
梅雨入り以降それほど降らなかった山口ですが、この週末から本格的に降るようになりました。
昨日土曜日の午前中は奥様の通院予定日でしたが、土砂降りだったため車に乗せる事ができず、結局私一人で行って薬だけを貰って帰りました。前回の血液検査で少し気になる事があったので近々エコーの予約を入れる事になっているのですが、梅雨真っ最中で土砂降りの日が増えるだろうし熊本への出張も未だ突発的にあるのでなかなか予約を入れられない状況です。

まずは病院の駐車場で濡れ、そのあと数か所の買い物で何度も濡れと、この時期はこんな事が続いて鬱陶しく感じます。この時期は常時タオルを積んでおかないといけませんね。

そういえば6月の第三日曜日は父の日でしたね。私は全く意識していなかったのですが、息子がケーキを買ってきてくれていたのにはびっくり。これまで食べた事が無い種類を多く買ってきていたので、みんなで少しずつ突っついて味比べをしながらいただきました。どれもとても美味しくて、普段同じ物しか選ばない奥様と娘はとても新鮮な気分になったようです。

娘は今試験と実習が重なって全く余裕がなくて父の日どころではないのですが、メロン好きの私に大学の売店でしか見たことがないらしいメロン味のアルフォートを買ってきてくれていました。
娘は疲労とストレスで食欲が落ち体調もあまり良くないのですが、7月末まではこの状況が続くので何とか耐え抜いてほしいものです。

さて、2カ月間の入院から戻ってきた私のアコードですが、その後どんな状態かを書き残しておこうと思います。
まずはフロントの左ロアアームと左右前後輪のスタビリンク交換、フロントの各アームのブッシュ類交換についてですが、フロントは確実にガッシリ感が戻りました。その代わりリヤのバタツキ感がはっきり分かるようになりました。そりゃそうだろうなとは思います。リヤは昨年交換したダンパー関係(マウントブッシュ類含む)と今回交換したスタビリンク以外はこれまでずっと無交換ですから。
あとはリヤにコトコトとした異音が残っていたのも残念なことでした。スタビリンクかと思って交換したのですが、どうやら違っていたようです。
とはいえ、フロントがこれほどガッチリしたので以前よりは断然気持ちよく走れます。
同時に分かったのは、アコードの乗り味はやっぱり一世代前の乗り味だなという事ですかね。時々借りる現行フィットや先日まで借りていたフリードなどと比べると、フラット感が相当違います。今のホンダ車は実車重以上の重さを感じ、とにかくドッシリした乗り味。そして低速から高速まで強烈なフラット感がありますが、私のアコードなど一世代前のホンダ車は低速ではダンピングの利いた足でありながらもややゴツゴツ・コトコトした硬さが残り、高速走行になるとフラット感が増してくるという車が多いかと思います(特にスポーツグレードの足では)。私はそれが決して嫌いではありませんし、シチュエーションによってはこちらの方が好きな場面もあるのですが、技術の進歩というものを感じたのも事実で、今のホンダ車の乗り味は本当に素晴しいなと改めて思いました。
あとはエンジンマウント交換についてですが、こちらも確実に振動は減ったし特にクランキング時のショックの少なさは気持ちよく感じます。
ただ、マウント全6箇所のうちリヤマウントだけ欠品で交換出来なかったのですが、これがやはり振動として残っているなと感じます。
私のアコードのマウントは全6点の中で液封式が2点、残りの4点はただのラバーマウントですが、今回交換できなかったリヤは液封式。電子制御式のフロントが欠品じゃなかったのはせめてもの救いですが、それでもメインの後ろが20万Km走ったもののままってのは正直痛いです。つまり、エンジンマウントを全箇所交換した時の振動の少なさはこんなもんじゃないって印象なんですよね・・・。
もう一つ気になる点は、3000~4000rpm付近でアクセルをガバッと踏むとかなり太くこもった音がするようになった事です。普通に加速する分には全く気になりませんが、ガバッと強めの加速をすると大きくこもった音がする・・・。
前回のエンジンマウント交換時も似た様な事が起こって、その時は幼馴染が工場長だったので無理言って一旦マウントを緩めてもらって上手く調整してもらった気がしますが、今回は彼が居ないのでちょっと言いにくいなぁ・・・。
振動ってバランスの問題なので、リヤだけ無交換ってのが一番悪いのは分かっているのですが、固定する時もホイールナットと同じで締め込む時はそれなりにバランス取りながら締めていく方が良いので、もう少し改善できそうな気がします。それとも、まさか全塗装時に排気系のどこか外したりしたのかな・・・。
とりあえずこれはもう少し様子見です。

