
今月は仕事はじめの翌日から早速出張があり、先週も火曜日が新幹線で大阪、水曜日がフェリーで広島のとある島へ、そして昨日は車で佐賀県へと、出張だらけのスタートとなりました。
そういえば大阪へはのぞみに乗っていきましたが、3月のダイヤ改正で自由席が3両から2両に減ってしまうようですね。ケチケチな出張を強いられるうちの会社ではまず指定席での出張なんて無理なので、今後は行先や時間によっては座れない事も増えそうな予感がしています。それに指定席でもよいとなったとしても、特に帰りの新幹線だと事前にどの新幹線に乗るかなんてまず分からないので直前に指定席を買うなんて無理。間違いなく駆け込みで慌てて指定席特急券を買う事になるので、ちょっと不便になるなぁと思っているところです。
タイトル画像は私が乗るのぞみの前に到着したこだま号。東海道新幹線ではもう見れない500系ですが、山陽新幹線ではまだこうやってこだま号での運用で見る事ができます。やっぱり500系ってかっこいいですね。今じゃすっかり懐かしく感じるハロゲンヘッドライトがちょっと残念にも思えますが、発車していく時の派手なインバーター音は初代300系のぞみとそっくりで、今の静かで力強い加速をするN700Sもいいけど、300系や500系のあの音も良かったなぁと改めて思いました。

そして昨年秋頃からは島へ渡っての仕事も増えてきました。

特に今年はデータを取っていく仕事が多く先々週もデータ機器を取り付けてロガーに落とす作業をしたのですが、中には重たい試験機の搬入や組立作業もあるので、ぎっくり腰になりがちな私としては奥様の介護に支障をきたすことがないよう気をつけねばと思っています。
先週はそのデータ測定機器の取り外しでまた島へ出張があったのですが、その出張の帰りに例のセリカXXを見る事ができるかなと急に思い出しまして、途中そのXXが止まっている裏道的なところを通ってみたら
いましたーーーセリカXX!!!
私の元気の源ですわ・・・・ホント・・・・

そして先々週の金曜日は全国的に冷えて雪の降ったところが多かった様ですが、山口も市内中心部では朝から雪が積もりました。

この冬初めての積雪でしたが、やはり通勤路は大渋滞・・・。でも海沿いの会社に近づくと雪はほとんどなく、やはり山口市内は山間部の入り口なんだなぁと改めて思いました。

さて、昨年はメンテで始まりメンテで終わる、そんな年だった気がしていますが、今年もまたそれが続きそうです。
とはいえ、ダンクはこの春から娘が通勤に使うのでいつまでもメンテをダラダラ続けるわけにはいきません。ある程度急ぎでまとめて進めているのですが、それほど長く乗ってもらうつもりはないのであまりお金はかからない様にしつつも娘に不便な思いをさせるのは可哀想なので、そのあたりはバランスをとりながら整えているところです。
で、今回のダンクのメンテ&リフレッシュはいよいよラストスパートという感じで、昨年末からのネタも含めているのでまぁまぁのボリュームです。いつものごとく写真は多めですがコメントはなるべく少な目でいきたいと思いますので、興味のある方は時間のある時にでも見てみてくださいね。

まずは、足のリフレッシュ。
一昨年末に程度の良い中古の純正ショックアブソーバーに入れ替えて随分と引き締まった乗り味になったものの、その後足回りからの異音がかなり酷くなりまして、恐らくリヤはトレーリングアームのブッシュの劣化が原因かなと思いここのブッシュを交換しようとホンダに相談したら、リアアスクルごと外す事になる上にブッシュの打ち換えは作業的に難しいとのことでした。
ならばここをまるっと交換した方が早いと思いまして、某オクで探したら運よく5万Kmしか走っていないリアアスクルが見つかり、昨年11月末に購入してホンダで荷受けしてもらいそのまま交換してもらいました。

