
今日の山口の天気は風が少し吹くもののポカポカ陽気でした。先週一週間雨が多かったので、当然ながら今日は洗車に行ってきました。

天気が良いから洗車場はごった返していると思いきや、意外と洗車場は空いていました。
GWには一度粘土かけて水垢落としをしようかな。

さて、先週またしてもバーナー交換をしましたが、
そのブログで書いた通り撃沈しました。点灯色は純白でこれまで買った中では一番気に入っていたのですが、なんたって暗かった…。以前装着していたSUPER VISIONの6000Kが蒼白だったのに対 し、今回のものは本当に純白。なのにSUPER VISIONよりも暗いということは、これはSUPER VISIONよりも光量が少ないということです。さすがに暗すぎてこれは本当に恐かった…。狭い道だと対向車とすれ違うたびにそのライトの明るさに負けて、自分の目の前の視界が逆光となってほとんど見えないほど。普通のハロゲン車と並走しても自分の照らすライトがまるで幽霊のように透けて消えてしまっているのがよくわかります。
ということで
、またまた今日バーナーの交換をすることに。
じゃぁどのバーナーに戻すかというと、SUPER VISIONの 6000K。

このバーナーですが、購入当初装着した時は助手席側が明るくて運転席側が暗いという、いかにも中華製品らしい性能のばらつきがありました。で、今回は明るい方を運転席側にし暗い方を助手席側に。このほうが明るく感じるんです。
まずは運転席側から交換。

助手席側がこれまで付けていたものですが、
さすが950円…。
暗いと思っていたSUPER VISIONの6000Kと比べてもこれだけ暗いんですから、そりゃ見えないわけです…。
さて、今度は助手席側を交換するためにバーナーをユニットから抜き、イグナイターからバーナー本体を外そうと回転させようとしても全然動かない…。あまりにも硬いので嫌な予感がしました。
悪いことに、洗車の帰りに立体駐車場(自走ループ式)で交換作業を行ったのでプライヤーなんかも持っていない。ひたすら手に力を入れて回す以外ありませんでした。
軍手をはめ慎重に捻ったり押しり引いたりで格闘10分。とうとうバーナーを廃品にするつもりで握り方を変え、更に何度かトライ。
ミシッ…という音がしてようやく外れました。
衝撃的な画像…(O.O;)。
「さすが激安品」などと感心してる場合じゃない状況です。

悪い事に内部までも溶けていました。
心配になったのは当然これを差し込んでいるイグナイターのソケットです。嫌な予感が的中しました。交換しようとしていたバーナーを差し込むも奥まで入らないので当然回りもしない。たまたま持っていた精密マイナスドライバーでソケットの溶けた部分を削り落とし、なんとか元の形状に戻してバーナーをセットすることができました。しかしこの状態で本当に大丈夫なのか今後何度か確認しないと不安です。面倒だけどいっときは毎週確認していくつもりです。もちろん場合によってはイグナイター交換(定価12500円)するかもしれません。
しかし、今回このバーナーの交換をしていなかったらと思うとゾッとします。今思えば、先週一度だけ助手席側が着火しなかったんです。そもそもが暗いバーナーなので気付かずに15分程度走っていて信号待ちの時に前の車の反射を見て気付きました。一度ライトオフしてすぐに再点灯すると着火しました。この時すぐに確認すればよかったのですが、キセノンの濃度が濃いと着火しないことがあるので(トルネオの純正で数回あった)、そのせいかと思っていたのですが、なるほど、この時すでに危険な状態だったんですね。

両側ともSUPER VISION 6000K。
運転席側に明るいバーナーをもってきたので、恐らく多少は見やすくなったと思います。

見た目以上に痛かった右手人差し指。ズル剥けです…。
ところで、先日のブログで宇宙規格さんからの激安バーナーの品質のばらつきについて、そしてkeiさんからプロジェクター式の「焦点」というものについてコメントをいただきました。
確かに激安品に交換してからは製品の性能にばらつきがあることを思い知らされました。安物買いの銭失いとはまさにこのことで、明るさと色のバランスに拘りを持つ自分は、激安品では最後までケチをつけてしまう気がします。ま、それ以前に今回の様なトラブルが一番怖いんですけどね。
ただ、色味については値段の問題ではないので、それなりに高いバーナーを買う場合はよ~くリサーチして好みの色なのかどうかを知って買わないといけないでしょうね。
もう一つ、keiさんが仰った「焦点」について。これは非常に私も気になっています。

