
今日の山口は午前中雨、午後からは晴れましたが、予定していた外仕事は昨日までに済ませていたので今日は午前中の食材買い物を済ませればあとは空き時間となり、今はいつもながらの長いうんちくブログを書いております(~-~;)。
今週気になるのは台風で、当初の予想コースよりも少し西側に寄ってきているので心配しています。ちょうど山口に最接近となりそうな28日は福山へ、29日は下関へ車で日帰り出張の予定なのでどうなることやら・・・。日本列島を縦断しそうな感じなので影響のありそうな地域の皆さまはどうかお気を付けください。

そうえいば前回のブログで書きましたが、私と奥様が寝室として使っている部屋にあるこの94年製の冷房専用機が突然全く動かなくなりまして、慌てて家電量販店で新しいエアコンを買ったら直後にまた調子を戻して動く様になったわけですが、もともと昨年買い替える予定だったのでキャンセルはせず、逆に設置工事までの期間を涼しく過ごせた事は本当にラッキーだったと思いました。

新しいエアコン。パワフルさも静かさも断然こちらの方が上ですし、今はインバーター制御が当たり前なのできめ細かな風速制御を行なってくれて風が心地よいし電気代も相当違うでしょうね・・・。

そして先週の日曜日の話ですが、随分前から買っていた車のエアコンフィルターを夏季休暇中に交換出来なかったので先週日曜日に交換しておきました。こちらは備忘録の意味で書き残しておきます。

N-WGNのちょっとしたメンテ事は今後の事を考えて全て息子に教えており、今回のフィルター交換も自分で作業してもらいました。

以前は半年程度経過したら掃除機で吸い取り掃除をしていましたが、今はもうそんな事を思い出す余裕もなく、1年間放置で交換・・・・。やはり放置しただけあって結構な汚れ具合でした。

そしてアコード。アコードは気に入っていたリーピート品がもう販売しておらず(左)、仕方なく右の違うメーカーのものになりました。

アコードもN-WGNと同様1年間放置だったのでそれなりに汚れておりました。

前回までのものは風の通過方向が記されていましたが、今回のものはセットした時の上面方向が記されていました。でもそれは車によって違うかもしれないので(ダンクは縦長にセットするので風は左右方法の通過となる)、本当は風の通過方向を書く方が良いと思いますけどね。

因みにN-WGN用はちゃんと風の通過方向で書かれています。さすが日本製です。

さて、8月3日にホンダへ預けて諸々の修理をしてもらい、9日後の8月12日に戻ってきたダンク君の話です。

一つはウィンカーの音が物凄く小さくなっていた件ですが、こちらはインテグレーテッドコントロールユニットの交換になりました。いわゆるICU。私はてっきりリレーが単体でありそれを交換するのかと思っていましたが、なんとICUごと交換・・・。パワーウィンドウやキーレスなど色々な制御を行なっている統合ユニットなので結構なお値段ですよね。
そして二つ目は、明細書にはなぜか「ファンベルト鳴き」と書いてありますが、梅雨前頃から朝一に補機ベルト鳴く事があったのでそのベルトを交換してもらいました。ダンクはAC用とオルタ用でそれぞれ別々にかかっており、今回で2回目の交換となります。

因みに1回目の交換年月は2012年10月(今から12年前)で、距離は7.2万Km。それから12年後経し距離は現在15万Kmですから、ほぼ同じ経過年月と経過距離での交換となります。

