
昨日の月曜日、うちの周りでは雪が積もり、結局5日間連続で積雪となりました。毎日毎日家の通路や車の雪かきをするって本当に面倒ですね。休みが絡んでて本当に助かったわ・・・。

そういえば、月曜日は奥様と娘と3人で大学の入学式用のスーツを買いに行ったのですが、その際車内で奥様がアコードの時計とテレビの時計(放映中の時計表示)で時間がずれている事に気づきまして、スマホでも確認するとアコードの時計が約40秒近く遅れていることがわかりました。アコードの時計はもちろん電波時計なのでずれるはずがないのですが、急にどうしてずれたんだろ・・・。このまま修正されないなら一度バッテリーのマイナス端子を外して電装品をリセットしてみようと思いますが、ちょっと気になります。

そして今日は有給休暇。町内のリサイクルゴミの立ち合い当番だったこともあり、半日休暇にしようか迷ったのですが、他にも色々しておきたい家の事が山ほどあったので丸一日の休暇届けにしたのでした。
それにしても朝6時半から2時間の立ち合いは寒すぎで心が折れそうでした。前回の当番も真冬でしたが、朝6時半から2時間、場所は川沿い付近、ほんの僅かですが最初の30分程度はパラパラと小雨、そして何よりも泣けたのが靴底から伝わってくる冷たさ・・・・。足先が凍傷になりそうでした。靴下2枚履いて来るのを忘てた・・・。

さて、昨年10月末に我が家にやってきたJH3型N-WGNカスタム「L・ターボ Honda SENSING」ですが、昨年末に1,000Kmを超えたので少し深掘りしてレビューを書き残しておこうと思います。写真ベタベタ貼って毎度のごとく長いので、興味のある方は時間のある時にでも読んでみてくださいね。
まずは主に気に入っているところから。

外観は全体的に購入前から特別好きとかカッコいいとかは思っていたわけではありませんが、顔つき以外は全体的にプレーンな印象で、いかにも的なプレスラインがゴチャゴチャ走っていないのは私好みです。ちょっと寂しすぎるくらいですけどね。
そして購入前にも書いた事がありますが、リアクォーター部分の造形も好きです。ここも妙に凝った造形にせずとてもシンプルなデザインなのですっきりして見えて気に入っている部分です。
N-WGNに限らずクリアレンズのテールランプというのは昔から死んだボラの目の様に見えて好きではないのですが、縦型なので多少マシかなと思っています。N-BOXカスタムのように内部のベゼルが黒だと引き締まって見えて、もっとかっこよくなっていた気がするのですが・・・。

夜間の点灯状態はシンプルな外観とマッチしていてとても好みです。最近のLED車としては意外と珍しくクールな印象でしょうか。N-BOXカスタムなどを始めとした多くのホンダ車はつぶつぶライトが怒ったようなツリ目で光りますが、N-WGNカスタムは珍しく水平基調に光るのでそこが控えめな光り方に感じ気に入っています。リアもこれ見よがし的な光り方ではなく、シンプルながらも表情がちゃんとあって、こちらもクールな印象で気に入っているところです。

インパネは、デザインは別にして色使いはとてもいいと思います。乗った瞬間、引き締まった黒とガンメタの装飾パネル、そして控えめながらも随所にあしらわれているメッキパーツによって安っぽさは全くない思います。上質なシートの生地も一役買っていると言えるでしょうね。
ただインパネデザインについては以前からずっと書いている様に好きじゃない点もありますが、これは後述しますね。

インテリアの中でもドアの内張りデザインは軽自動車の中でも相当頑張っている方だと思います。ドアのレバー周りに貼られてあるガンメタの装飾パネルのおかげもありますが、何よりもシート生地と同じものを採用した大き目のアームレストがGood!。この車に乗り込んだ瞬間、そしてクルージング中にとてもリラックスした気分になれるのはこのドア内張りの上質感のおかげだと強く感じます。
因みに我が家のN-WGNにはパワーウィンドウスイッチ部にハセプロのカーボン調シートを貼っていますが、本来ここは普通のプラスチックパネルになっています。

小さな事ですが、電動パーキングブレーキSW部分のデザインも地味にハイセンスだと感じています。個人的な好みの問題なので比較に出して申し訳ないのですが、先日新型N-ONEの内装を見た時、この電動パーキングブレーキSW部分の配列がN-WGNとは違っていた事に気づき、ちょっとした並びの違いですが私はN-WGNの方がとてもセンスよくまとまっていると思いました。好みの問題かもしれませんが、ここに手を伸ばした時の気持ち良さみたいなものはN-WGNの方が上かなと感じます。
因みに気に入らない点のところで後述しますが、電動パーキングブレーキ自体は便利とも好きとも感じてはいません。