更には、昨年夏頃からフロントからも硬質な異音がしはじめて、その頃はロアアームブッシュを疑っていたのですが寒くなると大きな段差を乗りこえた時などはグワシャ!!!という鈍くもド派手な音に変わってきて、こりゃ音的にスタビブッシュじゃね?と思いまして、安価な部品で在庫もまだあったので、リヤアクスルの交換ついでにこちらも交換してもらいました。
結果、リヤもフロントも異音はバッチリ解消!!!
これまでがガシャガシャ車になってしまった様な音がしていただけに、物凄く静かになって剛性感が上がった感じになりました。というか、実際フロントもリヤもしっかりした感じが戻ったように思えます。

因みにリヤアスクルですが、51,000Km走行品で8,800円(笑)。ほぼまるまる移植ですが、ABSセンサーは正常品かどうか見極められないため、元々ダンク付いていたものを外してこちらに移植したそうです。勿論、ブレーキ関係はホース類やドラム内の特定整備が行われているようなので安心です。

リヤアクスルとフロントスタビブッシュに続いて三つ目のリフレッシュ対象品はこのオーディオ。

2001年のダンク購入と同時にディーラーで装着してもらったこのデッキはカロッツェリアのCD&MDプレイヤー(FH-P66MD)で、さすがにこのまま娘に使わせるのは可哀想すぎます。なんせCDは再生できる音楽ファイルがWAVのみだし、何よりも娘はMDなんて持ってないのでさすがにね・・・(~-~;)

という事で、このオーディオを交換するので入れていたMDを取り出し。これでもう車でMDを聴くことはないのかぁと思うと、沢山MDを持ってるトーチャンとしてはとても悲しいのですが仕方がありません・・・。

この交換作業をした日は正月明けの第一週目の休日でまだ降雪の寒さが残っていてとても寒かったので、パネルが外しやすい様エンジンをかけて室内を温めながら作業しました。
ダンクもアコードもここのパネル外しは毎回ガムテープ貼って引っ張って外していますが、これが一番早いんですよねぇ。
※力ずくで引っ張り続けるのではなく、外れかける雰囲気を察しながらグイッグイッと間欠で・・・

そしてここからはエンジンを切って作業。これでこのデッキも永眠なのかと思うと寂しくなりました。
ビスはデッキ両サイドの4本とデッキ底面奥の2本を外すだけ。

デッキを引っ張り出すと、どうやら異音防止のため変換ハーネスに靴下を巻いた形跡が・・・(笑)

デッキ背面から抜く配線はたった3本。上から順にメインハーネス、iPodを聞くためのRCAバスインターコネクター、そしてラジオアンテナピン。
ダンクはハーネスに来ている信号数も単純でして、常時電源、アクセサリー、イルミ、そして4個分のスピーカー、多分これだけです。

①外したカロのデッキ、②JB1・2ライフ&JB3・4ライフダンク専用のオーディオ取付金具(画像右上)、③ホンダ車用化粧枠(画像右下)の3つに分解。

外したカロのデッキの背面と変換ハーネス(変換ハーネスはホンダ20ピン→カロデッキ用)。
デッキもハーネスも24年間よく頑張ってくれました。
ありがと~~。

さて、交換する新しいデッキですが、とりあえずCDとMP3&AACファイルがUSBで聴けるものが欲しかったのですが、ネットで探すと新品のカロが2万円以下で買えそうだったのでほぼこれでいこうと思っていたのですが、某オクでも良品の中古が安く売っていないかを探していたらホンダ純正品(ギャザーズ)がいくつか表示されまして、ギラついた今風のものよりホンダ純正品の方がしっとり落ち着いて見え、しかも社外品よりも純正品の方が機能が少ない分使いやすいので、急に路線変更することに。

少し前のNシリーズにOPで用意されていたこのデッキは、表示もカロより整然としていて見やすそうだし、漢字表示する上に表示色も落ち着いているので、ほぼこれで決まりと思ったところで、同じ様な金額でホンダ純正のディスプレイオーディオが出ているのを発見・・・。

それが今風の大きなディスプレイを持つこのWX-171C。
すり傷などほとんどない美品で5,000円だったのですぐに購入しました。

最近の車はステアリングスイッチ信号や車速信号など色々な信号を取り込んでいるので、オーディオ側のコネクタは24ピン。なので20ピン→24ピンの変換ハーネスが必要でこれを購入。