1回目の時に交換して持ち帰ったベルトの画像。どちらがAC用でどちらがオルタ用かは忘れましたが、片方はかなり酷い劣化状態ですよね。

画像左は痛みがマシな方のベルトで画像右は劣化が酷い方。
ベルトの鳴きは、まず画像左の様にベルトの進行方向に対し横方向に亀裂が入り、この時点からキュルキュルとした音が鳴るそうです。そしてそれをある期間放置していると徐々に音が消え、その後今度はキリキリとかチリチリとしたか細い音がし始め、外してみたら画像右の様な状態になる・・・。
実体験なので、今回はベルトの鳴きが始まってから割とすぐに交換してもらいました。今回も外したものを貰って確認すればよかった・・・
そして三つ目の修理ですが、暑い時期になるとエンジン再始動時のクランキングが異常に長くなり、今年はそれがあまりにも酷くてエンジンがかからなくなったら困るので手を打たねばと思っていたのですが、私としてはカムポジションセンサーを一番に疑っていたのですがサービスマンは燃料ラインの機器も疑いがあるとの事で、それらを含めて判断してもらって修理をお願いしていました。
ところが!
修理期間中に担当サービスマンの方がコロナにかかってしまい、そのため横の連絡が上手くいってなかったのかもしれませんが、預けている最中に別のサービスマンさんから電話があり
「症状が確認できなかった」と言われ、更にその方がダンクのエンジンに詳しい別のサービスマンに聞いたら
「TDCセンサー(つまりカムポジションセンサー)の疑いがあるが症状が出ないため交換はしていない」と言われましてガックリ・・・・。

なので、ダンクを引き取った日は三つお願いした修理のうちこの修理のみ行われず見積もり書を頂いて帰ったのでした。
恐らく、症状が現認できないのに直るかどうか分からない部品に交換するわけにはいかないと判断されたのかもしれませんが、症状が出た時にはほぼ不動になって立ち往生しちゃうわけだし、私としてもカムポジションセンサーを最初から疑ってホンダさんの言う燃料系も含めて交換のお願いをしていたので、やっぱりカムポジションセンサーの疑いがあると判断したのであれば10日間も預けていたのだからその間にどうするか電話をくれていたら間違いなく交換をお願いしていたわけで、ちょっとそこは
「えーー??!!」とは思いましたが、翌日からホンダは長い夏季休暇に入るし、この日急いで注文したところでどうにもならないので、とりあえずこの件だけは未修理で戻ってきたのでした。

そして夏季休暇中何度か近場の買い物で走らせましたが、やはり何軒かお店に寄って再始動するたびにクランキングが長くなる・・・。この先修理のためにまたホンダまで預けに行く時間があるかもわからないので、自分で空いた時間に交換する事も考え先週時間の隙間を見つけて取り外せるか確認してみました。

取付場所がエンジンブロック横なので熱がかなり入ってネジが緩まないとか部品が取り外せなかったら嫌だなぁ・・・と思いつつ作業開始。
個人的には車のメンテでスパナはまずやめた方がよい気がしています。六角ボルトの各コーナーすべてに圧をかけられるメガネや六角ソケットが一般的かと。

私は腕や手先が細いので、エアクリからタービンに走っているダクトを緩めるだけ何とか取り外しができましたが、かなり狭い場所だった事もあり私が持っている安物のラチェットだと送り角が広くて使い物になりませんでした。なのでメガネだけ使って何度もかけ直してあとは指で緩めました。
そしてカムポジションセンサーのソケット外しはそれほど苦になりませんでしたが、センサーそのものは外すのが硬くてかなり大変でした。なんせ捻ったりすると先が割れたり根元が折れたりする可能性もあるので、ひたすら小刻みにクネクネと横に引っこ抜く・・・、これが結構大変でした。