さて、リヤサスの無交換部品について。
18・19番のアッパーアームのブッシュ(2番)、3・4番のナックルのブッシュ(13番)が単品で交換できるのならいずれ交換したいのと、10・11番&9番の両ロアアームはブッシュ打ち込みなのでアームごとの交換か・・・。そして7代目アコードのリヤサスはワゴンのみトレーリングアーム式のダブルウィッシュボーンなので14・15番のトレーリングアームが存在し、このブッシュが打ち込み式(泣)。
これだけ交換するとなかなかの金額がかかりそうですが、乗り味改善ではなく異音を消すという意味で言うと実は6番(水色○)のスタビライザーブッシュも関係しているのでそこが厄介・・・。因みにこのブッシュはもう欠品です(泣)。

欠品で交換できなかったリヤエンジンマウントについて。
リストの上半分はアコードワゴン用で下半分がセダンユーロR用。エンジン重量の違いでマウント本体は当然違うもの(品番)ですが、そこに付くブラケットは同じ品番です。

更にマウントのベースの品番も同じ。なのでユーロR用リヤマウントの取り付けは可能ですが、欠品かどうかは未確認です。まぁ中古品や新古品が出ているので買えそうではありますが、どこまで振動が減るかは分かりません。
20万Km使ったものよりはマシじゃないかなと思いたいけど、液封式なので振動減衰という観点で言うとそもそも合っていないものなので意味が無いかもと思ったりも・・・

あとは、車検時に一緒に交換してもらえばよかったと思ったのがサブフレームマウント。エンジン振動を車体に伝える最後のマウントなので、交換しておけばよかったと思いました。

そして、最後は一昨年からだったかいつの間にか鳴らなくなっていた右後席リヤスピーカーについて。
左右のスピーカーを交換しても右が鳴らず、スピーカーハーネスの最初の繋ぎ先であるアンプ(某オク中古品)を交換するも鳴らず。そして最後はオーディオユニット(某オク中古品)を交換しても鳴らず。ってことで、もうハーネスしか考えられず。
ただ、断線ってのもなかなか考えにくく、やはり途中のどこかでカプラーで中継されているでしょうからそこが怪しいですかね。
13・14番(図は左ドアですが・・・)のハーネスは前後ドア中間部のフレーム内で中継されてるみたいですね。ここが怪しいか、それとも本当にドア開閉による疲労断線が起こっているか。ここも夏季休暇中時間を見つけて改善したと思っていますが、ただ後席片側だけ音が鳴っていないなんて気づきもしなかったほどなのでそこは急ぎではないのですが、それよりもスピーカーエッジがボロボロに欠けたまま鳴らしている事が嫌なので(前席は交換済み)、そういう意味で早めに改善したいと思っています。

ということで、戻って来ても改善したい事はまだまだありますが、少なくとも現状33万Kmらしからぬしっかりした乗り味になった事は確かです。
愛車も家族と一緒で、病気になればすぐに病院に連れて行ってちゃんと治してもらって健康でいてほしいし、これも人間と同じで年齢が年齢なのでいつまでも新車の時と同じレベルの性能を求めたりせずに年齢に見合った乗り方をしてあげたいし、何よりも乗り続けたいと思っている間はこの車の何が魅力なのかを忘れずに乗ってあげたいと思っています。