
私は先週土曜日から夏季休暇に入っています。といっても今日12日(火)と明日13日(水)は出勤日でして、今日は奥様の通院日と言う事で休んだので、実際は出勤日の13日を挟むように4+4の8日間休暇となります。一昨日市内の温泉街(しょぼいけど)を走る事がありましたが、観光客はまばらですね。随分前から宿泊の予約をいれていた観光客もおられるでしょうけど、こんな天気ではさして楽しむ事もできないでしょうね。

それにしても今年の夏季休暇は天気が最悪ですね。前半の4日間は全て雨マーク(泣)。土曜日は初盆でほぼ一日予定は入れられませんでしたが、残りの7日間で結構な量の外仕事をしようと考えていたので、後半の4日間だけでそれらをこなすのは絶対に無理です。
というのは、後半4日間の中で一日は家族みんなで出かける予定だし、車関係だと3台の洗車に草ヒロ的な扱いになっている妹のゼストも洗ってコンパウンド掛けをしたかった・・・。娘のダンクは走行距離が凄まじいペースで進むのでタイヤの前後ローテもしておきたい。
家の事だと、風呂の床タイル&壁目地の補修、洗濯機のドラム掃除、あとは家の敷地床と外壁の汚れを数年ぶりに高圧洗浄機で綺麗にしようと思っていました。
以前ならこういう事は休日に分散してやれていたのですが、もう今は平日にすべき事を休日に回しているので、大掛かりな事はまとまった長期休暇じゃないとできないんですよね・・・。
ホント今回の天気を恨みますわ・・・
と言っても、この雨で被災された方々もおられるようですから贅沢なんて言えません。こちら山口もかなりの量の雨が降りましたが、我が家が何事もなく過ごせている事に感謝しないといけませんね・・・。

そういえば、先週木曜日は会社帰りにホンダに寄ってオイル&エレメント交換をしてもらいました。本当はもっと早めにしてもらいたかったのですが、今のホンダは予約してもかなり先になっちゃうんですよね・・・。

今やオイル交換にエレメント交換を追加すると1万円を軽く超えるまでになりましたが、オイル交換だけじゃなくリフトアップしてもらった時にオイル漏れだったりちょっとした不具合を見つけて指摘してくれる事もあるし、ホンダとの縁も繋いでおく必要もあるので、それらを含めたメンテ代としてこの金額でも納得しています。なんせ我が家はご老体2台を抱えてまだまだ乗り続ける意志を示している上に、この11月で残クレ終了となるN-WGNもこのまま乗り続ける事にしたので、メンテの相談をするにも最近はしづらい感じがしておりまして、この先の事を考えるとプランBも模索しておいた方がいいかなと思う事が増えてきました。新車販売ディーラーからしたらなんて旨みの無い客だって感じでしょうね・・・

さて我が相棒君のアコードの事ですが、現在34万2000Kmを超えてもまだまだエンジンは好調でそこは安心なのですが、このところの悩みは足回りからの異音が前後とも結構酷くなってきた事でしょうか。コトコトとかポコポコといった軽い音で。
リヤに関してはもう2021年頃からし始めていて2022年の車検でスタビライザーホルダーを交換してもらうつもりでしたが、なんと早くも欠品で断念・・・。
一方、フロントは一昨年から金属的な大きな音がし始めたので確認してもらったらロアアームのスラスト荷重を受けるブッシュに亀裂を発見。ロアアーム自体がメンバーに干渉している状況でした。
ここのディーラーではブッシュの圧入作業が出来ないので2024年の車検時にロアアームごと交換してもらい(左右とも)、同時に各サスペンションアームのブッシュのほぼ全てを交換、更には前後4本のスタビリンクも交換という、フロントに関してはほぼ全てをリフレッシュさせています。
そんな状況なのでリヤからの異音は仕方がないにしても、フロントからまた異音がするとなると、未だ未交換のスタビライザーホルダー(スタビブッシュ)からの異音くらいしか考えられないかなと思いまして、現在ここの交換しようと考えています。

フロントのスタビライザーホルダーは2番のこれ。ホンダで在庫があるか確認をしていなかったのでネット販売で確認したら、まだ買えるようだったので安心・・・。

しかし、問題はその作業標準時間。2.1時間という予想以上に長い時間なので、部品代は安くても作業賃が結構高そう・・・・。人件費が高くなった今なら尚更です。

因みに、これはダンクのフロントスタビライザーの取り付け構造。
画像上半分のように、スタビリンクによってロアアームとスタビライザーを繋いでおり、スタビライザーはフレームに取り付けられたスタビライザーホルダーで押さえられていますね。
ダンクは今年ここから異音がし始めてホルダーを交換していますが、金額はとてもリーズナブルだった記憶があります。

一方私のアコード。
ダンクと似た感じで付いているのかと思いきや、様相が全く違う・・・・
スタビライザーなんぞ全く見えません。

前タイヤの後ろ側から覗くと、ありました。スタビライザーはダンクと違って前側を走らず後ろ側に捻られて走っていました。
同時に、
メンバーよりも上にスタイビライザーが走っているのを見て愕然・・・
そうか、この型のアコードからメンバーはサブフレーム構造になっていたんだった・・・(汗)。

ホルダーはというと、サブフレームの上に乗っかってネジが上から止められているではありませんか・・・

アコードのここの構造が分かる画像を探してみたら、とある整備工場さんのページで分かりやすい画像があったのでお借りしました。すみません拝借いたします・・・
で、アコードのサブフレームはこの様なコの字状になっています。メンバー前後にメインエンジンマウントの台座も見えますね。そしてリヤエンジンマウントのブラケットの下を這う様にステアリングギヤボックスが走っていて、ロアアームも取り付いています。
そして肝心のスタビライザーですが、サブフレームの上を走っていてホルダー&ホルダーの押さえ金具によって押さえつけられています。
つまりは・・・
ごっそりメンバーを外さないとホルダーの交換ができないって事なのね!!
(──┬──__──┬──)
そりゃ時間がかかるはずだ・・・