よく考えられた荷室の機構も素晴らしいし実際に役立っています。
後席が前後に大きくスライドし、且つ背もたれも数段階リクライニングするので大概のものは荷室に収まるし、棚が二段式になっているので重ねたくない荷物がある時は大変助かります。この年末年始はお寿司やオードブルなど平たいものを買った上にスーパーのレジ袋での買い物も同時に沢山買ったので、この時は本当に役に立ちました。
また、後席シート底面と床との間に空間が設けてあるので木材などの長尺物も積み込めますし、そのまま助手席シート下を貫通させて助手席足元まで通せば相当長い木材でも積み込めます。勿論、背もたれを前に倒せば後席から荷室までがフラットな状態になるのは言うまでもありません。

ダンクの後席はとても狭かったため、前席シートレールの後ろカバーがいつも踏まれまくって傷だらけになっていたのですが、N-WGNの後席足元空間は恐ろしいほど広いため、全く踏まれなくなった事も気に入っている点の一つです(笑)。樹脂パーツが傷だらけになると古い車に見えてくるので、車を大切にする人はこんな所でも気になりますよね。
◆走行性能◆
高速走行の印象は後述するとして、まずは街乗りの印象ですが、総じて素晴らしいと思います。
エンジンは余力たっぷり。スロットルゲインが高めに設定されている可能性もあるでしょうけど、とにかくアクセルをほんの少し踏むだけで2000rpmあたりをキープしてグイグイ加速してくれます。これは坂道になっても同様で、このあたりは以前5日間ほど代車で借りたNA仕様とは雲泥の差だと思いました。
ただ、強めの加速をするとS07ならではのゴロゴロした音質が聞こえはじめるので少し印象が悪くなります。それでもオイルが充分温まってくるとこのゴロツキ感は減ってくる事が分かってきたのが救いでしょうか・・・。
静粛性は抜群。特にパーシャル領域での静粛性は極めて高く、加速しなければ全くエンジンは聞こえてきません。ただ、標準タイヤであるエコピアは路面によって得意不得意があり、ザラ目の路面はかなりゴーーっというこもった音がして煩いですが、それ以外ではとても静かなタイヤだと思います。
何よりも良いのが足回り。
これはちょっと感動ものでした。
悪路を走れば基本的には硬めの足であることが分かりますが、硬さの中に丸さがあり、ショックのいなし方がもはや軽自動車のレベルではないという感じです。
比較対象として以前試乗した事がある先代N-WGNカスタムターボ、そしてN-ONEのRSやローダウン仕様を出すのはオーナーさんに申し訳ないのですが、上記のNシリーズも素晴らしく剛性感のあるステアフィールでガッシリとした乗り味だったと過去の試乗記でも書いているのですが、同時に共通して書いているのが、とにかく足が硬すぎてダンパーの動きが渋すぎるということ。常に突っ張ったような硬さでステアリングにも微振動が伝わってくることを共通した印象として書いています。このマイナス点が現行N-WGNカスタムのターボにはない。単にソフトになったというわけではなく、ロールが少ないのにダンパーがとにかくスムーズにストロークしてしなやかに感じ、しかもステアリングに微振動が伝わらないのですっきりしたハンドリングに感じる・・・。恐らく先代N-WGNや先代N-ONEのオーナーさんなら誰が乗ってもそう感じるのではないでしょうか。それほど乗り味が違います。個人的には、現行N-WGNの最大の魅力は完全停止まで対応したACCでもなければ電動ウエストゲートバルブを採用したターボエンジンでもなく、この素晴らしい乗り味が最大の魅力だと言い切りたいくらいです。
では逆に気に入らない点も・・・。

以前からずっと書いていますが、やはり取って付けた様なナビ周りのデザイン。どんどんナビが大きくなっていくが故の副作用と個人的には思っているのですが、今のナビありきのインパネデザインは私は好きではなく、特にスペースのない軽は大きなナビのせいでエアコン操作パネルや吹出口など色々なものが追いやられ、結果空いてる場所に無理矢理収めましたみたいなデザインになってしまっている・・・。極めて個人的な意見ですが、インパネに収まりきらないほどデカいナビなんて、狭い室内の軽に必要ないじゃん!とまで思っているのですが、まぁこんな考え方してるようじゃ懐古主義だと言われそうなので、この愚痴も今日でやめときます・・。