更にラジオアンテナ端子はピン穴ではなくこんなカプラーの差し込み形状だったので、こちらの変換ケーブルも購入。

という事で、オーディオ本体に先ほど外したライフ&ダンク専用取付金具を取り付けて前準備完了。純正オーディオという事で先ほど外したホンダ車用の化粧枠は不要になるわけですが、それが無いだけでもスッキリ見えるしオーディオフェイスが大きく見えますね。

変換ハーネスとラジオアンテナピンを接続。
これまでのゴチャゴチャしたギボシだらけの変換ハーネスの時と比べたら、もの凄くすっきりした印象。一応今回も靴下で異音防止はしておきました(笑)。
という事で装着完了!
第一印象は、顔がでかい!
そんでもって、凄くスッキリ。
例えが悪いかもしれませんが、人間に例えると「小っちゃくて弱そうなくせにイキったヤンキー」というこれまでの印象から、「マッチョなくせに大人しいクソ真面目人間」に変わったって感じ。

キーを捻った瞬間、今風の表示に強烈な違和感(笑)

こんな洒落た表示をするオーディオをまさか24年経ったこんなタイミングで付ける事になるなんて、正直1ミリも予想してなかったわ・・・

配線等なくスマートにUSBが聴けるってのは本当に良いですね。娘にこの画像を見せたら「兄ちゃんのN-WGNみたい!」と、感動して喜んでました。
完全に録音曲がトーチャン用・・・・
そして昨日は奥様の月一の定期通院のためダンクに乗せて行ったのですが、奥様も「こんな凄いのダンクに付けれたの?!」と驚いていました。
音質は特に良いとか悪いとかはありませんが、外したカロの方がきめ細かく音質調整が出来るので当然音の良さ(特に低音の太さ)という意味ではカロの方が上です。でも、純正ならではの耳に優しい音で中音域がよく聞こえるので、これはこれで良いと思います。それに娘は音に拘りなどないので、この方が聴きやすいかも。
とにかく、当初の予定よりも安価で今風のものが付けられたのでラッキーでした。

そしてメンテ四つ目は、年初めに点かなくなったDレンジバルブの交換です。

ここはサクッと取り外し。

バルブは、色々あってバモスのメータユニット(手前側)が手元にあるので、このユニットのバルブを利用します。

点灯頻度の少ないバルブが良いので、右上のエンジンチエックランプ用を外して使用。

これでバッチリ♪

そして五つ目はフォグランプ。
昨年ヘッドランプで使っているH1白色系フィラメントバルブが切れてしまったので、ネットで同じものを買おうとした際ポン付けできるH1のLEDが発売されているのをたまたま発見し、全くの予定外でそれを付けた事を以前のブログで書きましたが、そのブログで「ヘッドランプだけだと横方向の明るさが少し足りず、そこはフォグを点灯させれば充分補えるのだけど、フィラメント球のため点灯時間が長いと熱でリフレクターが白焼けしてしまうためフォグはなるべく点灯させたくない」という事を書いたら、お友達のsimaumaさんから「この際フォグもLEDにしてみては?」というコメントを頂きました。
実はこれまでフォグのバルブを交換するたびに代替のLEDが出ていないか何度も確認していましたが、ダンクのフォグのバルブはH3aというほとんど見かけない規格のためLEDなど全く売っておらず、しかもベースとなっているH3はそれなりに見かける規格なのでLEDも僅かながら販売はされていましたが、それとてバルブ根元側の寸法がかなり長くダンクの狭いユニットには到底収まらないものばかりでした。なので、頂いたsimaumaさんのコメントに対し「付けたいのは山々なんだけど、実は装着できるものが全く売ってないのよね・・・」と思ってその様な返信をするつもりだったのですが、一応返信前に某サイトで確認してみたら
H3aは無いけど、H3だったらほぼフィラメント球と同じ寸法の物が出てるじゃん!!!!
H1用LEDの時と全く同じ展開でびっくりしました・・・