アコードはプロジェクター式ですが、凸レンズに光を通すためマルチリフレクターとは光の進み方が異なってきます。
最も問題になるがkeiさんが仰った「焦点」だと思うんです。つまり光のピンボケ。マルチリフレクターでは起こらない現象です。
このピンボケが起こる原因はバーナーの発光部分が純正の位置から変わってしまう場合です。凸レンズなので恐らくバーナーがレンズ表面から遠ざかるとピンボケが激しくなり、逆に近くなると凝縮されると思われます(もしかしたら違うかも…)。

これまで数種類のバーナーを交換してきましたが、壁に照らして光軸調整を行なう私はよく思っていたことがあります。プロジェクター特有であるスパッとした光のカットラインがぼやけたものがあったんですね。これは以前のブログでも書いています。なんとなく不思議だったのですが、プロジェクター式に焦点という問題がある事に気が付いて、なるほど思ったんです。
そこでこの件をググって調べると、色々と実験されてる方がおられました。わずか1mm奥行が変わるだけでカットラインがぼやけたり妙なグレア光が出たりで、まさに激安品の点灯状態にそっくり…。恐らく光度そのものにばらつきがあるのは間違いないとして、カットラインがはっきりしなかったりカットラインよりも上に妙な光がある場合は、バーナー台座から発光部までの高さが僅かに異なっていて「焦点」があっていないのかもしれません。もちろん私の推測ですが…。
前回のHIDネタの中でアップした比較写真です。

アコード用純正のOSRAMはきちんとカットラインが出ています。それに対し、純正として多く使われるKOITOはイマイチです。明るさもイマイチ。
これって、台座からの距離が微妙に変わったってことでしょうか。もしかしてアコードがOSRAMを使用しているのは、この距離がドンピシャ合ってるから?!噂によるとアコード用プロジェクターは数あるプロジェクター式ヘッドライトの中でもピカイチの明るさらしいんです。たまたまアコードのプロジェクターとOSRAMの相性が良かったのか、それともOSRAMでプロジェクターを設計したのか…。
そこで次の投入兵器です。
OSRAMとの相性がいいとなれば、当然ですがこれの高ケルビンを探しますよね。

ありましたよ、オスラムの5500Kが。ケルビン数も私好み。あとは色ですが、なんとなく赤味があるんじゃないかと予想…。
なぜかというと、発光部に赤い色があるから。以前GE製(ジェネラルエレクトリック社)の5500Kを買った時もここが赤くて、照射色も赤味がありました。

もう一つはこれ。結構気になってます。
二輪業界じゃ有名らしいのですが私は全く知らなかった「SOLAM」という会社。なんかOSRAM(オスラム)とSOLAM(ソーラム)で似てますね(汗)。
5500Kで3100ルーメンを達成しているバーナーです。色はどうなんでしょ…。なんか紫っぽい気がしないでもないのですが…。
それになんといっても値段が高いわ…。
2万円オーバーらしく、なのに色が気に入らなかったらどうしましょ…
4nzigenさんが買われたBOSHの6000Kはそれほど暗くないようですので、これもアリなのかなぁと思ったり…。
そういえば、ケルビン数を上げると紫外線が多くなってしまうのはご存知でしょうか。つまり社外品の高ケルビンにした時点でライト樹脂や背面のリフレクターが紫外線焼け(黒く焼けずに白くなるらしい)を起こしやすい。しかも紫外線というだけあって、青を通り越して紫に近づくほど大量の紫外線が出る…。発光色が紫がかったバーナーはUV値がかなり多いと思われます。恐いですね…。