これも購入前から言っておりますが、メーターベゼルの仕切りが邪魔・・・。きっと立体感を出したかったのだろうと推測しますが、かえって窮屈に見えて視認性も良くない。これならあっさり仕切りをやめて計器盤面で段差を付けてメッキなど貼り付けて凹凸感を強調した方がよほどカッコよかったのでは?と個人的には思っています。
そしてもう一つ、給油メーターも分かりづらい。奥様は最初私が教えるまで給油メーターがどこにあるかずっと分からなかったほどです(笑)。慣れてしまえば当然問題はないように思えますが、実は給油量を把握しづらいという問題も残っています。ダンクとアコードは日々自然と給油量を把握しやすいのですが、N-WGNの給油計は速度計とある意味一体化しているので、バーグラフの変化に気づきにくく、ある日突然少ない事に気づく・・・という事が多いらしいのです。これは私も奥様の意見に同意です。
それなら、速度計全体をあと45度右に回転させて、スペースの空いた速度計の下に横バー式の燃料計にするなどして、視認性も考慮して独立させてほしかったかな・・・。まぁ今のこのデザインの方が綺麗にまとまってはいるのかもしれませんが。メーターの色合いなどは統一感があるしクールな印象で気に入っています。

オートライトの感度についても。
これは奥様がよく言う不満ですが、とにかく相当明るいうちにヘッドライトが点灯します。まだ陽が昇っていて周囲を見ても誰も点灯してないほど明るい状態であっても点灯します。従前のオートライトスイッチと違って現行N-WGNはオートの位置がデフォルトになっているのですが、この手のライトから基準が変わったのでしょうか・・・。でもさすがに早すぎな印象があります。
反面、メーターの照度コントロールがライトの点灯とは独立した制御になっているのは素晴しいと思います。通常ライトを点灯させるとメーターの照度も連動して落ちるので夕方や朝方だとメーターが暗くて見づらいという不満が起こりがちですが、N-WGNはライトが点灯していても周囲がかなり暗くならないとメーターやナビ画面の照度は落ちません。この独立制御は賢いですね。

リアハッチのダンパーが洗車や雨のあとびしょ濡れになる事も洗車師としては不満かな・・・。ダンクはダンパーが室内にあるので濡れる事が一切ありませんが、N-WGNはダンパーがパッキンの外側にあるため濡れてしまいます。この先黄砂の時期だったり長らく洗車できない梅雨時期になると汚れも付着してくるので尚更気になります。まぁ濡れても問題はないのでしょうけど、何とな好ましくはないかなと感じています。

電動パーキングブレーキは見た目と操作感は今風でカッコいいのですが、作動レスポンスがイマイチで(瞬間的にボタンを引っ張ると効かない事がある)、作動している時間も1秒弱かかるので、これまでのワイヤー式のようにサッとパーキングブレーキをかけ終えるという事ができません。更に作動中の音もキュイ~~~ンという古臭い音で今風の操作感とのギャップにがっくり・・・。
うちの奥様が時々やるのですが、駐車場に車を停止させて電動パーキングブレーキSWを引っ張り、すぐにブレーキペダルを離すと電動パーキングブレーキはまだ作動中なので車がグラっと動いてしまうのです。つまり、これはパーキングブレーキで止まっているのではなくパーキングシフト(Pレンジ)のギヤロックで止まった状態なのでミッションへの負荷を考えたら良い事ではなく、この遅さは正直電動パーキングブレーキの致命的なデメリットだと私は思っています。坂道だと尚更ですよね。ブレーキホールドを使えばまた別ですが、そもそも論として良いことではないですからね。
なので、奥様には「メーター内にパーキングブレーキ(未だにサイドブレーキと呼んでいるが)のランプが点灯するまでブレーキペダルは離さないようにね」と言っていますが、そういう自分も急いでいる時はこのレスポンスの悪さにちょっとイラッとすることも・・・。
◆その他◆
・LED故にハイビームがあまり明るくない。ハイビームに限ってはハロゲンであるダンクの方が明るく感じるほど。
・オートライトは、エンジン始動直後はオフをデフォルトにしてほしい。近所迷惑を考慮して毎回わざわざ消灯している。どうせ走り出せば強制的に点灯するので、それならエンジン始動直後のアイドリング中はオフがデフォルトでもいいのでは?
・オートハイビームは制御に迷いがあり歩行者にも迷惑がかかるので、我が家ではオート機構をオフにしている。
・ナビの音声が聞き取りづらい。音楽を流している時は右側スピーカーのみナビの音声ガイダンスに切り替わるが、そもそもナビ音声の女性の声がこもっていて何を言っているのか聞き取れない事が多い。もう少し周波数の高い声の方が聞き取りやすい。
といったところでしょうか。
さて、昨年末に初めてN-WGNを高速で走らせたのですが、その印象が余りにも素晴らしかったので、燃費とACCの印象を絡めて記しておこうと思います。

