うことになり、でもお金がなかったとしたら1800SX買ってGT-T用のアルミを付けるかな・・なんてリアルな買い物を考えていた中学時代を思い出してしまいました(~-~;)。
まぁこのあとセリカはMCでブラックマスクになり、私は完全にその虜になるわけですが・・・

う~~む、近々こいつを懐かしみのカタログに追加するかな(笑)