一方のリヤ。
前述の通り、ディーラーからは事実上欠品と聞かされていたのでずっと放置していましたが、全塗装もして乗り続ける覚悟を決めたし、このところ音の大きさも大きくなってきたのでフロントだけじゃなくリヤだって交換したい。

因みに作業時間は0.3時間。恐らくこっちは下から取り外せる時間っぽいですね。

何とかならないものかと思ってネットで探ってみたのですが、なんとアマゾンやモノタロウだと普通に売ってるじゃん!!!
こりゃもうネットで買って持ち込み交換してもらうしかないと思い、すぐにポチろうとしましたが、一応品番を確認しておいた方が安全と思いパーツリストを開くと
ホルダーが2種類あるんですけど・・・・(汗)
下の行が見落としやすい書き方なもんで、これまで全然気が付きませんでした・・・
私の車は24T-スポーツパッケージというグレードで、要はグレード中唯一足が締めあげられているスポーツ仕様。このパーツリストの右側に書かれある仕様番号だと「TS」と書かれてあるもので、その中の「TS18」が私の車です(スマートカードキー、純正ナビ、サンルーフ、パワーテールゲート付きがTS18)。
つまり、ホルダーの部品番号は下3桁が
「901」の方ということです。
この番号で探してみましたが、見事に販売されていない・・・・
きっとスポーツパッケージというからには、ちょっと太いパイプ使って捻じりを抑えこんでるんやろうな・・・
こんな時は、つい「迷惑な仕様にしやがって」と思ってしまうのよね・・
しかし、ふと考えました。
「それだったら、手に入るノーマルのホルダー買って、それに合うノーマルのスタビライザー(パイプ)を付けるという奇策でもいいんじゃね??」

黄色の5番がスタビライザーで、緑の1番がスタイビライザーホルダーを押さえているブラケット。

確かにスタビライザーは2種類ありました。「TS」系、つまり24Tスポーツパッケージのみ下3桁が902のパイプの様です。
しかし、ブラケットは1種類。
スタビリンクも全車共通でした。
ってことは、ノーマルのスタビライザーホルダーとスタビライザーが付くってことですよね。ブラケットが取り付くメンバーが専用品だとは到底思えない。
まぁ昔のホンダだとやりかねないけど・・・

そこでノーマルの中古リヤスタビライザーを見てみたら、なんとご丁寧にパイプの直径を測って公開してくれてました。
見ると、ほぼどれも
22mmちょっと
通常の炭素鋼のJIS規格パイプとは直径が違うので、恐らく自動車専用品なのでしょうね。材質も炭素量などが違う合金なのかもしれません。

早速相棒君のリヤスタビライザーの直径を測る事に。

黄色矢印がスタビライザーで、スタビリンクと繋がっていますね。
参考までに橙色矢印はトレーリングアーム。CM2アコードワゴンは荷室を広くフラットにするために、あえてセダンの足とは違うスプリング別置きのトレーリングアーム式ダブルウィッシュボーンを採用しています。

スタビリンクは垂直に立ち上がっていて、トレーリングアームの上部で繋がれていますね。(○印)

スタビライザーはというと、車体の反対側へと向かい、途中赤印のホルダーで押さえつけられています。
先ほどの標準作業時間からすると、ここの取り外しは下から出来るって事なのでしょうね。ただし、スタビライザーを抜くのはちょっと面倒そうですけど・・・
で、厳しい体勢ながらもスタビライザーの径を測ってみたら・・・
直径21mm弱・・・・
ノーマルより細いじゃん・・・・
((((;;O.O;lll))))
目を疑って何度も測りましたが、とてもノーマルスタビの直径(φ22mm)以上の太さは無い・・・。
びっくりでしたが、でももしかしたら径は細くとも肉厚が厚いとか、或いはスポーツパッケージはダンパーの減衰力やスプリングレートが高めなので、逆にスタビライザーは捻じれやすくしているとか、足回りのチューニングというのは奥が深いので私が思っているような単純な話ではないのでしょうね。

それで、もう一度スポーツパッケージ用のスタビホルダー(下3桁=901)を確認しようと検索していたら、海外サイトでノーマル用(下3桁004)の画像を見つけまして、そのブッシュの画像をよく見たら穴の上に
「22.2」と書いてある事に気が付きました。
これってパイプの直径の事じゃね??
そこで、スポーツパッケージ用のホルダー画像を探したのですが、まぁ見つからない。でも執念で探してようやく見つけたのがどこの国の文字か分からない海外サイトのもの。
21って書いてあるーーーー!!!!
(((;°Д°;))))
と言う事で、どうやら間違いなくスポーツパッケージのスタビはノーマルよりも細いらしい(笑)。
でもそうするとですね、ノーマルスタビに付け換えたらもっと硬くなるんじゃね???

そういう訳で、冒頭で書いたオイル交換時にこの奇策を工場長に相談しまして、付くかは補償できないけど、スムーズに付くことを前提にした見積もりを頂きました。
リヤスタビの交換工賃はまぁそんなもんかと思ったのと、やっぱりフロントのスタビ交換は高額でした。
今回のメンテって、スタビホルダーはたかが3,000円以内で安いんですけど、リヤは割と安いながらも誰もしそうにない奇策となり、フロントは普通の作業なのにスゲー高額・・・・
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たかがブッシュごときで、こんな事になるとはね・・・(~-~;)
さて、明日仕事行ったら後半の4連休♪
15日はアコードで家族と出かけるので、まずはアコードの洗車をするかな。