因みにホンダセンシングのスイッチはこんな感じ。
基本は、①がメインスッチでこれを入れておけばいつでも待機状態。走行中に②のSETボタンを押せば、クルーズコントロールのようにその速度をキープし、追従走行を始めます。あとは三段階調整できる車間距離ボタンを押して前車との車間距離を任意調整。車線内を自動でキープして走行させたい場合はレーンキープボタンを押してON(OFFもこのボタン)。レーンキープは65Km/h以上で走らないと効かないのと、消えかけている白線は読み取れません。

という事で、昨年息子を下宿先から連れて帰る時に初めて高速を走らせました。ETCゲート前になるとこんな表示になるんですね(ナビに目的地を設定した場合)。

行きは私一人の乗車で、ACCは100Km/h設定でレーンキープもON。途中からECONはずっとオンで走ってみました。
走行車線で遅い車がいると自動で車間を保持して走りますが、追い越し車線に出た途端グイ~~ンと急加速。減速はそこそこ滑らかですが加速はやや唐突かな。

ACCオンでの高速燃費はこのあたりが限界かな。カタログでの高速燃費は21.9Km/Lとなっているので同等と言えます。山口県は山陽自動道でもアップダウンが激しく燃費には少し厳しい状況といえるのでこの数値は上等だと思います。

間もなく高速を降りるところですが、やはりこのあたりが上限っぽいですね。山口県から広島県へ向かって走るのですが、アップダウンを繰り返しながらも実はゆっくり下っておりまして、行きと帰りでは実は行きの方が燃費が良い事がこれまでの経験で分かっています。

高速を降りて15分の下道を走って息子のアパートに到着。
復路は2名乗車、そして若干の登り勾配となります。帰りも行きと同様にACCは100Km/h設定、レーンキープONでECONもONです。

そして帰り着いた時の燃費は20.6Km/L。2名乗車で登り勾配なのである意味想定範囲といえます。というか充分ですよね。
さて、高速を走らせての印象ですが、普段の街乗りで充分素晴らしい走りだと分かってはいましたが、そうは言っても軽自動車ですからさすがに高速走行だとそれなりの不満が出てくるものと想定していて正直嫌々でN-WGNに乗っていったわけですが(アコードがラジエーター液漏れで高速を走らせる事ができなかったためN-WGNを使った)、私の予想は完全に覆されました。
100Km/hなんてエンジンは全くの余裕で静かさも抜群。風切り音は多少大き目ですがエンジン音はパーシャルスロットル領域であれば全く聞こえず、ロードノイズもザラ目じゃなければとても静か。街乗りでの素晴らしい印象が高速でもそのままキープされている事に本当にびっくりしました。
そして度肝を抜かれたのが、高速走行での乗り味です。
軽自動車の知れたホイールベースとトッレッドの数値を考えれば高速での乗り味は多少の妥協点が生まれるそうなものですが、びっくり仰天、街乗り以上に素晴らしいものがありました。
言葉では上手く表現できませんが、その乗り味はまるで普通車。乗り心地が良いのにフワフワせずピタリと路面に吸い付くような走り。そしてどっしりしている。段差のいなし方はもはや軽の領域を完全に超えてます。これは普段車の話などしてこない息子が助手席に座って急に言ってきたくらいで、「なんかこの車の乗り心地って軽とは思えんね」と感動していましたから・・・。
そして今回もう一つ発見できたのがレーンキープアシスト機能の素晴らしさです。これまで他の代車やこのN-WGNでも一般道で何度か試してみたことはありましたが、正直粗い制御でこりゃ使えたもんじゃないと思っていたのですが、旋回半径の大きな高速道路では印象が一変、素晴らしい補助機能であることがわかりました。知らず知らずのうちに車線内に導いていくれていて、いつも肩こりが起きてしまう高速運転ですが今回これまでで一番楽に走れたと言っても過言ではありません。普段いかに高速走行ではハンドルを微調整して神経を使っているか、そしてそれによって肩こりを起こしているのかがよく分かりました。
反面、ACCはやはり私には合わないかな。100Km/h走行であれば、レーンを変更しつつもその速度をずっとキープして滑らかに走りたい私としては、車間距離を優先して早々にブレーキをかけて自動で走ろうとする制御は性に合いません。加減速を繰り返すことを気にしない人であればとても楽な機能かもしれませんけどね。
高速走行での数少ない不満点は、このシートで腰が痛くなったこと。ドラポジ自体はテレスコのおかげで取りやすいのですが、腰の収まりが悪いからなのか終盤は腰の左右が痛くなりました。この点はアコードのシートは優秀でこれまで一度も痛くなったことがありません。
そして、正月明けに再び息子を乗せて下宿先まで送り届けたわけですが、もはや嫌々どころかワクワクでN-WGNで行ったのは言うまでもありません(笑)。

