今日からカブト虫飼育日記です。
今年は本当にカブト虫がよく飛んできます。一昨日もメスが飛んできて、もうこれで5匹目で、驚いています。
おかげで飼育ケースが不足ぎみ。それに卵も産まれたりなんかして、共食い防止のためにケースのやりくりが大変です。
そこで、成虫をもっと広い空間でまとめて育てることにしました。ケースが足りなくなった事もありますが、他にも理由があります。
◆産んだ卵や孵化したての幼虫を、成虫が踏んづけたり傷つけたりする確率が減る。
◆成虫には登り木が必要なことがわかり、それを入れるには大きな空間が必要。
◆玄関前がケースだらけになってみすぼらしい。
とまぁ、こんな理由です。
さて、大きなケースですが、昆虫ケースって高いんですよね…。そこで衣装ケースを買って改造してやることにしました。

結構大きいのに780円。
このままじゃ換気に問題があるので、蓋だけ改造をすることに。

こんな感じで、ジグソーでカット。

開口部分には目の小さいネットをアルミテープで貼り付け。あまりにもやっつけ仕事になってしまったので、今度作り変える予定です。

マットはこれまで右の「若葉」というものを使用していたのですが、これって成虫にはいいのですが幼虫にはあまりむかないという話を聞きました。
卵や幼虫が混在する事を考えて、今回は「育成マット」というものにしてみました。“幼虫が大きく育つ”という謳い文句に惹かれました…

登り木はお店でも売ってますが高い!
今回、田舎で椎茸栽培をしている仲人さんから、1mのナラの木をらってきました。くぬぎ同様、カブト虫が好む木です。

しかしこのならの木、原木椎茸のほだ木なんです。沢山の椎茸菌が打ち込まれてあり、腐葉土の上に立てても問題ないのか分かりません。
でもこの湿り感なんかは、まさに山の木。とりあえず使ってみます。
因みに登り木の必要性ですが、成虫というのは本来、木の上って活動するわけで、土の上を歩くのは苦手なんだそうです。土の上ばかりを歩かすのは疲れやストレスで寿命を縮めてしまうらしいです。

息子が楽しそうに登り木をレアウトしております。娘はなぜかほうきで片付けをしております…。なかなか出来た娘です(笑)

広々とした空間でストレスなくこの夏を生きて欲しいです。

アリや小バエ、害虫などを防ぐために、100円ショップでエアコンフィルターを買いました。マットの乾燥防止にもなります。

とりあえずこのくらいの広さがあれば、これからまた野生のカブト虫が飛んできても受け入れOKです!
さて、先日のブログの通り、既に今年卵から孵化した幼虫を育てている状況です。

現在7匹。すげ~小さいけど、歩くのは早いです。これが気持ち悪いと思われる方は多いかもしれませんね。

卵は今日現在9個です。最近は毎日成虫のケースの中の卵をスプーンで取り出しています。

幼虫の大きさがあまりにも違うと、共食いが起こります。大きさをあわせると共食いはかなり減るそうです。ですので、とりあえず2種類の大きさに分けています。右の緑のケースは卵が入っています。害虫&乾燥防止に、台所用の水切り袋(あだぶ入れ)を使用。
さて、来年の夏までにどのような悪戦苦闘が待っているかわかりませんが、是非お付き合いくださいね~!
厳しいという方!無理をされませんように…(笑)
Posted at 2007/07/28 23:35:29 | |
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