
先日書きましたが、私のアコゴンはHIDのイグナイターユニットにトラブルを抱えていました。一応点灯はしてくれるものの、一旦消灯してしまうとバーナーが冷めるまで点灯しないという症状のまま乗り続けていましたが、連休あけに注文しておいたイグナイターユニットがホンダに入ったとのことで昨日会社帰りに取りに行き、今日に交換しました。因みに近所のホンダで買うと定価なので、隣の市のホンダに勤める幼馴染に注文して社員価格で売ってもらいました。高い品物だけにホント助かります…。

ただ、バンパー外すのがやっぱり面倒なんですよね~。クリップの数は多いし、錆びたネジは固いわ、最後の取り付けも一人で行うとアンダーカバーとの嵌め込みが意外と面倒。アコードはエンジンルーム底をきっちり全面アンダーカバーで覆っているので仕方がないんですけどね。
その点、ダンクは物凄く簡単です…。

前回同様、まずはコントロールユニットを外します。

そしてバーナーも。
イグナイターにトラブルを抱えながらも、このKOITO製バーナーは負けずに点灯してくれました。激安品は消灯してしまうとバーナーをイグナイターから一度抜いてセットし直さない限り二度と点灯することはありませんでしたが、さすがはKOITO製。冷めたらちゃんと点灯するんです。
今回の不点灯はソケット部の熱膨張によって接点不良が起こっている気がするのですが、とにかくソケットへのバーナーの抜き差しにおいてもクリアランスがドンピシャなKOITO製に対し、激安品はそれほど回すのにきつく感じなかったんですよね。しかも先日外したSuper Visionはソケット(台座部)が熱変形していました。このあたりのクオリティも違うんでしょうね…。
それに、なんと言っても純正用のバーナーは明るいのなんの!黄色いけど明るさは抜群です。

問題のイグナイターユニットを外します。シールド線はプライヤー等で引っこ抜きます。

なぜかハイビームも外します…。

更にはライトユニットとバンパーを固定する金具までも…
赤い丸印のボルト1本で固定されています
これで全てバラしたことになります。

新しいイグナイターユニットとの比較。左が激安品によって溶けたもので右が新品。ソケット部の溶け具合がよく分かります。
私のバーナーの嵌め方が悪かったのなら文句も言えませんが、きちんとカチッと嵌め込んだ事は間違いないので、私が買った激安品は相当ソケット部の寸法公差が甘かったのか、導通金具が悪かったと思われます。怖いですね…。
さて新しいイグナイターをヘッドライトユニットに装着するわけですが
今回は

この方から

この様なものをいただいておりまして
つまり
頂いたこのライトユニットに取り付けます!!
え? 浪花のアニキって誰かって??
浪花のアニキといえば、
アンリミさんですよ!
この春、アコードを降りられたアンリミさんですが、またしても突然のメールで声をかけてくださいまして、クリアの剥げていない綺麗なこのユニットをいただけることになりました。
因みにこのライトユニットは私のスポーツパッケージ用とは異なり、ライトベゼル部分がメッキとなります。ワゴンの24TスポーツパッケージはユーロRと同じブラックベゼルなのでそこがまた気に入っていたのすが、CMアコードの場合は限りなくその違いが小さく、言われなければ気がつかないほどです。クリアを剥いでいる私のユニットは傷が付き易く日ごろのメンテが少々面倒でした。よって、綺麗なこのユニットを有難くいただくことにしたのでした。
これまでのスポーツパッケージ用は再度綺麗にして、今度はクリア塗装にチャレンジしてみようかと…
アンリミさん、ありがとうございました!
私の車はかなり混血状態?!(汗)。

新しいイグナイターユニットを取り付け、コントロールユニットも取り付け、あとはバーナーの取り付けですが

今回はアコード純正用と同じOSRAM社製にしてみました。
色温度は私の中ではベストバランスの5500K♪

さすがOSRAM製だけに造りはしっかりしています。それとこのバーナーを持って気が付いたのですが、結構重たいです。というか、純正のOSRAMも重たかったんですよね。
台座の造りの違いなのか、内部の導通部分の作りが違うのか…。

ってことで、キラキラな目を嵌め込んだからにはやっぱり洗車です。
お目々もピカピカ♪
メッキ部分が増えたため、スポーツパッケージ独特の睨みつけるような鋭い目つきは薄まりましたが、綺麗なレンズカバーはやっぱりいいですね。
色合いは超大満足!
先ほど町内を走ってみましたが、これまでのSuper Vision 5500Kと比べても格段に白く感じます。心配していた紫っぽさや緑っぽさ、妙な青さなどは一切なし。どちらかというと深い紺色が僅かに混じった白とでも言いましょうか、以前少しだけ付けていたSuper Vision 6000Kの“いかにも的な青さ”とは随分と違う、深く澄んだような青みを感じる綺麗な白だと思いました。

肝心の明るさですが、これがびっくりするほど明るいんです。結構明るいほうだと思っていたSuper Vision 5500Kと比べても断然明るいのですが、純正品であるKOITO製と比べても大きく劣っているという感じはしませんでした。
何よりもびっくりしたのがプロジェクター式特有のズバッと切れた光りの境目が圧倒的でして、以前少しだけ話題にした“プロジェクター式の場合、光のピントが重要”という事をすぐに思い出したほどです。非常に光りがシャープに照らされ、この点はKOITO製以上でアコード純正用のOSRAM製と同等に感じます。
またSuper Vision 5500Kよりも明らかに遠くまで照らしており、光りのピントがドンピシャ合っていると感じます。

参考までに、これまで装着したバーナーを画像のように台座面を基準に逆さまにし、発光部の位置を見てみました。
Super Visionが少しだけ位置がずれているように見えますが、あとは大きな差はないように思えます。でも装着した時の照射カットラインのシャープさはOSRAMの2種がダントツでした。次いでKOITO。Super Visionは少しだけピンボケぎみで激安品はピント云々以前に暗すぎでした。
バーナーって奥が深いですね~。
ということで、CMアコードが純正品としてOSRAMを採用しているからと思って今回OSRAM製5500Kを買ってみたわけですが、私的には色あい、明るさともに大当たりでした。今思えば、もっと早く買っておけばよかったと思いましたが、まぁ遠回りはしましたけど理想のバーナーに辿り着いて良かったと思っています。
ただ、白くなったぶん、雨の日は純正より劣るのは覚悟していますけどね。
さて、明日は高知へ出張です。
機械撤去なので1泊で帰ってきますが、長距離なのでまた肩こりが起きそうです…(汗)。
Posted at 2011/05/15 23:33:07 | |
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