という事で、先日のH1用LEDの時と全く同じ「完全に予定外!」のメニューではありますが、フォグもLEDにする事にしました。

ダンクのフォグはバンパーを外して行うか、又はタイヤを外してタイヤハウス内から手を突っ込んで行うかの二択になりますが、後者は作業性が悪いため毎回バンパーを外して行なっています。それとて面倒ですけどね・・・・

カバーを外すと、バルブのお尻がすぐそこまで来ているのが分かりますよね。とにかくぎゅうぎゅうなんです。

バルブの台座からお尻側までの寸法がめちゃくちゃ短い。これほど短いLEDは前回バルブ交換した時には販売されていませんでしたが、simaumaさんのおかげで代替品が出ている事を早めに知って買う事ができました。
因みに、台座には差し込みの向きに間違いが起こらない様に四角と半丸の欠ぎが各1箇所あります。この欠ぎの大きさがH3とH3aとでは違うんですよねぇ。

ダンクはH3aですが、残念ながらH3a用は売っていないのでH3用を買って欠ぎの部分を少しだけ削って大きくして装着する事になります。

購入したH3用LED。フィラメント球だと35Wですが、このLEDは20W。昨年ヘッドランプ用として買ったH1のLEDが20Wなので、フォグで20Wだとちと明るすぎるのではと思ったりもしました。

このLEDの謳い文句の一つに、台座の欠ぎを2箇所から4箇所に増やすことで発光面を左右方向と上下方向のどちら向きにでも装着できる、というのがあります。

台座から発光部までの距離がフィラメント球と全く同じというのは最近のLEDでは当たり前になりつつありますね。
そして何よりも嬉しいのが、お尻側の距離がここまで短くなったという点ですね。

今回買った手前のLEDは全て樹脂製という事で見た目はかなり安っぽいですが、これである程度耐久性があるのであれば特に否定する事でもないかな。

画像左は発光面を上下方向にする場合。画像右は発光面を左右方向にする場合の差し込みです。対向車への眩しさや用途を考えたら当然左右方向に照らす方が良いですよね。
で、台座の欠ぎを削る前にちょっとだけ差し込んでみると・・・
あら・・・・・・?!
削らなくても普通に嵌るやん!!!
さすが中華クオリティ・・・・
余計な手間が省けたので、結果オーライです。

この狭い中に収まるLED、しかもレアなH3aに対応できるものが今更用意されるとは夢にも思わなかったわ・・・

装着完了!
白いLEDは日中に写すとなぜかグリーンっぽく写りますね。実際は真っ白です。

夜間だとこんな感じ。

メッチャ明るいです!!!

これがヘッドライトのみ。手前と左右方向が少し不足気味。

フォグも点灯。
かなり明るくなりましたが、これならヘッドライトとフォグの両方が熱で多少光量が落ちたとしても心強いと思いました。

そして、メンテ六つ目は雨漏りによるスペアタイヤ置き場の錆の補修。

そこに収めていたスペアタイヤも錆で真っ赤になったわけですが、雨漏りが完全に直せるまでは倉庫で保管していました。

とりあえずワイヤーブラシでガリガリに太った錆を削り落として掃除機で吸い、タイヤも中性洗剤である程度綺麗にしておきました。

錆びを覆い隠す塗料は我が家の柵でも使用したこれ。

時間が無かったので、錆びはワイヤーブラシとハンマーで叩いてある程度落としましたが、本当は紙やすりでもう少し滑らかにしたかった・・・

本当は、ここは白かアイボリーで塗ろうかと思っていましたが、どうせ見えない場所だし2色ペンキを買うのも勿体ないのでこれで良しとします。
ここは先週塗ったので既に完全に乾燥しているのですが、ペンキの臭いはまだ完全には取りきれていません。
いずれここにスペアタイヤを戻すわけですが、錆のせいでタイヤの押さえ金具を受ける板(ナット付き)が無くなったため、タイヤを車体に固定する事ができません。なので、ホイールと車体との接触部分に薄いクッション材を敷いてズレや異音を防ごうと思っています。