取り外したカムポジションセンサー。ホンダではTDC(トップデッドセンター)センサーというのが正式名称のようです。
とりあえず自分で交換できることがわかったので一旦再装着。そのあとエンジンをかけて近所を走って問題が起こらない事も確認しました。
そしてホンダの夏季休暇が終わった今週木曜日にすぐに電話でTDCセンサーを注文。日曜日が雨予報なので前日の土曜日に自分で交換したい事を伝えたら、注文翌日の金曜日にはパーツセンターから入荷すると言われたので、土曜日には取りに行く事を伝えました。
しかし、事件は金曜日に起こりました。
この日はお袋の胃の定期診察のため私は休みを取って病院へ連れて行く事になっていたのですが、お袋はシートの高さやサイドシルの長さの関係上ダンクが一番乗り降りするのが楽で(奥様も同じ)、しかも病院も10分弱のところにあるのでダンクに乗せて連れていきました。
送迎用として一時的に駐車できる場所に停めてお袋を降ろし、そこに用意されている車椅子に乗せて受付を済ませ、一旦そこで待機してもらったまま私はダンクを正式な駐車場へ移動しようとダンクに乗りこみ、さてエンジンを再始動させようとキーを捻ると
いつも以上にエンジンがかからない!!!
ついにかからなくなったかと焦る焦る・・
3回目のクランキングでやっとここさかかったはいいけど、エンジンがガクガクなって吹け上がらず、これもやっとこさ吹けるようになったので移動させようと加速させたら、時々エンジン回転がストンと落ちてエンストしそうになる。
こりゃ駐車場まで辿り着いてもそのあとエンジンがかかるか分からないし帰れる保証もないと思った私は、駐車場に行かずそのまま家に向かいアコードに乗り換える事を決意。お袋の携帯に電話して20分間程度総合受付で待ってもらうことにしました。
そこから家に辿り着くまでがまぁ怖かったのなんの!
惰性で走る時は良いのだけど、アクセルを3割程度踏むとガクガクとエンジンストールぎみになって加速しない事が増え、信号に引っ掛かるたびにエンストしたらどうしようと・・・。それ以上に自宅付近にある登り坂っぽい踏切を渡る時はそれこそ神に祈る気分で本当に冷や冷やものでした。
因みに、過去私はインテグラに乗っていた時に走行中に突然エンジンが止まって自走できなくなった事があり、やはりこの時もクランキングはするけどエンジンがかからないという状態でしたがその時の原因はイグナイターユニットの故障でした。今の車はダイレクトイグニッションなのでこの手の症状を点火系で疑うならイグニッションコイルかプラグになると思いますが、ダンクは昨年イグニッションコイルを交換していてプラグもそこまで古くはないのでカムポジションセンサーを疑いましたが、始動するからと言って乗っているといずれはエンストしてしまうと言う事なんですね・・・

と言う事で、金曜日は何とか家に辿り着いて難を凌ぎ土曜日はホンダへ開店直後に部品を取りに行きました。工賃は浮きましたが、こういう事態にならないために修理をお願いしたのに・・・とやはりこの時も思ったのでした。

と言う事で、土曜日の午後から交換。
その前にエンジンを始動してみましたが、クランキングが長めながらもエンジンはちゃんと始動。熱を持つとダメなんですよね・・・

新しいTDCセンサー。

三菱製ですね。

カム角を見るセンサーなので、取り付ける時に斜めになっちゃうとエンジンがかからないと思われますが、ご覧の通りネジが上側1点のみなので固定方法としてはあまり好ましくはないですね。でも場所的にも形状的にも1点じゃないと難しいのは理解できました。故に、差し込む時はまっすぐに、そしてしっかり奥まで差し込まれているかはよく確認しておく必要がありますね。

場所的にこの「まっすぐ、しっかり奥まで差し込む」という当たり前のことが意外と難しかったです。差し込みが硬いので特にセンサー下側はカプラー部を押さえて押し込みたいのですが、そこを押すと折れちゃう可能性もあるので・・・
さて、交換したはいいけど果たして本当にTDCセンサーのせいだったのか・・・・。
でもクランキングをしてすぐに改善されたことがわかりました。
クランキングがまぁ短いこと(笑)

とりあえず近所で試走。問題無さそうだったので、土曜日午前中に行けなかったゴミ分別や夕飯の買い物もダンクで出かけましたが、
毎回クランキングが短い!

ということで、不安材料がまた一つ消えてくれて一安心です。

ダンクはエアコンフィルターを交換するのにグローブボックス部のダッシュボードパネルをごっそり外す必要があるので、その時間がなかなか取れずダンクだけ交換保留中・・・。
そして、これまでのメンテブログ履歴からするとプラグも約4万Km弱走っていると思われるので(ダンクはエンジン回転数が高いので、普通車でいえば8万Km弱相当と思われる)、そろそろ交換しようと買ってあるのですが、その時間もなかなかね・・・・

ダンクはアコードの様にプラグカバー外せばあとはコイルだけ、というわけにはいかず、コイルが丸見えのくせにその前に外す物が多く、更にラチェットのエクステンション付けたり外したりでなんとも面倒・・・・。でもそろそろ交換せねばと思っているところです。

アコードも後ろの足を中心にまだまだメンテせねばならない所が多いのですが、こちらもホンダの担当サービスマンには相談させてもらう話をしているので、次回オイル交換時にでも相談してみようと思っています。