
これまで続けて書いてきたインプレッションですが、とりあえず今回で最終回にしたいと思います。今回は「ワインディング編」! 堂々と書くには気が引ける内容ですが、どうも根が走り好きなもんで番外編ということで…(⌒_⌒;
で、その走りですが、印象的なのが足の棚の深さ。スポーツサスとはいえ、良い意味で足がよく動きます。つまり足を固めた車のコーナーリングと違い、荷重をしっかりかけてのグリップを稼いでいるのが分かります。
フロントの安定感はもちろんですが、特にリヤの接地感は素晴らしいものがあり、これはマルチリンクと言っても構わない5リンクダブルウィッシュボーンサスのセッティングが相当決まっているのだと思います。
1.5トンオーバーという重量のせいか、タイトコーナーはあまり楽しいと思える車ではありませんが、中速コーナーが連なるワインディングなどは得意なシーンと言ってよいと思います。ヒヤッとする様なうねりをかなりのスピードで跨いでも、しなやかにクリアしてしまったのにはニンマリ!(内心ビビリぎみ…)。スピードレンジの高いコーナーにおいては、冗談抜きで下手なスポーツセダンを上回るコーナーリング性能を持っているかもしれません。大きな入力に対してアライメント変化が非常に少ないのが、4輪を通してとてもよく伝わってきます。
CF4に比べて格段に良くなっているのが電動パワステです。中立付近がどうも曖昧で路面インフォメーションも感じにくかったCF4に対し、CM2はステアリングを通して精度の高い回転感と接地感がすぐに伝わってきます。
CM2になってからはまずめったにワインディングなど走りませんが、素晴らしいシャーシ、サスペンション、ハンドリングを持っているんだという確信が欲しくなる時があるんですよね。そんな欲求に対してCM2は、そのたたずまいに実に不似合いな走りで応えてくれます。
けっこう羊の皮を被った狼です…(汗)
Posted at 2006/02/24 23:21:06 | |
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