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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2012年12月16日 イイね!

フラッシングその後(2)

今日の山口は多少温かい一日でした。また翌休日あたりから寒気が下がってくるようですが、先週スタッドレスに交換しているので安心です。






訳あって今日は夕方まで外へ出れなかったのですが、夕方前にあまりにも汚れていたダンクを洗車しました。アコードを洗車する時間はとてもなく、恐らく年末休暇に入ってから洗車することになりそうです。







そのアコードですが、ポジション球が切れていたので交換しました。いつもレイブリッグのプラチナホワイトを付けているのですが、今回はあえて純正バルブに。近々LEDにしてみようと思っていて、もともと付いていた純正バルブも余りまくっているので繋ぎとして装着しておきました。







ただ、いくらなんでも茶色すぎ・・・。

一応クリプトン球ですが、白色系に目が慣れているので怖いほど茶色く見えます。











さて、先日の木曜日にアコゴンのドライブシャフトブーツを交換してもらうため入院させていましたが、その時の代車は行きつけのホンダディーラーの工場長の愛車であるCP3型インスパイアでした。彼が私と同じ町内に住む幼馴染ということもあって、代車の手配ができない場合はよく彼の車を貸してくれるのですが、なんせ幅はあるわ長いわで、我が家の路地に入ると取り回しが大変・・・。しかも大排気量のV6ということで、アコゴンが戻ってきた時の印象が色々な面でガッカリすることも多々(笑)。


以前もこのインスパの印象は書いていますが、先代のV6-3000ccエンジンと比べるとやや勇ましい印象を受けます。確かに加速はバカッ速なんですが、先代ほどシルキーじゃない。排気系の音からその勇ましさを感じるのですが、やはりアメリカ育ちの車だからでしょうか。でも、クルージング中に6気筒-4気筒-3気筒の切換を行なっているにしては素晴らしく滑らかで、僅かにこもったような音に変わることでしかその切り替えが分からないのは素晴らしい技術だと思いました。

ちょっと驚いたのが、このインスパイアも暖機運転中に息つきのような小さな振動を発していました。現在私のアコで発生している振動とそっくりです。これって異常な状態じゃないってことなのかな・・・。








で、ドライブシャフトブーツの交換から戻ってきたアコゴンですが、実はそのついでにATFの交換もしてもらいました。今年の4月の車検時に交換してもらってまだ1万Kmしか走っていないのですが、色々問題が出てきたので交換することに・・・。

で、この件を含めまして、先月行なったフラッシングのその後の検証で私なりに色々思うものがありますので、少々ダラダラ書いておりますが興味のある方や同じ悩みを抱えておられる方はお付き合い願えればと思います。






私の車は現在14万Kmを越えていまして、昨年あたりからそれなりのアイドリング微振動も増えてきたこともあって今年4月の車検ではエンジンとミッションのマウントを全て交換したり、エンジン内部の洗浄をしてくれるPEAエンジンコンディショナーを投入したりして、微振動や吹け上がりの軽さがかなり改善されてきました。しかし、その一方で暖機運転中にトンと息つきっぽい不定期に起こる妙な振動が車検を境に発生し始めました。冒頭で書いたあの息つき振動です。プラグ交換やダイレクトイグニッションを交換したりしましたが、良くなったようでまた再発したり、そのうちまた微振動が少しずつ増えてきてどうも完全には直らない状態が続いていました。







そこで、少しエンジンにはきついけど先月11月にフラッシングを行ないました。このフラッシングオイルは無闇にメタルの保護成分を剥ぎ取るタイプのものではなく、また成分が残ってもエンジンオイルで二度洗いする必要もないと謳われていました。

その後の印象としては、エンジンの回転感は相当軽くなり微振動もそこそこ取れたのですが、息つき振動は寒くなってきたからか数日間は良かったけどやはり再発。それどころか11月中旬から更に寒くなったためか、より頻度が増してきました。
そして、確かにエンジンは非常に軽く回るようにはなったもののエンジンが温まってくるとすぐにエンジンの音質がゴロゴロした感じになり、また音量も最初はやたら静かだけどすぐに大きくなるので、やはりサラサラのフラッシングオイルは可能な限り抜ききるべきと判断し、僅か1000Kmしか走っていないオイルでしたがもう一度交換しました。








その時入れたのがカストロールの100%化学合成オイル"EDGE(エッジ)"。

これが良かったのかは分かりませんが、音質は相当改善され、またこれまでザラッとした軽い吹け上がりだったものが、完全ではありませんがしっとりとした滑らかさに変わってきました。またここ最近はエンジン音量もグッと減り、もしかしたらメタルの皮膜がゆっくり形成されているのかもしれません。

もう一つ、これは私の先入観もあって逆に驚いたことですが、100%化学合成オイルと聞くと高熱による粘膜保護変化が少ないなど熱ダレに強い印象がありますが、実はこの時期寒い朝の走りが素晴らしいことに驚きました。暖機運転は最低でも2~3分程度はして走らせていますが、その時のエンジンの滑らかさは純正オイルでは得られなかったものでこれに一番驚きました。よく考えたら低い温度でも粘度が低く保たれるのが100%化学合成オイルのメリットでもあったんですよね。





