今日は嫁さんが学校行事に出席しなければならなくなり、私が娘をみるために有給休暇をとりました。
11月は嫁さんの体調不良やら連休やらで、やけに会社に行ってる時間が少ない気が…
午前中は大人になって初めてのインフルエンザ予防接種を受けました。接種1時間後に体がとても重くなり、まるで熱があるんじゃないだろうかと思うほどでした。これが副作用ってやつなんでしょうか…
しかしその後体調が普通に戻ったので、これまで少しずつ進めていた車いじりをしました。またまた嫁さんのダンクでのいじりで、
キーシリンダー照明、
パワーウィンドウ部照明に続き3回目です。
今回バージョンアップさせたのはフロアにあるセンターコンソールです。
多分先代ライフ&ダンク乗りの方なら誰も感じておられると思いますが、収納性が最悪です。

写真の通り、うちの場合もこの通り。嫁さんのためにサングラスホルダーを設置してやっても結局はいつもカップホルダーがサングラス入れに…。
で、これはたまたまネットで知ったことなのですが、先代ライフの双子車である「ザッツ」のフロアコンソールが使えるらしいのです。そこでヤフオクで探してみましたがやっと見つけたものが
1万円オーバー…。
さすがに買おうとは思いませんでしたが、ダメもとでホンダに勤める幼馴染みにメールしてみました。
「ザッツのフロアコンソールボックスって、どっか転がってない?廃品扱いみたいなもので…」
マイナーなザッツですから期待値5%程度でしたが
「ちょうど先週取り外したから、まだ捨ててないと思うよ」
まじですか--!!!
凄い運だと思いません?
どうやら、その持ち主はオプションのセンターアムレストを付けたらしく、その場合ごっそりフロアコンソールごとの交換になるらしいです。
いやいや、こういうことってあるんですねぇ。オクで探す前にディーラーに転がってないかよく聞くんですが、まさかあのザッツの部品がドンピシャこのタイミングであるとはね…

で、これがザッツのセンターフロアコンソール。

カップホルダー部の部品は持ち主が流用されたみたいで、ここの部品のみ購入。
合計900円でした。

それにしてもこのコンソールの使いやすさはダンクのものとは雲泥の差。カップホルダー部が上下二段構造になってて非常に便利です。サイドブレーキ前部には軽い物置もあります。
どうしてこれを標準にしてくれないんだ…

で、せっかくなのでカップホルダー部に照明を付けることにしました。
フットランプと色を揃えるためにあえてグリーン色。先日買った砲弾型LED+定電流ダイオードでとも思ったのですが、いつまでたっても消化できない余り物を使うことにしました。そう、キーシリンダーで使ったあの市販品です。

光を拡散するために先端を平らに削りました。そしてコンソール材と表面をツライチに。
ヤスリで穴を擦る時に少しキズつけてしまいました…

ギボシはこんな感じ。プラス線を白、マイナス腺を黒にしています。
因みに電源供給側の端子(+線)は、ショート防止のために被覆で覆われたギボシを使うのが基本だと私は思っています。多分…。つまり、メス形状のもの。
よって、それにつなぐ負荷側(LED等)のプラス線は写真のようにオス形状です。
さて、次は車両側の配線です。

まず、これまで付いていたコンソールの取り外しです。側面にある4箇所のビスを外しコンソールを上に引っこ抜きます。1箇所クリップで固定されているので少し硬いですが、勢いよく引っ張ります。

外すとこんな感じ。汚いですが、ありのままのリアルな状態をお見せします(汗)。
クリップはこの位置。

それぞれのコンソールを比較してみると、左のザッツのが少し長いですね。

この深さの差がカップホルダー下の小物入れ分です。ちょっとした物置もあって、明らかにザッツのものの方が効率よくスペースを使ってます。

クリップ位置を基準にして並べた裏面です。ザッツ用の方が横幅が広いので、ネジ固定は一工夫しないといけません…
さあ、ここから電源配線ですが、今回のLEDはスモールランプに連動させようと思います。
しかし!
困ったことにダンクには灰皿など手軽に割り込ませるイルミの線が無いんです。

そうなるとヒューズボックスからとなるわけですが、わりとメジャーな方法が「電源取り出しヒューズ」を使う方法。しかし、ここから取る場合、色々と面倒くさいことがおこります。
例えば、今回のスモールヒューズの場合、スモールのON-OFFに関係なく一次側端子から常に12Vが出ていました。つまり、ここから電源を取ってマイナス線をボディアースにしてしまうと、スモールスイッチのON-OFFとは関係なくいつも点灯してしまいます。
と同時に、このようなスイッチング回路において常時出力されている電源を利用する場合、スイッチがプラス線側にあるのかマイナス線側にあるのかを把握しなければなりません。
これら、プラス線制御(プラスコントロール)とマイナス線制御(マイナスコントロール)については、いつか簡単な説明をしたいと思っています。

で、今回はヒューズボックス付近の線にテスターあてて探し出すのが面倒くさいので、ヒューズボックスにある予備のイルミ電源から取りました。
せっかく電源取り出しヒューズを買ったのに…
この予備端子は、スモールをONにして初めて12Vが出るので、アースはボディに取れます。
この端子はすでにオプションで付けたフォグランプに使われていたので、ワンタッチカプラーでフォグランプの線に割り込ませますることにします。もちろん電源線の割り込ませは最初に行うと作業中のショートが恐いですから、最後にします。

一応、ボディアースでライトスイッチに連動しているかテスターで確認。
うむ、大丈夫!

フロア材の下に配線するので、ドアモールを剥がし、さらにフェールリッド開閉レバーのカバーも外します。

まずはアース線。
アースはフェールリッド開閉レバー部に取りました。

次は電源線。
割り込ませ部分にある程度余裕を持たせて床を這わせていきます。数箇所をタイロックで軽く固定。

フロアセンター部に出した状態。こちらはギボシ加工です。

ここまでくればイルミ電源の割り込みもOK。ワンタッチカプラーで割り込ませます。

それぞれの線をドッキング。不要になった靴下を配線に巻いて異音防止もしました。

そしてコンソールを取り付けます。例の固定クリップ部をギュっと押さえつけてカチッと固定。
取り付けてみるとこれだけでかなりがっちり固定されています。コンソールの幅やネジ位置が微妙に違うため、穴をあけ変えたりしようかと思いましたが、がっちり固定されているのでこのままいくことにしました。

ネジ穴があいたままだと見てくれが悪いので、シートらしきものを貼り付けて穴が見えないように誤魔化しました。

全体的にはこんな感じ。
嫁さんのサングラスは手前に置き、子供二人のものは2段ボックスの下に。

普段はこのように。すっきりです♪
嫁さんのサングラス置きにはカチャカチャ音がしないように、滑り止めシートを敷くつもりです。

点灯させるとこんな感じ。

夜はこんな感じです。
面倒くさがって感度1250での手持ち撮影にしたら、こんなに粒子の粗い画像になっちゃった…
前席シートに座った状態で光源が直接目に入らない位置に配置したので眩しくありません。

後席からの眺め。
こっちは感度400固定で三脚撮影。
室内の夜の撮影は面倒くさい…
以上、長い作業ブログとなりましたが、ダンク乗りの方も沢山覗いてくださっていますので何かの参考になればと思い残しておきます。
今度はダンクの後席フットランプにいきたいと思います。
こちらは現在付いている純正フットランプ(前席用)の線に並列につなぐだけなので簡単に済みそうです。