
ついに我が家はダブルで自動車税のグリーン課税制の重課対象車となりました。
痛い・・、 本当に痛いです・・・。
(┬┬_┬┬)
まぁ環境性能を考えて重課は甘んじて受け入れるとして、だったら
「廃棄物 環境負荷税制」なるものでも作ってもらって、逆にこっちで軽課してほしいわ・・・
つまりプラマイゼロってことで・・・

ところで先週の日曜日のブログで一週間の通勤燃費が12.5Km/Lだったことを書いたのですが、それから更に一週間走り昨日夕方の時点では13Km/Lまで伸びました。
ただ、気になるのはまた少しエンジンがゴロついた音になってきていることです。やはりイグニッションがあまり良くない状態なのでしょうか。お金が沢山飛んでいく時期だけに、どういう選択をしていこうか迷っているところです。
そして、先週から笛の吹く音が再発・・・。スーパーフォアビークルの効果もついに終わったようです。いつかホンダで何が原因でどれほどの修理費がかかるのか調べてもらわないと・・・(汗)

今日は朝5時に起きて、娘と娘の友達を乗せて二つ隣の市まで走ってきました。

実はテニスの県体大会が行われ、、娘の中学校では娘達のペアのみ個人戦で県体出場を決めたので、二人を乗せて連れて行きました。

奥様もちょうど開会式が行われている最中に到着。
これまで運動会やピアノの発表会など私達親が見に来ることに全く抵抗感を示さなかった娘ですが、今回は珍しくあまり見てほしくないと言っていたので私は「車で待っているから気にせず頑張って」と娘に言っていたのですが、奥さまは見たくて見たくて仕方がなかったようで、娘の反対を押し切ってダンクに乗ってやってきたのでした。

それでも娘の気持ちを考えて、応援は娘の目に届かない場所からしようと話し、建物の二階の隅っこから応援しました。
残念ながら初戦で負けましたけどね・・・
この日、校長先生まで応援に来てくださっていたので娘が貢献できなかったのは残念でしたが、まだこの先も二つ大会が行われるので期待していますよと仰ってくださり、残り少ないクラブ生活を悔いなく過ごしてほしいと思いました。
さて、このところ私のブログではダンクのメンテ&弄りネタが続いておりますが、そろそろそれも終盤。ダンクにお乗りでない方からすれば興味の湧かないネタかと思いますが、もう少しだけお付き合いくださいませ・・・。
太陽にほえろネタは多分次回・・・
今回のネタは異音改善。
この作業、先週の日曜日に済ませているネタ遅れのものです。
実は10年近く前からですが、ダンクを走らせているとチャリチャリというかチリチリというか、まるで1円玉が微振動によって鳴っているような音がメーターの奥の方からしていました。メーターのバルブ交換の時にメーターユニットを外すのでそのついでに調べてみた事がありますが、何かが触れているとか緩んでいるとかそんな雰囲気もなく、その後も鳴るのは悪路だけだったので放置していました。
ところが、数か月前頃から悪路ではない普通の道でも鳴るようになってしまいまして、ある時ハンドルを握ってグイっと下に押さえつけたところ音がピタリと止まったので(逆に上に持ち上げても止まらなかった)、異音の発生源はメーターの奥からではなくハンドルポストの奥の方からだと思い、近々改善を図ろうと思っていました。

ハンドルポストの内部にアクセスするにはコラムカバー底面のネジ2か所を+ドライバーで外し、あとは上下分割部を傷をつけないようパカパカっと外すだけ。

因みに上側のカバーを外すにはコラムシフトを下げないと外れませんので・・・

ここを外すたびに自作キーシリンダー照明の残念なビジュアルを目にすることになるのですが、見えない部分なのでこれでいいんです(笑)。

で、このあたりを疑ってネジや金具類の緩みを確認したのですが、とてもガタつきがある様には思えませんでした。
そこで、ハンドルを握ってグイグイ上下させたりハンドルの付け根底部分を軽くトントンと叩くとあの異音がしたので、異音を出しながら音源を探りまくり、
ついに・・・

ステアリングコラムシャフトの矢印の部分を揺さぶるとあの音が出る事がわかりました。
コラムカバーを外す必要がなかった・・・
何か金具類がビビるような軽い音だったのでこんなところからしていたのは意外でしたけどね。

回転するコラムシャフトと固定されているシャフトガイドとのクリアランス(ひょっとして遊びが大きなっている?)から微振動によって発生しているようなのでスプレーグリスを注そうかとも思いましたが、シール部分らしきものが樹脂だったので害のなさそうなドライファストルブをぐるりと吹き込んでみました。
この時点でコラムシャフトを揺さぶっても異音は消えなかったのですが、ハンドルを回してもいなかったのでこの段階では本当に改善されていないかどうかは判断できませんでした。
さて、ステアリンコラムカバーを外したついでにもう一つ改善させておきたい事があったので、異音の改善を確認する前にそのまま次の作業に進むことにしました。

うちの奥様はこれまで「ワンダーシビックSi → トィデイポシェット → トゥデイRS → ダンク」という車歴なのですが、2台目のトゥデイはハンドルがやたら起き上がっていてしかもノンパワステだったため、身長141センチしかない背の低い奥様はこのトゥデイのせいで完全に内掛けハンドルの癖がついてしまいました。171cmの私でさえ内掛けハンドルをしたくなる不自然なステアリングポジションと思えた車でしたが、その次のトゥデイRSは一転とても自然な角度に戻りしかもパワステ付きだったので内掛けはしなくなりました。