あとは、まだ交換していないエンジンマウント3箇所を交換すれば、ほぼダンクの修理&リフレッシュ化は終わりです。
まぁ終わりとは言っても、この先もちょこちょこ故障はするんでしょうけどね・・・

故障といえば、昨年プラグ交換する時に見つけたオイル漏れも。
微量ですが、寒い時期になるとタイミングベルト側のエンジン側面部の下側からオイルが滲んでくるので昨年末にホンダで確認してもらったのですが、予想ではクランクかカムのシールを疑っているようです。これを調べるにはカバーを外さないといけないので、それだけでかなりの金額になると言う事で、漏れも本当に滲みというレベルの微量だし冬を過ぎるとほぼ止まる感じなので、ここは何とかこのまま乗り切ることにしました。勿論派手に漏れてくれば別ですけどね・・・

という事で、あと2年程度で恐らく引退すると思われる24年選手のダンク君がこの年齢になって急に色気づいてしまい、気が付けば何だかんだで整ってきました。
ご老体ではありますが、走らせれば今でもエンジンはスムーズに気持ちよく回るし、足回りも中古品とはいえダンパーやリヤアクスルを交換したりで若返ったし、異音も消えたので、とにかく走らせると気持ちいいんですよね。
N-WGNのS07Bというエンジンは極低速域から圧倒的なトルクを発生し、回転を上げることなくグイグイ力強く加速をしてくれます。車を走らせるという点においては不満がないどころか感動すらしてしまうほど優秀なエンジンです。しかし、エンジン音・回転フィーリング・爽快感といった人間の五感を刺激するような性能は個人的に印象ではありますがほとんど感じられません。ゴロゴロガラガラした音を賢いCVT制御で回転上昇を抑え、更に高性能なインシュレーターでも抑えこんでいる、そんな印象です。
一方、ダンクのE07ZはDOHCでもなければ可変バルタ機構も持たない、当然ローラーロッカーアームや電動ウエストゲートバルブなんて物も全くの無縁。そんな何の変哲も無いSOHC16バルブエンジンでありながら、アクセルを踏んだ時の気持ちよさ、爽快感というものはちゃんと昔ながらのホンダエンジンの血を引いている、そういう印象なんですよねぇ。S07Bがロングストロークエンジンであるのに対しE07Zはスクエアエンジンと言う、言ってみれば慣性力の違いからくる印象の差は相当大きく、またレスポンスの良いIHI=石川島播磨重工業製のセラミックボールベアリングターボチャージャーのおかげもあって、アクセルを踏んだ瞬間からシュンシュンと軽く回ってくれます。まさに「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」と「POWERED by HONDA」の違いという感じでしょうか。
勿論生まれた時代や目指す性能が違うので優劣をつける事はできませんが、POWERED by HONDAに憧れてDOHC-VTECを乗り継いできた私としては、好みの話しだけで書けばダンクのエンジンの方がダントツで好きですね。でも、縁あって我が家にやってきたN-WGN君だって大切にしていきますよ。