その2回目の高速走行の様子。
1回目とは状況が違い、今回は行きが2名乗車、そしてACCはギクシャクした走りになるのでOFFにして、大のお気に入りとなったレーンキープのみをONに。更にドライバビリティが悪くなるECONは切って走りました。
結果、行きの高速での最高燃費は22.8Km/L。2名乗車でありながら1回目の時よりも1.4Km/Lも良い数値です。

結局、そこから下道を走って下宿先に到着した時の燃費は22.7Km/L。やはりACCを切った方が燃費が良い。ACCをオンにすると加減速が頻繁になり、しかもその際のアクセル開度調整も粗いので燃費が悪くなるという事なのでしょうね。

そして帰りは1名乗車で、行きよりも少し登り勾配ぎみ。
試しにECONをオンで走らせてみましたが、ECONはなるべくアクセルを踏ませまいとする制御をするので100Km/hをキープするのが難しい・・・。気がついたら坂道で速度が落ちているので、やはりECONはオフで走りました。

とにかくこの車は高速走行が素晴らしい。こんな箱型でありながら、走りは完全に高速ツアラーです。こりゃ背の低い新型N-ONEなんて、もっと走りがいいんじゃないだろうかと想像してしまいますが、N-WGNは走りに加えて上質な内装なども高速走行を楽にしてくれている、そんな気もしています。

やはり帰りには登り勾配のため、1名乗車でありながら燃費は徐々に下がっていき21.7Km/Lに・・・。
そして空はまだ陽が昇っていて明るいのですが、既にオートライトがON・・・。周囲の車は全く点灯していませんでした。

そして帰り着いてガススタで給油。下道もそこそこ走って最終燃費は21.9Km/Lでした。1回目が20.6Km/Lなので1.3Km/L良い数値。素晴らしく低燃費なターボエンジンですね。
あくまでも私の中の結論ですが、高速走行は
「燃費、ドライバビリティ、疲労度」という観点から
・ACCはOFF
・レーンキープアシストはON
・ECONはOFF
これが私の中でベストです。
ついでにACCについて私なりの考えですが、N-WGNのACCは完全停止までをカバーするものになっています。これは渋滞時に役立つ機能だと思いますが、正直それは高速(又は自動車専用道路など)に限っての事だと思っています。一般道で試した事もありますが、状況によっては危険なことになりますし実際交差点で私もおっとっと・・・となった事があります。これを一般道で使って「渋滞で使うと楽なんだよね~」と思うのはどうかと思いますし、メーカーやJAFでも一般道での使用は推奨しいません。なので私はこの完全停止までカバーした機能がネットで言われているほど歓迎されている事に疑問を感じています。まぁ都会での都市高速などもあるので一概には言えないのですが・・・。
ということで最後は個人的な考えも添えてしまいましたが、とにかく軽自動車という枠を感じさせないこのN-WGNカスタムは本当に素晴らしい車だと思いました。これほどの性能であればタイヤはエコタイヤじゃなくレグノやdBを履かせるとどんな乗り味になるのだろうかと想像もしてしまいます。この車であれば、私がダウンサイズングで買ったとしても恐らく不満はほぼないと思います。
ゴロゴロしたエンジン音だけはもう少しリファインさせてほしいけど・・・
というか、奥様の買い物車だけにしておくのは勿体ない気がしてきたわ・・・(笑)