ところが、現在のダンクがまたハンドルが起き気味の車でして、以前のトゥデイほどではないものの背の低い奥様からしたら内掛けをしたくなるステアリングポスト角度らしく、時々ですが内掛けをするようになりました。私はダンクのこの角度でも大丈夫ですが、そうは言ってもステアリングトップ部が少し遠くて高い印象はあります。

JB3ダンクはJB2ノーマルライフの派生車種なわけですが、16年前この車の試乗会の時にステアリングがやけに起きていることを指摘した私に当時の担当営業マンが言っていたのが、ダンクはノーマルライフよりもステアリングポストを起こすことでスポーティ感を演出しているという事でした。それはこのカタログ画像からも分かると思いますが、実際背の低い女性には自然なステアリングポジションがとりづらく、もう少しだけ下げてもいいんじゃない?と思っていました。
その後、みんカラで同じ感覚を持っておられたダンク乗りの方の足あとによってここの角度を変えられることを知り、今回このタイミングでその手法が安全上問題ないか状況を確認した上で改善するかどうかを検討することにしました。

ダンクのステアリングコラムは、コラム上面のM8ナット2か所と、コラム底面の奥の方にあるM8ボルト2か所の合計4ヵ所でコラム全体を吊り上げる形で固定されています。
ノーマルライフからの角度変更はコラム手前側である上面2か所部分で変更されたと推測できますが、単純に手前の2か所だけで高さを変えると僅かではありますがネジの差込角度が変わるので、どうやってそれを補正しているのかなと思いつつ、ここの固定ベースとなる金具類を見るとそのような捻りなどいかようにでも補正されてしまう形状だという印象を持ちました。

まずは上面のM8ナット2か所をメガネで完全に外します。そうするとコラムは奥の2か所だけ、つまり片持ちで固定されている状態となるので、奥側を支点に手前側がダレてコラム手前側が少し下がってきます。奥側の金具はそれほど剛性は持たせてないようです。
因みに一般的なM8六角ナットは対辺13mmですが自動車に多く使われる小型だと対辺12mm。M10も17mmに対し14mmとサイズが異なるので、日曜大工をしつつ車のメンテをする者からしたらレンチの種類が増えて面倒ですね・・・。

どの程度下げるかは好みですが、とりあえずステアリングトップ部で約2cm程度下げてみることにしました。その場合、ネジ調整部で5mm程度下げれば良い感じなので、ここにM8の平座金を3枚とスプリング座金1枚、合計4枚を入れてみる事にしました。
しかし、座金を差し込むにはもっとコラムが下がらないと無理。そこで座金が差し込めるだけの隙間ができるよう、奥側のM8ボルトを少しずつ緩めていきます。このボルトを完全に外すとちょっと厄介な事になるので、あくまでも軽く緩める程度で。

奥側のボルトを緩めるには、エクステンションバーを差し込んだラチェットじゃないと外せませんので。

座金1枚分程度の隙間が生まれればそれでOK。あまり奥のボルト緩めすぎると外れてしまうかもしれないのでこの程度で・・・。

因みに固定ベースに差し込まれている金具を外してみました。ポストは奥側を支点に円弧を描くように下がってくるのでベースはUの字の長穴があいていますが、長穴は締付面の圧力が均等にならないのでこの潰し金具を挟むことでボルトナットの接触面を正円にしているようです。

潰し金具の形状の関係でスプリング座金を先に入れ、そのあと平座金3枚を入れました。もちろんその後、潰し金具も元通り挟んでおきます。

あとは、手前側→奥側→手前側再確認 の順でネジをしっかり締め込み固定は終了。
本当は座金を複数枚重ねて厚みを稼ぐ方法は機械屋としてしたくないのですが、もともとの固定方法やここの構造、金具の形状などを現認してみて、さして問題はないと判断しました。本当はノーマルライフがここをどういう手法で固定しているのかを知りたかったですけどね・・。

そしてコラムカバーを取り付け。

最後に、キツキツのこいつも嵌め込んで完了。
これを入れないと綺麗なリング状の光にならないのよね・・・

あまり下げ過ぎるとハンドルポスト上面に隙間が出来るので、下げ幅としてはこのあたりがギリギリかもしれません。

感覚的にはハンドルトップ部で3センチ程度下がっているくらいの違いを感じますが、ガラス上面の付け根からの距離を比較したらなんと1センチしか違いませんでした。

私の背丈ではいい感じの高さですが、確かにスポーティな感じが薄くなったかも(笑)。
とりあえず翌日から奥様に運転してもらってこの状態がどうかを判断してもらうことにしました。
さて、異音の対策結果ですが
バッチリ消えました!!!
ドライファストルブを吹きつけた直後はまだ異音がしていたのでダメかなぁと思っていたのですが、車を走らせてハンドルを回した事で消えたのでしょうか、それともハンドルの角度を変えたことでコラムにこれまでと違う力がかかって消えた?
こういったよく分からずに改善されてしまうパターンは好きじゃないのですが、でもまぁ長年聞こえていた異音が消えたので良しとします。
もしダンクにお乗りの方で同様の異音に悩まれているようでしたら、まずはコラムシャフト部にドライファストルブを吹き付けることで消えるかもしれないので、是非お試しを・・・。
さて、ハンドルの角度を下げて一週間経過。もちろん下げた翌日にはフィーリングを聞いていたのですが
違いがよく分からないって言われました・・・。
超ガッカリだよ!
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ステアリングを回す時って、ほぼステアリングトップの部分を手が通過すると思うのでかなりの違いを感じるはずなのですが、この高さの違いが分からないって、奥様のハンドル操作法やドラポジなどもっと根本的な問題がある気がしてきました・・・(汗)

さぁ、また明日から仕事ですね。先週は全く雨が降らなかったのでアコゴンもダンクも洗車はせず。ガラス拭きのみで今週をスタートです。