そんなメンテを行って約一ヶ月たったここ最近、随分と寒くなってきましたが、クランキングの回数も以前の5~7回程度だったものがほぼ3~4回程度で確実にかかるようになり、その時の音も以前よりも軽快に。フラッシングのおかげなのか100%化学合成オイルのおかげなのかは分かりませんが、相変わらず非常にエンジンが軽く回ることを考えると、低温での粘度の低さや攪拌抵抗の低さが色々な面でプラスに作用しているのかなぁと感じています。この先純正オイルに交換してみてどうなるかがまた一つの判断材料になるので、その時にまた検証レポしてみたいと思います。




さて、私が追及し続けていた「暖機運転中の不定期な息つき振動の改善」ですが、こちらはカストロールEDGEに交換しても改善されませんでした。全般的な微振動は少しずつ取れてきたことを考えると、息つき振動は別の原因があるといえます。

実はフラッシング施工をした頃、私はもう一つこの振動源で疑っていたものがありました。

それがATF。








この話はこれまで何度か書いていることですが、私のアコゴンにはホンダディーラーが扱うホンダ車専用のカストロール社製ATFが入っています。特に入れて欲しいと頼んだわけではないのになぜかそれが入っていたのですが、私はCL&CM型アコードのオートマチックトランスミッションとカストロール社製ATFとの相性があまり良くないのでは?と思っていました。それは


1)シフトアップ時の引き込み感やショックの大きさは明らかに純正ATFの方が少ない

2)ここ最近の寒さからか、一定速で走っているときにアクセルを軽く抜くと、「ゴクン」という妙なエンブレショックを起こしたり、またそのままゆっくり減速していくと、やはり大き目のショックを起こして妙なシフトダウンを行なうことがあるなど、普通の走りにおいてスームズに走れない。

3)ATFは走行していなくてもオイル循環しているので、問題視しているこの息つき振動やアイドリング微振動に無関係とはいえない

4)その息つき振動は、ATF交換した車検直後から発生している

5)このATFはホンダ車専用であるが、純正ATFと違ってCVT兼用オイルになっている


といった感じでしょうか。



そしてもう一つ。
私が以前乗っていたCF4トルネオでもディーラーでカストロール社製ATFを入れられたことがありまして、追い越し等でキックダウンさせた時に一発でシフトダウンせず“ウォンウォンウォーーン!”という激しい段付き変速をするようになったんです。これは相性が悪いなんてレベルではなく完全に異常現象で、タービンライナーやステーターが変形してしまうのではと心配になり純正ATFに戻したことがありました。もちろんその後は問題なし。この症状は以前同じCF4アコードに乗られていた方でも発生していました。
ディーラーで扱うカストロール社のATFはホンダ車にあわせた性能を持っているとみん友さんから教えていただいた事があるのですが、トルネオでの出来事は事実でして、このような異常というレベルではないにしても多少マッチングの悪い車があったとしてもそれは不思議ではないと思っていました。


そういう訳で、走行中の変速ショックがいくらなんでも酷い状態になってきた事や、息つき振動とは一見無関係に思えるけどひょっとしたら直るかも・・という淡い期待をこめて僅か1万Kmしか走っていないカストロールATFから純正ATFに戻してみました。その結果は


1)変速ショック激減

2)走行中に感じていた妙な変速やショックは全ての面で改善

3)シフトノブから伝わる振動はアイドリングでも走行中でも大幅減。

4)走行中の全体的な微振動も減少(ただしタイヤがスタッドレスなので判断が難しいとこがあるが)

5)低回転域でのこもり音も減少

6)暖機中の息つき振動は改善されず


という感じ。残念ながら息つき振動は私の推測が外れて改善されませんでしたが、変速ショックはまた以前のように滑らかで自然なものになり満足しています。そしてATFが微振動に大きく関係していることも今回よくわかり、これまでずっと行ってきたメンテを含めて一つ一つの要素が微振動というものに関係しているんだなぁと改めて感じた次第です。

因みに息つき振動改善は一旦保留です。ちょっと根が深そうだし、ひょっとしたらECUの問題かもしれない。お金があれば次から次へと部品を交換していけますが当然そんなことは無理。それに暖機中だけでしかも大きな振動でもなんでもないので(インスパも発していたので若干安心したというのもあるが・・・)、とりあえずこの先の様子を見て判断していくことにしました。





さて、息つき振動は別にして、微振動改善がかなりのとこまできていながらこれで満足しないのが振動に神経質な私(笑)。

そこで最後の悪あがきをしようと思っています(笑)。我が家のメンテ貯金の関係もあるので今すぐには無理ですが、タイヤをノーマルに戻す春先になってからのメニューとしてサブフレームのゴムマウントを交換してみようかと・・・。これは先日もりもりさんとオフった時に出た話しで、せっかくエンジン&ミッションマウントを交換したのにサブフレームのマウントを交換しなかったのは正直うかつでした。ついでに行ってもらえただけにもったいない・・・。

そういうわけで、これまで続けてきた微振動改善作戦も春で一旦終了予定です。春になったら夏タイヤに戻し、simaumaさんから頂いたタワーバーを装着し、そしてサブフレームマウントを交換。その時のフィーリングが今からとても楽しみです!
Posted at 2012/12/16 22:12:31 | コメント(13) | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記

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