最後に私のアコードワゴンの現状についても。
昨年の4月に車検に出し、6月に車検と全塗装を終えて戻ってきたアコードですが、その後あまり調子がよろしくなくて、そのあたりを時系列で書きますと・・・
◆4月に車検に出し、6月に車検と全塗装を終えて戻ってくる。
◆車検ではリヤエンジンマウントを除いた全5箇所のエンジン&ミッションマウントを交換したが、確かに振動は減ったがとても5箇所も交換したとは思えない改善のレベルだった。
◆更に、やや強めの加速をすると大きなこもり音がする様になり、音の振動もかなり伝わる様になる。通常の軽い加速ではこもり音はしない。
◆ホンダに排気系で何か漏れが起こっていないか確認してもらったが、異常は見られないとの回答。
◆長期間車を不動にさせると調子を崩してしまうのはよくある事なので、2ヶ月間もほぼ不動状態だったうちのアコードも大きく調子を崩してしまったのだろう。毎日走ればまた元に戻ってくるかもと期待する様になる
◆戻ってきてから1か月後の7月にヘッドライトの除湿剤を交換しようとした際、左側ユニットのカバーを外そうとしたらエアクリにつながるL形状の吸気ダクトが邪魔でカバーが外しにくい事に気づく。よ〜く確認したらこの吸気ダクトの根本側がフロア側のダクトにきちんと嵌っていない事が判明(吸気ダクトの根元側が半分潰れて折れてしまっている状態)。
◆きちんと差し込むにはエアクリBOXを完全に取り外さないと手が入らず、その時はそんな時間が無かったためその後オルタネーター交換修理時にホンダで直してもらう事になったが、ホンダによるとダクトの差し込みはこれが正常状態という理解し難い回答を受ける。
◆大きなこもり音がこの吸気ダクトの外れによって起こっているかは微妙に感じ、もしかしたら1箇所のみ未交換だったリヤエンジンマウントが完全にご臨終になったのかもと思い、とりあえずリヤエンジンマウントを交換してから様子見し、ダクトの外れは時間がある時に自分で直せばいいやと思いここは引き下がる。
◆それから2か月後の9月にようやくユーロR用のリヤエンジンマウントに交換。振動は激減したが、強めの加速時のこもり音は相変わらず発生。
◆この頃から、もしかしたら不動だった2ヶ月の間でマフラー内部が腐ってしまってこもり音がする様になったのかなと思う様になり、博打で高額な中古マフラーをいずれ買ってみるか、それかもう諦めるかという気持ちになり始める。
そして・・・

今年の年始休暇最終日に5ヶ月間無交換だったヘッドライト除湿剤を再び交換。ここでようやくエアクリボックスを外して吸気ダクトの差し込み直しを行うことにしました。

エアクリに繋がるL形状の吸気ダクトが画像左の黄色の○印部。
その根元を良く見ると(画像右)、ダクトがちゃんと差し込まれておらず相手雄側の円形ダクトが見えてしまってますよね。

エアクリボックスを外し、そこからL形状のダクトも外してみると、Lダクト根元側の形状が崩れたまま硬くなっていました。
ダクトの差し込みがちゃんとされていなかったのは分かりましたが、これが全塗装を終えた組立時で起こった事なのか、それともそれ以前からホンダによって起こされていた事なのかが正直分かりませんが、かなり硬くなっていたので結構長い期間この状態だったと思われ、そうなると後者の可能性もあり得るかなと思いました。
因みに、このダクトを差し込む相手側の雄ダクトはボディ側の鉄板の穴からセンターがかなりフェンダー寄りにずれていたので、そのせいで差し込みずらいのは確かでした。

形状崩れした分部が外側に開いていたせいでボディの鉄板と干渉してかなり差し込みづらかったのですが、整形しながらちゃんと根元まで差し込む事はできました。

正常に差し込んだおかげで、ヘッドライトカバーとの隙間も正常になりました。
さてさて、その結果はというと・・・
こまり音は全くしなくなりました!!!
吸気ダクトの差し込み不足が一部分とはいえ、結果的に隙間からも吸うんだからそれによってこんな大きなこもり音がする様になるのかなぁと思いつつホンダでこれが正常と言われ、更に私も時間が無いからと言って放置してしまったのがいけなかったのですが、正直マフラーのせいか、それか小さな劣化の積み重ねで原因追及が難しい状況になってしまい、半分は諦めないといけないかもと思っていたので、この結果には涙が出るほど嬉しかったです。
それに、アクセルを強く踏み込まなければこもり音はしないとこれまでブログで書いてきましたが、ダクトを正常に差し込んだあと走ってみると、普通のゆっくりした加速でも断然静かになりましたし、トルク感も気のせいレベルじゃなく確実に上がりました。
いやぁ、吸気って本当に繊細で奥が深いんですね・・・。
エアクリ交換やレゾネーター撤去などもこういった事に大きく関係してくるんだろうなぁと改めて思いました。
さて、今年はアコードの足の異音を消していくメンテが中心になりそうです。ダンクもシートの汚れ染みが出てきたのでアルカリ電解水で綺麗にしておこうかと。
というわけで、ダンクもアコードも確実に整いつつあります。
故障も確実に増えてますけど・・・・
長~~いブログを最後まで読んで下さりありがとうございました。